【元IT企業社長厳選】未経験者におすすめの転職支援付きプログラミングスクール4選【エンジニア転職】

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年収アップしたい」、「手に職をつけたい」、「企業から必要とされる人材になりたい」と考える人は多いのではないでしょうか。

そんな思いを持った方におすすめな方法の一つが、「プログラミングスキルをつけて、エンジニアとして転職すること」です。

筆者は年商80億円のIT企業の社長として様々な会社やエンジニアと向き合ってきました。

その中で、日本はもとより、世界的にエンジニアが不足している、需要が高まっているということを実感しました。

2022年2月のニュースでは、「米国IT大手のアマゾンが、従業員の基本給上限を年35万ドル(約4,000万円)に引き上げた」ことも話題になりました。

プログラミングは原則全て「アルファベット」と「記号」で行われるため、日本だけでなく世界で通用するのも非常に魅力的です。

今回は、未経験者がエンジニアとして転職するのに使える転職支援つきプログラミングスクールについて解説していきたいと思います。

ちなみに、少しでもエンジニア経験などがある場合は、転職エージェントや転職サイトを利用するのも良いでしょう。

エンジニア転職でおすすめの転職エージェント・サイトもこちらで紹介しています。

転職支援つきプログラミングスクール・プログラミング完全未経験者向け
転職エージェント・プログラミング経験者向け

・プログラミングを少しかじったことある人向け

目次

未経験者におすすめの転職支援つきプログラミングスクール

早速ですが、未経験者におすすめの転職支援つきプログラミングスクールをおすすめ順に紹介していきたいと思います。

ちまたには、山ほどプログラミングスクールなるものが存在していますが、ここでは、業界大手で安心して利用できるスクールだけ紹介していきます。

TechAcademy(テックアカデミー)

特徴

・講師は、選考を通過した現役エンジニアのみ

・転職支援のみならず副業紹介なども実施してくれる

料金99,900円(税込)~

※12週間Liteプラン(メンタリングなし)の場合

学習期間最短12週間
プログラミング言語JavaScript、Ruby、PHP、Java、Python、Swift、Kotlin、Unity、Scala
オンライン対応

TechAcademy公式へ

TechAcademyも、業界大手で、講師の質にトコトンこだわったプログラミングスクールです。

転職支援のみならず副業紹介なども行ってくれるところも特徴の一つです。

DMM WEBCAMP(DMMウェブキャンプ)

特徴

・大手企業グループであるDMMが運営している安心感

・内定が出なかった場合全額返金

料金

条件を満たすことで支払った教育訓練経費の最大70%が教育訓練給付金として支給

給付金適用で340,800円(税込)~

学習期間最短3か月
プログラミング言語Ruby
オンライン対応

DMM WEBキャンプ公式へ

DMMウェブキャンプは、DMMグループが運営するプログラミングスクールです。

内定が出なかった場合全額返金という転職保証サービスを設けているところが特徴です。

侍エンジニア

特徴

・学べるプログラミング言語が多い

・専属マンツーマン指導

料金165,000円(税込)~

※一般・4週間プラン一括払いの場合

学習期間最短4週間
プログラミング言語Python、Ruby、React.js、PHP、Node.js、Java、Swift、Kotlin
オンライン対応

侍エンジニア公式へ

侍エンジニアは、専属マンツーマン指導がウリのプログラミングスクールです。

学べるプログラミング言語が多いのも特徴の一つです。

TechCamp(テックキャンプ)

特徴

・受講者数60,000名以上、転職成功人数3,200名以上と業界最大手の安心感

・2つの返金保証あり(14日以内全額返金・内定が出なかった場合全額返金)

料金最大70%の受講料給付を受けることができる(厚生労働省 専門実践教育訓練給付制度)

給付金適用で197,340円(税込)~

学習期間最短10週間
プログラミング言語JavaScript、Ruby
オンライン対応

TechCamp公式へ

TechCampは、業界最大手で、知る人ぞ知る転職支援付きプログラミングスクールです。

カリキュラムをしっかりとこなしきることができれば、内定がほぼ確約(内定がでなかった場合、全額返金)となっているため、転職を前提にしている人にとっては非常におすすめのプログラミングスクールです。

転職支援付きプログラミングスクールを選ぶときのポイント

一言にプログラミングスクールと言っても、プログラミングスクールで学べるエンジニアとしてのスキルは多種多様です。

しかし、プログラミングスクールでは、それぞれのスクールで学べるプログラミング言語が限られています。

ですので、自分がエンジニアとしてやりたいことに即したプログラミング言語が学べるスクールをまずは選ぶ必要があります。

また、費用面もプログラミングスクールを選ぶ際には非常に重要になってきます。

さらに、通う時間などを省けて効率よく学べるため、オンラインで学べるプログラミングスクールであるかどうかも重要なポイントになってきます。

プログラミング言語

まず、最も重要となるプログラミング言語です。

代表的なプログラミング言語について、特徴などを以下の表にまとめました。

 おすすめ度特色エンジニア種類
JavaScript WEBサイト制作やゲーム、アプリに利用

汎用性高い

WEBエンジニア

ゲームエンジニア

アプリエンジニア

Python AI(機械学習やデータ分析)に利用システムエンジニア

アプリエンジニア

Java  システムやAndoridアプリなどで利用

汎用性高い

WEBエンジニア

アプリエンジニア

システムエンジニア

PHP   WEBアプリケーションWEBエンジニア

システムエンジニア

Ruby   WEBアプリケーションWEBエンジニア

システムエンジニア

ちなみに、おすすめ度は、汎用性が高く企業からの需要が高い言語を高く設定しています。

ここに挙げている5つの言語はどれも汎用性が高いものですが、特にJavaScriptやJavaは汎用性が高い言語になります。

また、PythonはAIを扱う場合には必須の言語になり、需要は今後も高まっていくと思われることからおすすめ度を★5とさせていただきました。

費用

プログラミングスクールは、高いところだと50万円ほどになってしまうところもあります。

一方で、一定の条件を満たせば、受講生は無料というプログラミングスクールもあります。

自分のお財布事情に合わせてできる限り安いところを選ぶにこしたことはありません

オンライン

今回紹介したプログラミングスクールは全てオンライン対応です。

ちまたのプログラミングスクールの中にはオンライン対応していないようなものもあります。

プログラミングスクールを利用する人の大半が普段仕事をしている方などが多いと思います。

学習時間の効率が良いオンライン対応のところを選ぶのが良いでしょう。

ただし、オンラインだとサボりがちという方は、あえて通学コースを選択するのも良いでしょう。

エンジニア転職におすすめのエージェント・サイト

エンジニアとしての経験が少しばかりある方、プログラミングをかじったことある方(プログラムを学校で学んだことある方)も多いかもしれません。

そんな方は、転職支援付きのプログラミングスクールではなく、エージェントやサイトを利用するのも良いでしょう。

エージェントやサイトを利用してエンジニアとして転職さえできれば、プログラムを学びなおす時間も省けますし、すぐに給料をもらって教えてもらいながら働くこともできます。

エンジニア転職のエージェントやサイトもちまたに山ほど存在しています。

しかし、うさんくさいものも沢山ありますし、ネットで検索してもステマのような記事が散見されます。

以下で紹介するエージェントやサイトはどれも業界大手かつ信頼できる企業が運営しているものばかりです。

私も採用者側としてこれらのエージェントやサイトはどれもよく使っていましたので、自信をもってオススメできます。

マイナビIT Agent

特徴

・採用業界最大手のマイナビが運営するエンジニア特化エージェント

・求人数などが多いため、とりあえず抑えておきたいエージェント・サイト

マイナビIT AGENTはとりあえず、業界最大手のマイナビが運営するエンジニア特化エージェントです。

マイナビIT AGENTの求人数は、非公開求人も含めて非常に多く取り揃えてあり、広く転職先をあたるために登録必須のエージェント・サイトといえます。

Green(グリーン)

特徴

・東証一部上場アトラエが運営するIT業界特化型の求人サイト

・気軽に企業の担当者と求職者がマッチングできるような仕組みが特徴

Greenは東証一部上場企業アトラエが運営するIT業界特化型の求人サイトです。

気軽に企業の採用担当者と求職者がマッチングできるような仕組みが採用されている点が特徴です。

多くのエンジニアや企業に利用されているため、非常におすすめです。

Green公式へ

ワークポート(WORKPORT)

特徴

・IT業界の転職に強いエージェントとして実績がある

・年収500万~700万円程度のミドル層の転職に強み

ワークポートは、IT業界に特に強いエージェントとして有名です。

エンジニア採用では、筆者自信もワークポートをかなり利用しており、企業側としても安心して利用していました。

ワークポート公式へ

ビズリーチ(BIZREACH)

特徴

・年収1,000万円以上のハイクラス層の転職に強いサイト

・多くの企業で利用されており、エージェントも多く見ているポータルサイト

ビズリーチは、言わずとしれたハイクラス層特化の転職サイトです。

ハイクラスのエンジニアの転職にはよく利用されており、数多くのエージェントもビズリーチは常にチェックしています。

特に、CTOやマネージメント層のエンジニアとして転職を目指している方には利用価値の高い転職サイトと言えます。

ビズリーチに登録しておけば、ヘッドハンターから連絡がくることなども多いと思います。

ビズリーチ公式へ

type(タイプ)

特徴

・東証一部上場キャリアデザインセンターが運営する検索型エンジニア転職サイト

・志向、言語など様々な軸から検索することができるのが特徴

typeは、エンジニア特化型検索転職サイトが特徴です。

エンジニアの志向軸や得意な言語軸などから求人情報を検索することができるなど、エンジニア目線で作られた転職サイトとして好評です。

type公式へ

doda by persol(デューダ バイ パーソル)

特徴

・業界大手dodaのITエンジニア転職特化のサイト・エージェント

・職種、言語、フレームワークなど様々な軸から検索することができるのが特徴

dodaは、ITエンジニア特化型検索転職サイト・エージェントです。

業界大手のdodaが運営しており、求人数や手厚いエージェントなどが特徴です。

doda公式へ

よくあるエンジニア転職理由

さて、ここからはエンジニア以外の業界からエンジニアに転職したいと考えている方のよくある理由について説明していきたいと思います。

皆さんも以下のようなことを考えているのであればエンジニア転職を目指してみると良いかもしれません。

スキルアップ・キャリアアップ

スキルアップ・キャリアアップのためにエンジニア転職がしたいという方が多いです。

エンジニアとしてのスキルがあれば、そのスキルを武器に、産休・育休後でもすぐに仕事に就くことができます。

また、エンジニアはどの企業でも足りていないのが実情です。

キャリアとしてもエンジニア経験があることで、多くの企業から引く手あまたとなることは間違いありません。

給料(年収)を上げたい

エンジニアは給料も一般的な職種の給料よりも高い傾向があります。

そのため、給料を上げたいという人で、エンジニア転職を目指す方も多くいます

総務省統計局が発表する「令和2年度産業別月間現金給与額」によると、エンジニアの多くが属する情報通信業の年収は男女ともに全体平均より大幅に高いことがわかります。

男性では、全体平均年収が約440万円なのに対して、情報通信業の平均年収が約520万円となっています。

女性では、全体平均年収が約320万円なのに対して、情報通信業の平均年収が約400万円となっています。

勤務条件の改善(ホワイト企業に行きたい、在宅ワークにしたい)

エンジニアは一昔前は、納期に追われるためブラックな働き方を強いられる傾向がありました。

特に、企業から外注してシステムを作るようなシステム業者などはクライアントファーストを徹底する傾向があり、時には徹夜が続くようなこともありました。

しかし、最近は働き方改革の影響や、そもそもエンジニアの需要の高まり、エンジニア不足の状態を背景にホワイトな働き方を保障してくれる企業が多くなりました

一方で営業職などは、いまだにブラックな働き方を強いられる企業も少なくありません。

ですので、ホワイトな働き方がしたいという理由から、エンジニアを目指す人も最近は増えています

また、エンジニアはPCさえあればどこでも作業が可能であるため、在宅ワークにも適している点も支持されている理由です。

育児をしながらエンジニアとして働ける点」、「東京などの大都市に出てこず地元や実家などで気軽に働ける点などが非常に魅力的と感じる方も多いようです。

既存職場の人間関係

既存職場の人間関係を理由に、エンジニア転職を希望する方も多いです。

事務職などをしている人などは、常に上司やまわりの人との円滑なコミュニケーションや人間関係の構築に神経を使う必要があります。

エンジニアは業務に関しては完全に成果主義であり、必要なシステムやプログラムを作ることに注力していれば無駄な人間関係の構築などに神経を使う必要はありません

もっとも、エンジニアでも管理職やマネージメント職のような立場になると、部下や他部署との連携のために高いコミュニケーション能力が要求されます。

エンジニア転職のメリット

ここからは、エンジニア転職のメリットを紹介したいと思います。

大手企業に就職できる

エンジニア転職の最大のメリットは大手企業に就職できることと考えている人も多いのではないでしょうか。

例えば普通の職種なら東大京大、早慶などでないと就職できないような超大手企業であっても、エンジニアというだけで転職できることがよくあります

それだけ大手企業であってもエンジニアが欲しくて仕方ないという現状があるからです。

また、過去には、あるメガバンクが大量に年収1,000万円程度でエンジニアを青田買いするようなケースもありました

これは世界的にも同じ傾向で、冒頭にも述べたようなアマゾンのような世界トップレベルの企業でもエンジニアの青田買いを実施しているような状況なのです。

くいっぱぐれがない

「AIが発達したら」、「テクノロジーが進化したら」、ほとんどの仕事がなくなるということはよく言われています。

これは間違いなくそういう時代がくるだろうと筆者も自信をもって断言できます。

そういった中で唯一需要が高まる職種があります。

それがエンジニアなのです。

AIもテクノロジーもエンジニアがいないと作れないからです。

したがって、エンジニアだけは現状需要が高まる一方であり、くいっぱぐれはここ100年はないだろうと考えても良いと思います。

給料の上限が高い(青天井)

冒頭で、アマゾンのエンジニアの給料の上限は年収4,000万円という話をしました。

日本の企業においても、エンジニアを束ねるCTO(最高技術責任者)や部長などの年収は2,000万円をこえることも多々あります。

このようにエンジニアの給料はここ十数年で大きく上昇していっています。

今後もこの傾向は加速していくでしょう。

一方で、ちまたで高級とりと呼ばれるような医者やコンサルタントなどの給料などはほぼ横ばいが続いています。

給料の面でもエンジニアほど未来がある職種はないと思います。

スカウトがくる

一般企業で普通の営業職や事務職をしていてスカウトがくることはあまりありません。

一方で、エンジニアは今や引く手あまたですので、スカウトがくることも多くあります

自ら転職活動をしていなくても、どんどん色々なスカウトに声をかけられキャリアアップや給料アップができるのも魅力的なメリットの一つです。

何よりスカウトから連絡がくると自信がつきますし、承認欲求が満たされることから仕事も楽しく感じることでしょう。

エンジニア転職のデメリット

エンジニア転職には当然デメリットもあります。

他業種の人にはスキルをなかなか理解されない

これは、エンジニアとして働いてみると非常によくわかることです。

エンジニアは基本的に営業などの他部署と連携してプログラミングなどをすることが通常です。

そこでよくあるのが、他業種の人にエンジニアのスキルを理解されないということがあります。

これにより、職場での人間関係が悪くなったり、精神状態が不安定になるエンジニアが実はたくさんいます。

また、基本的にコミュニケーションが少ない業務ですので、上司とのコミュニケーションがうまくとれずに精神状態が不安定になってしまうエンジニアも多いです。

エンジニアに向いていない人は途中で挫折する

エンジニアは、頭を使う仕事です。

エンジニアになる前は、コミュニケーションやルーティンワークを業務としている人にとっては、この頭を使う仕事が苦痛に感じる方も多いです。

その結果、転職後に自分はやはりエンジニアに向いていないと考えて挫折する人も多いのです。

未経験からのエンジニア転職に向いている人・向いてない人

ここからは、エンジニア転職に向いている人、向いていない人を解説していきたいと思います。

20代、第二新卒は向いている

未経験からのエンジニア転職において、若さは非常に重要です。

というのも企業側は未経験のエンジニアを数年かけて育てなければならないからです。

そこで、未経験の人を採用する場合には、20代や第二新卒までと決めている企業も多いのです。

30代以上は注意

30代以上から一念発起してエンジニアになろうと考えている方も多いかもしれません。

しかし、30代以上の場合は、そもそも企業側としてはエンジニアとして採用することを躊躇する場合があります。

ですが、一方で、今までの職歴やスキル、適正によっては、エンジニアとして採用してくれるような企業もあるので過度に気にする必要はないでしょう。

頭を使うのが好きな人は向いている

「エンジニアはPCとにらめっこしていればいいだけだ」と甘い考えでエンジニアになろうとしている人もいるかもしれません。

しかし、実際は、頭を使うクリエイティブな仕事なのです。

今までルーティーンワークや接客などが中心な人にとっては頭を使うという作業が苦痛に感じるかもしれません。

エンジニアが活躍できる業界

エンジニアというと、「システム会社でプログラムをガシガシ書いてシステムを作る」というイメージがあるかもしれません。

しかし、エンジニアが活躍できる業界は多岐にわたります。

以下代表的な業界を紹介していきたいと思います。

システム受託会社・エンジニア派遣会社

まずは、エンジニアとしての代表的な仕事としてシステム受託会社やエンジニア派遣会社での仕事があります。

これはSIerと呼ばれるようなシステム開発を受託するような企業で働いたり、SESというようなエンジニアを派遣するような会社で働くようなものが中心です。

このような仕事はエンジニアとして様々な企業の案件に携わることができ、エンジニアが活躍している業界の王道といえます。

ゲーム会社

実はエンジニアとしての能力が一番必要なのがゲーム業界だと言われています。

ゲーム業界は多くのエンジニアが切磋琢磨して一つのゲームを作るという点などでやりがいがあり、エンジニアにとって人気の業界の一つです。

IT企業

WEBサイトを運営しているような会社、アプリを自社で作っているような会社でも多くのエンジニアが活躍しています。

IT企業はゲーム会社と違って、エンタメ分野に限らず、生活必需なアプリの開発や基幹システムの開発などが中心となってきます。

異業種

今や多くの会社でも社内SEや情報システム室などの部署があります。

そこで、ちょっとした社内外のシステムの保守・運用などをするためのエンジニアという道も近年需要が高まっています。

エンジニアの種類

エンジニアの種類は細かくわけるとなると、その種類は多岐にわたります。

ここでは代表的なエンジニアの種類を解説していきます。

多くのサイトや記事では、事細かにエンジニア種類が掲載されています。

しかし、正直、エンジニアとしての経験が浅い人、未経験者がまず進む道の多くは、以下の7つくらいと考えてもらって問題ありません。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、社内で利用する基幹システムなどを開発するエンジニアです。

あまり、未経験の方には人気のエンジニアの種類ではありませんが、多くの企業にとって重要な役割を果たすエンジニアの1種です。

アプリエンジニア

アプリエンジニアとは、ユーザーが利用するアプリを開発するエンジニアです。

未経験の方でもイメージがわきやすく、人気の高いエンジニアの種類になります。

ゲームエンジニア

ゲームエンジニアとは、ゲームを開発するエンジニアです。

未経験の方でもイメージがわきやすく、人気の高いエンジニアの種類になります。

WEBエンジニア

WEBエンジニアとは、WEBサイトやWEBサイトまわりのシステムを開発するエンジニアです。

比較的イメージがわきやすく需要も高いため、人気のエンジニアになります。

組み込みエンジニア

組み込みエンジニアとは、製品などに組み込まれているシステムを開発するエンジニアです。

いわゆるIoTと呼ばれるような製品やIphoneなどの家電の開発をしているエンジニアをイメージしていただくと良いと思います。

未経験から始めるのは比較的難しく、人気はあまりありません。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、サーバーやデータベースなど、システムの裏方を支えるようなインフラを開発するエンジニアです。

イメージがわきにくく、裏方的な要素が強いため、人気はありません。

もっとも企業側の需要は高く、必要とされているエンジニアと言えます。

社内エンジニア

社内エンジニアは、社内の情報セキュリティ、パッケージシステムの保守管理などを行うようなエンジニアです。

基本的には、バックオフィスの要素が強く花形の職種ではないため人気はありません。

開発をバリバリしていたようなシステムエンジニアの人が、ワークライフバランスを考えて転職し行きつくようなパターンが多いです。

エンジニアの職種別平均年収

エンジニアの年収は、他の業種よりも平均的に高く、男性だと520万円程度ということは先ほど説明しました。

では、エンジニア職種別年収はどのようになっているのでしょうか。

マイナビ転職調べの2021年のエンジニア職種別年収ランキングによると以下のような結果になっていました。

1位:システムアナリスト1,635万円
2位:システムコンサルタント(業務系)1,024万円
3位:情報アーキテクト・UI/UXデザイナー910万円
4位:プロダクトマネージャー837万円
5位:セキュリティコンサルタント788万円

1位:システムアナリスト

システムアナリストとは、情報システムの分析や評価などを行う職種です。

経営や業務の改善などの情報戦略コンサルのような職種であり、外資系戦略コンサル会社などに勤める人が中心となっています。

企業にとって非常に重要な要を担っている職種であるため、平均年収は高くなっています。

2位:システムコンサルタント(業務系)

システムコンサルタント(業務系)とは、顧客などの業務内容を分析し、経営戦略や問題解決のための情報システムを構築する職種です。

外資系戦略コンサル会社などに勤める人が中心となっています。

3位:情報アーキテクト・UI/UXデザイナー

情報アーキテクト・UI/UXデザイナーとは、WEBサイトやアプリなどのユーザビリティなどを向上させるようなシステム設計を行う職種です。

ユーザービリティ向上により、WEBサイトやアプリの売上が増加するため、企業にとっては売上に直結する重要な役割を担っている職種です。

4位:プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーとは、ある特定の全社的に重要性の高いシステム設計プロジェクトの責任者が担う職種です。

役割の重要性から年収は高い傾向にあります。

5位:セキュリティコンサルタント

企業のITセキュリティをサポートする職種がセキュリティコンサルタントです。

近年増加している企業を狙ったサイバー攻撃に備えて、セキュリティコンサルタントの役割は増加しており、年収も増加傾向にあります。

エンジニアとして必要なスキル・市場価値の高いスキル

さて、ここからは、実際にエンジニアとして成功するために必須なスキルや、エンジニアとしての市場価値を高めるために必要なスキルを紹介していきます。

論理的思考力(必須)

まずは、論理的思考力です。

これは、そもそもないと、プログラムを組むことができませんので、必須のスキルと言えます。

また、プロジェクトマネージメントなどを行う際にも非常に重要になってくるスキルです。

コミュニケーション能力(市場価値高い)

コミュニケーション能力がないエンジニアが多いのが現状です。

ですが、エンジニアは様々な事業部と連携しシステムを開発していくのが通常です。

コミュニケーション能力が低いエンジニアが多い中で、コミュニケーション能力が高いエンジニアがいれば、それだけで企業内での市場価値は高くなってきます。

マネージメント能力(市場価値高い)

比較的規模が大きなシステムやアプリ、ゲームを作るとなるとエンジニア複数人でチームを組んでプロジェクトを進める必要があります。

そんな際にプロジェクトリーダーを設定します。

プロジェクトリーダーは部下のエンジニアの業務管理、進捗管理、コミュニケーションなど様々な点でマネージメント能力がとわれます。

基本的に個人プレイに走りがちなエンジニアが多い中で、マネージメント能力が高いエンジニアは非常に重宝され、出世頭になる傾向が強いです。

発想力(市場価値高い)

システムやアプリ、ゲームの開発は、多くの場合エンジニアではない企画部の企画を元に設計、開発がなされます。

したがって、エンジニアに発想力はいらないようにも思えます。

しかし、実際には、企画部の企画や要件定義が完璧なことはまずありません。

そこで、機転を利かせて、エンジニア自らが発想力をもって設計、開発に携わることができれば、企業内で非常に評価されること間違いありません。

エンジニア転職に必要な書類

エンジニア転職においても、一般的に必要な書類が原則必要になります。

また、ポートフォリオと呼ばれる自身のスキルをあらわすような書類(サイトなど)を作る場合もあります。

履歴書

履歴書は主に自身の学歴や職歴を簡潔に表すために必須になります。

昔は手書きの方が良いという話もありましたが、今や電子で作成する方が一般的ですので、楽な電子で作成することをおすすめします。

電子だからといって評価を落とすような会社はもうほぼないと思います。

職務経歴書

職務経歴書は、エンジニア転職にとっては重要です。

未経験からのエンジニア転職の場合、エンジニアとしての能力に採用担当者はあまり期待していません。

エンジニアとしての能力よりも、むしろ、社会人としての能力としてどのような能力があるのかを非常に気にしています。

したがって、職務経歴書で、しっかりとエンジニア以外で何ができるのかを明確にしておくことが望ましいでしょう。

ポートフォリオ

ポートフォリオとは、自身の能力を示すために、実践的に作成したサイトやシステム、アプリなどを採用担当者にアピールするようなものです。

ちまたの記事などをみているとポートフォリオがないとエンジニア転職は難しいなどと書いています。

しかし、IT企業で採用などにも携わっていた筆者からすればポートフォリオは個人的には作る必要はないと思います。

なぜなら、そもそもエンジニアとしての実務経験がない人のポートフォリオなど参考にすらならないからです。

どこかのプログラミングスクールで教えてもらいながら作成したポートフォリオは本人の真の実力値を表すものではありません。

また、そもそも本人が自身満々で作ったポートフォリオであっても、採用担当者から見たら大したものでないことが多く、むしろ評価を下げてしまう可能性も多いにあります

ですから、ポートフォリオは作る必要はありませんし、作るとしてもこだわらない方が良いと個人的には思います。

エンジニア転職の面接のポイント

未経験者のエンジニア転職において面接は非常に重要です。

ここからは面接のポイントを解説していきます。

よくある質問と回答のポイント

まずは、よくある質問とその回答のポイントを表にまとめました。

質問例回答のポイント
自己紹介・自己PR・エンジニアとしての能力には期待されていないため、むしろコミュニケーション能力やマネージメントスキルに関するアピールを中心にした方が良い

・プログラミングスクールで学んだことなどをアピールするとかえって墓穴を掘るため控え目に

エンジニア転職の動機・ネガティブな動機は避ける
弊社の志望動機・システムやプログラムの話はかえって墓穴を掘るため避ける

・企業理念、サービス理念、組織風土など無難なところをほめる

職歴の深堀・論理的思考力、コミュニケーション能力、マネージメント能力、発想力が高いことを示せるようなエピソードを話せるようにする

・相手の土俵に入って墓穴を掘らないように注意

内定率を高めるためのポイント

企業側は、未経験からのエンジニア転職に、エンジニアとしての能力やプログラミングスクールで学んだことなどを聞きたいと思っていません。

採用担当者は、あくまで「エンジニアとしてはこれから育てていくんだ」という見方をしています。

したがって、「育てやすいかどうか」、「素直かどうか」、「吸収力が高いかどうか」などが面接で見られるポイントになります。

また、そもそも社会人としての素質などがあるかどうかというのも確認されるポイントになります。

エンジニアが取得できる資格

エンジニアが取得できる資格として、多くの国家資格や民間資格(ベンダ―資格)があります。

多くのエンジニアはこれらのうち複数の資格をとっており、資格をとっているから優遇されるといったことはほとんどありません。

ですので、「何も資格をもっていないよりはマシ」、「プログラミングを勉強するついでにとれる資格はとっておく」程度で考えておけばよいでしょう。

国家資格

国家資格だけでも相当多く存在します。

以下簡単に紹介していきます。

ITパスポート

ITに関する基礎的な知識を有することが証明できる資格。

合格率50%程度

情報セキュリティマネジメント(SG)

情報セキュリティ対策向上に貢献するための知識やスキルを証明する資格

合格率45%程度

基本情報技術者(FE)

高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身につけたものに与えられる資格

合格率20%程度

応用情報技術者(AP)

ITエンジニアとして応用的な知識やスキルを証明できる資格

合格率24%程度

ネットワークスペシャリスト(NW)

コンピューターネットワークの構築などができる専門的な知識やスキルを証明できる資格

合格率13%程度

ITストラテジスト(ST)

情報技術を活用した基本戦略の策定や提案、推進を遂行するための知識や実践能力判定などを評価する資格

合格率15%程度

システムアーキテクト(SA)

上級エンジニアとしてのシステム開発の上流工程を主導することができるスキルや知識を証明できる資格

合格率15%程度

ITサービスマネージャ

ITサービスマネジメントに関する知識、実践能力を評価する資格

合格率13%程度

プロジェクトマネージャ(PM)

プロジェクトマネージャの業務を円滑に遂行するため、組織経営及び情報システム全般に関する基本的な事項を理解し、次の幅広い知識・経験・実践能力をもつものに与えられる資格

合格率15%程度

システム監査技術者

被監査対象から独立した立場で、情報システムや組み込みシステムに関するリスク及びコントロールを総合的に点検・評価し、監査結果をトップマネジメントなどに報告し、改善を勧告することができるものと評価する資格

合格率15%程度

データベーススペシャリスト(DB)

高度IT人材として確立した専門分野をもち、データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行うことができるものと認めた人に与えられる資格

合格率15%程度

情報処理安全確保支援士

サイバーセキュリティに関する専門的な知識や技能を評価する資格

過去は、情報セキュリティスペシャリスト試験として存在していたが、2016年10月21日に廃止され、情報処理安全確保支援士が後継資格として誕生

合格率15%程度

民間資格(ベンター資格)

民間資格として、個別の言語やプログラムを扱うことができるかどうかを認定するような資格が多く存在します。

主な民間資格は以下の通りです。

ここに紹介する民間資格以外にも数多く存在します。

ITコーディネータ

ITと企業経営両方の知識を持ち、経営者の経営戦略を実現するIT化支援サービスを行うことを評価する資格

情報処理技術者能力認定

コンピュータエンジニアリングとシステム開発の知識を有しアルゴリズム構築とプログラム設計、C、Javaなどのプログラミングができる情報技術者を認定する資格

Cisco Certified Network Associate(CCNA)

ネットワークエンジニアの技能を認定する資格

Cisco Certified Network Professional(CCNP)

CCNAの上位資格として位置づけられており、大規模ネットワークの導入、運用、保守などを行う技術を有すると認定する資格

C言語プログラミング能力認定

1級~3級まであり、C言語のスキルを定量的に証明できる資格

JAVAプログラミング能力認定

Java™に関する基本知識を有し、オブジェクト指向に基づくアプレットやアプリケーションプログラムを作成できる能力を認定する資格

Linux技術者認定

Linux技術者のための認定資格

オラクルマスター

データベース管理とSQLを書く能力を認定する資格

JWWebアナリスト検定

googleアナリティクスの分析を中心とした検定資格

まとめ

いかがでしたでしょうか。

エンジニアはこれからもますます需要が高まることは間違いありません。

エンジニアにチャレンジする皆様の成功を心よりお祈り申し上げます。

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