無料で相談できる保険相談サービスはたくさんありますが、いったいどの保険相談サービスをどのような基準で選んだらいいのか迷ってしまいませんか?
ですが、どこも似たり寄ったりだろうと安易に相談サービス先や相談方法を決めてしまうのは後悔のもとになりがちです。
そこで後悔しない選び方として本記事がおすすめしたいのが、相談員が自宅や自宅近くのカフェに来てくれる「訪問相談」が充実している保険相談サービスを選ぶこと、です。
というのも、保険相談サービスは1回行って終わりではなく、何度も通う必要があるサービスだからです。
この時キャンペーン内容や知名度だけで保険相談サービスを選ぶと、あとあと後悔することになりかねません。
本記事では実際に保険相談サービスを利用した92人にアンケートを実施し、そのアンケートをもとに保険相談のかしこい利用の仕方をまとめました。
また自宅で保険の見直しをおこなった経験のある筆者の実体験も交えながら、保険相談サービスについて詳しく解説します。
保険相談サービスを上手に利用するためのメソッドがたくさん詰まった本記事をご覧になれば、あなたに合った方法での保険相談サービスを受けられますよ。
▼本稿でおすすめ保険相談サービス
訪問対応 | 当日相談 | 公式サイト | |
マネードクター | 〇 | 当日(月曜以外) | 予約する |
ほけんのぜんぶ | 〇 | × | 予約する |
保険市場 | 〇 | 当日 | 予約する |
保険クリニック | 〇 | × | 予約する |
保険見直し本舗 | 〇 | 当日 | 予約する |
保険見直しラボ | 〇 | × | 予約する |
後悔しない保険相談サービスの選び方
まず保険相談の相談形式には、下記の3種類があります。
1.保険相談サービスの実店舗でおこなう「店舗型」
2.自宅や最寄りのカフェ等でおこなう「訪問型」
3.パソコンやタブレットを利用した「オンライン型」
このように保険の相談形式には3パターンがありますが、本記事では「訪問型」の相談形式で相談ができる保険相談サービスをおすすめします。
その理由は、以下の2点です。
保険相談サービスは店舗での相談のみ対応していていたり、そもそも店舗を持たず訪問・オンライン相談のみ受け付けている会社もあります。
こうした保険相談サービス会社の相談形式に着目してみると、自分が利用すべきサービスがハッキリとわかるようになります。
そのうえで、相談員の質であったり、提案内容の質面を考えていくのが効率的な保険相談サービスの選び方というわけです。
では実際に保険相談サービスを利用したことがある経験者のアンケートをもとに詳しく見ていきましょう。
相談回数は少なくとも「3回」は覚悟する
これまでに保険相談サービスで契約をしたことがある92名へのアンケート調査したところ、保険の相談をおこなった場合、相談から契約に至るまで3回以上打ち合わせをした方は46.7%にも及びました。

中には5回以上もの打ち合わせをした方も約1割いらっしゃいました。
この相談回数は、相談する保険の種類が多くなればなるほど、相談の内容のボリュームが多くなるため、それに比例して相談回数も多くなります。
つまり「医療保険のみ」の相談なら相談回数は少なくなる一方で、「生命保険と子どもの学資保険」などのように複数の保険を相談する場合は相談回数が増えるということです。
この時店舗型での相談を選択した場合、その相談の度に店舗へ足を運ばなければいけません。
店舗型の保険相談は、その多くがショッピングモールや駅前など利便性のいいところにあるため、フラッと立ち寄れることが利点のひとつです。
しかなしながら初回は気軽に立ち寄れるという点がとてもいいのですが、複数回店舗に来店して継続的に相談をおこなうというのは、思った以上に煩わしいものです。
特に小さな子どもを連れて来店する場合は移動も大変ですし、店舗にキッズスペースがあったとしても、騒がないか泣かないかなどとても気を遣います。
また会社に勤めている方は、多くの保険相談サービスでは18時が相談会の最終スタート時間です。
そうなると平日は保険相談が進められない方が大半でしょう。
貴重な休日を3日も保険相談のためにわざわざ店舗まで出かけると考えると、ちょっとうんざりしますよね。
▼各保険相談サービスの最終予約時間の比較
ほけんの窓口 | 18時 |
ほけんのぜんぶ | 19時 |
保険見直し本舗 | 18時 |
保険市場 | 19時 |
保険見直しラボ | 18時 |
保険クリニック | 18時 |
その点、訪問相談であれば相談員が自宅あるいは最寄りのカフェまで来てくれるので、わざわざ来店する必要がありません。
小さな子どものいる家庭では周りに気を遣わずに相談ができますし、相談員を家にあげるのは抵抗がある方でも最寄りのカフェを指定すれば、店舗へ行くよりも移動時間がかなり短縮できるのではないでしょうか。
自宅あるいは最寄りカフェでの訪問相談は、わざわざ店舗へ行くという「面倒くささ」から解放される、かなりおすすめの相談方法なのです。
オンライン相談はPC・タブレットがないと厳しい
ところで自宅での相談なら、わざわざ訪問してもらわなくとも、オンライン相談でもいいのではないかと思われる方もいるでしょう。
実を言うと、オンライン相談も条件が整っていれば魅力的な選択肢です。
つまりオンラインで相談できる環境がしっかりと整っている、という条件です。
というのも、保険の相談は保険の資料を見ながら話し合うことが多く、オンラインの場合は画面を通してそれをおこなうことになります。
そのため、スマートフォンの小さい画面を通してだと資料が見づらく、夫婦そろっての相談だと顔を寄せて画面をのぞき込むことになってしまいますね。
またそもそも保険相談というのは、言ってしまえば各保険会社の細かい違いを比較して、よりよい保険を選んでいくことにほかなりません。
その時にパッと見比べられる資料がないと、相談員が伝えようとしてくれていることがわかりづらく、ただでも聞き馴染みのない保険業界特有の専門用語が連発され、どうしても難解に聞こえてしまいます。
オンライン相談をしたい方はパソコンやタブレットなど画面が大きく、資料を見やすい端末が必須です。。
また、保険相談をおこなった方のアンケートによると、以下のような意見が得られました。
「直接会って話すことで、こちらの希望を伝えやすく、FPさんの意見も聞きやすく、コミュニケーションを取りやすかったため。わからない点もすぐに質問できました」(27歳/女性)
「対面で顔を見て話すので安心感があった」(31歳/女性)
「対面で直接相談したほうが、各社のパンフも見せてもらえてわかりやすい」(36歳/女性)
このように対面のほうが資料も見やすく、相談もしやすいという意見が多く得られました。
日常的に仕事上でオンライン会議をおこなっているなど、オンラインでのやりとりに慣れている方以外は対面である訪問相談のほうがいいといえるでしょう。
訪問相談が充実しているおすすめ保険相談ランキング
ここまでは保険相談サービスを利用するなら訪問相談をおすすめしてきましたが、この章からは具体的にどこの保険相談サービスを利用すべきか?という話をしていきます。
訪問での相談サービスをおこなっている保険相談サービスはいくつかありますが、その中でもサービスによって便利さが異なります。
本記事でおすすめしたい訪問型保険相談ランキングは以下の通りです。
▼訪問相談が充実しているおすすめの保険サービス
1.マネードクター
2.ほけんのぜんぶ
3.保険市場
4.保険クリニック
5.保険見直し本舗
6.保険見直しラボ
この評価の主な基準として、以下の4項目からサービスを厳選しました。
1.訪問可能な保険相談サービスであるか
2.相談員と店舗数の多さ
3.取り扱い保険社数の多さ
4.FPの在籍状況
それではこれらの項目をおさえながら、保険相談サービスの内容をみていきましょう。
マネードクター

マネードクターは全国に約120の店舗を展開する保険相談サービスです。
店舗型の相談サービスでありながら、訪問相談やオンライン相談にも力を入れています。
全国に支店・拠点があるので、どこに住んでいても相談員が派遣されるためとても相談がしやすいですね。
予約に関しても、月曜日以外で相談員のスケジュールの調整がつけば当日受付・当日訪問もしてくれますので、思い立ったその日に相談ができるのは便利です。
また保険相談の最終スタート時間も20時と、仕事終わりに自宅で保険相談ができる可能性まであります。(※店舗により最終スタート時間は異なります)
マネードクターでは、全32社(うち生命保険22社、損害保険10社)と十分な数の保険会社の保険商品を取り扱っています。(2022年11月調査時点)
そしてマネードクターを最もおすすめする理由は、マネードクターの相談員が全員ファイナンシャルプランナーの資格を保有していることです。
保険の相談は単純に保険商品を紹介してもらうものではなく、相談者の資産状況やライフプランから保険を提案されることが多くあります。
マネードクターでは、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに必ず相談にのってもらえる点が嬉しいですね。
またマネードクターのリアルな評判や口コミが知りたい方は、こちらのページもご覧ください。
▼マネードクターの特徴
訪問相談 | 可 |
店舗の多さ/拠点 | 全国120店舗/全国対応可 |
当日予約 | 月曜以外なら対応可の場合も |
取り扱い保険会社 | 生保22社/損保10社 |
FP在籍状況 | 全員FP |
ほけんのぜんぶ

ほけんのぜんぶは店舗を持たない、訪問・オンライン相談に特化した保険相談サービスです。
店舗はありませんが、多くの拠点を持っているため、訪問範囲は全国対応可能です。
当日の訪問相談は難しいですが、週末などはどうしても予約が立て込むので、相談をしたいと思ったら早めに予約を入れてしまいましょう。
ほけんのぜんぶでは、40社以上の保険会社を取り扱っています。(2023年2月調査時点)
この取扱数は保険相談サービスとしては平均的な数ですので、通常の保険に関する相談であれば十分といえるでしょう。
また、ほけんのぜんぶはマネードクターと同じく、相談員のすべてがファイナンシャルプランナーの資格を保有しています。
保険相談サービスの会社には、すべての相談員がファイナンシャルプランナーの資格を保有していないところもあるので、ほけんのぜんぶでは誰が担当になってもお金のプロに相談ができる点は安心ですね。
▼ほけんのぜんぶの特徴
訪問相談 | 可 |
店舗の多さ/拠点 | 店舗なし/全国対応可 |
当日予約 | 不可/早めの予約をおすすめ |
取り扱い保険会社 | 生保24社/損保10社/少短7社 |
FP在籍状況 | 全員FP ※ほけんのぜんぶから訪問する入社1年以上のプランナーが対象 |
保険市場

保険市場は全国573店舗を展開する、国内最大級の店舗型の保険相談サービスです(2022年11月時点)。
店舗型とはいえ、訪問やオンラインにも対応しており、全国に拠点があるため地方でも訪問相談に対応してくれます。
保険市場は拠点が多く相談員の数も多いため、相談員の予約状況によっては当日の訪問相談もできます。
とにかく早く相談がしたい方は、相談員の数が多い保険市場での相談をおすすめします。
また保険市場の魅力は取り扱い保険会社の多さで、全58社(生命保険31社、損害保険27社)もの取り扱いがあり、この取り扱い保険会社数は業界トップを誇ります。(2022年11月調査時点)
また保険市場の相談員に関してですが、全員がファイナンシャルプランナーの資格を保有しているわけではありません。
しかしファイナンシャルプランナーの資格がないとはいえ、保険販売に必要な「保険募集人資格」は全員が取得していますし、経験豊富なスタッフも多く在籍しているため、必ずしもファイナンシャルプランナーの資格にこだわりすぎることはないでしょう。
▼保険市場の特徴
訪問相談 | 可 |
店舗の多さ/拠点 | 全国573店舗/全国対応可 |
当日予約 | 当日予約OK(相談員の状況による) |
取り扱い保険会社 | 生保31社/損保27社 |
FP在籍 | 全員がFPではない |
保険クリニック

保険クリニックは全国に245店舗を持つ店舗型の保険相談サービスです。
店舗での相談が中心ですが、希望に合わせて訪問やオンラインでの相談にも対応してくれます。
当日の予約は難しいですが、拠点が多く相談員の数も多いため翌日以降であれば希望の日時での予約が取りやすいでしょう。
保険クリニックで取り扱っている保険会社は44社でそのうち生命保険は29社となっています。(2022年11月調査時点)
生命保険会社の取扱数社は業界でもかなり多いですので、生命保険を中心に相談を考えている方にはおすすめです。
保険クリニックでは全員がFPの資格は保有していませんが、経験豊富で研修をしっかりと受けたスタッフが多く在籍しています。
▼保険クリニックの特徴
訪問相談 | 可 |
店舗の多さ/拠点 | 全国245店舗/全国対応可 |
当日予約 | 不可/早めの予約をおすすめ |
取り扱い保険会社 | 生保29社/損保15社 |
FP在籍 | 全員がFPではない |
保険見直し本舗

保険見直し本舗は全国に349店舗を展開している店舗型の保険相談サービスです。
拠点が多いため、訪問相談は全国対応をしていますし、オンラインで相談もできます。
当日の予約はできないため、希望の日時がある方は早めに予約をするようにするといいです。
保険見直し本舗での取り扱い保険会社は38社(うち生命保険25社、損害保険13社)です。(2022年11月調査時点)
これらの保険会社数は保険相談サービスでも平均的な取扱数ですので、通常の相談であれば十分充実した保険商品が用意されているといえるでしょう。
保険見直し本舗の相談員は全員がFPの資格があるわけではありません。
しかし保険見直し本舗は保険相談サービスの中でも大手の部類で、経験を積んだ相談員がたくさん在籍しています。
資格よりも経験や実績のある相談員に担当してもらいたいと思う方におすすめです。
また保険見直し本舗の詳しい口コミや評判を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
▼保険見直し本舗の特徴
訪問相談 | 可 |
店舗の多さ/拠点 | 全国349店舗/全国対応可 |
当日予約 | 不可/早めの予約をおすすめ |
取り扱い保険会社 | 生保25社/損保13社 |
FP在籍 | 全員がFPではない |
保険見直しラボ

保険見直しラボは全国に70店舗を展開している保険相談サービスです。
県によっては支店がないところもありますが、訪問は全国を対象としているのでどの地域に住んでいても相談をすることができます。
保険見直しラボでは当日の予約は受け付けていないため、早めの予約をおすすめします。
保険見直しラボでの取り扱い保険会社は36社(うち生命保険22社、損害保険14社)です。(2022年11月調査時点)
こちらも平均的な取り扱い数ですので、特別な事情がない限りは問題なく保険を選択できるでしょう。
保険見直しラボの相談員は全員FPではないものの、平均業界経験年数約12年のベテランスタッフが多くそろっています。
▼保険見直しラボの特徴
訪問相談 | 可 |
店舗の多さ/拠点 | 全国70店舗/全国対応可 |
当日予約 | 不可/早めの予約をおすすめ |
取り扱い保険会社 | 生保22社/損保14社 |
FP在籍 | 全員がFPではない |
▼おすすめの訪問型保険相談ランキングまとめ
マネードクター | ほけんのぜんぶ | 保険市場 | 保険クリニック | 保険見直し本舗 | 保険見直しラボ | |
---|---|---|---|---|---|---|
訪問相談 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
店舗数/拠点 | 120店舗 | 店舗なし | 573店舗 | 245店舗 | 349店舗 | 70店舗 |
全国対応 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
当日相談 | 可 (月曜以外) | 不可 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
取り扱い保険会社 | 全32社 生保22、損保10社 | 40社以上 | 全58社 生保31社、損保27社 | 全44社 生保29社、損保15社 | 全38社 生保25社、損保13社 | 全36社 生保22社、損保14社 |
FP在籍 | 全員FP | 全員FP | FP一部在籍 | FP一部在籍 | FP一部在籍 | FP一部在籍 |
おすすめの選定基準に関して
1.訪問可能な保険相談サービスであるか
2.相談員と店舗数の多さ
3.取り扱い保険社数の多さ
4.FPの在籍状況
これらの項目が保険相談においてとても重要なポイントとなります。
訪問ができる保険相談サービスの利点は先ほどもご説明しましたが、複数回ある相談の「面倒くささ」を少しでも回避するためにも訪問可能な保険相談サービスがとても便利です。
また「保険の予約はできるだけ融通をきかせて取りたい」と考える忙しい方には、相談員が多く在籍する保険サービスだと比較的スムーズに取ることができるでしょう。
さらに、保険の相談は保険に関する知識だけではなく、ライフプランニングや資産状況の把握など幅広いお金の知識も必要です。
そのためお金のプロであるFPに相談できると安心ですね。
保険相談サービスによっては必ずしもFPが担当についてくれない場合もあるので、FPの在籍率が多いまたは全員がFPのサービスを利用することをおすすめします。
保険相談サービスを選ぶときはこれらの項目に注目してみてください。
保険相談サービスの訪問相談の利用法
それでは訪問で保険相談をする場合、予約から相談までどのような流れでおこなわれるのかを順にご説明します。
大きな流れは店舗型も訪問型も変わらず、下記の流れになります。
▼訪問型の保険相談の流れ
1.オンラインから相談予約
2.相談日の事前に用意しておくもの
3.相談日の流れ
以下、詳しく見ていきます。
オンラインから相談予約
まずは予約に関してです。
各保険相談サービスは各会社の公式ホームページからオンラインで予約することができます。
ここではマネードクターを例に挙げて予約方法を確認していきます。
公式ホームページから予約受付フォームにアクセスします。

相談内容を選択します。

希望の相談場所や日時を選択します。

最後に、氏名・メールアドレス・電話番号を入力します。
フォームでの予約は返事に時間がかかることもあるので、すぐに予約の回答が欲しい方やできるだけ早く相談をしたい方は電話で問い合わせるのもいいでしょう。
相談日の事前に用意しておくもの
保険相談をする場合、スムーズに相談をすすめるために事前準備をしておくといいものが、現在加入している保険の保険証書、源泉徴収票など給与所得がわかるものです。
また現在の貯蓄額のおおよその額を把握しておきましょう。
先ほども少し触れましたが、保険の相談はただ保険商品を紹介してもらうものではありません。
相談者家族のライフプランを設計し、そのライフプランを元に必要な保険を選択していきます。
相談日の流れ
実際に筆者が自宅にて保険相談をおこなった際、まずは家族構成による今後のライフイベントやそれに伴う支出、また子どもの希望進学に関する学費や人生のこだわりについて細かくヒアリングされました。
さらに、夫の現在の給与をもとに今後の収入や貯蓄できる額、また相談当時私は専業主婦だったため、将来的に働きに出た場合の予想収入なども概要で計算してもらいました。
それらをもとに我が家では保険において何を重視して加入するのか、万が一の時にどれほどの保障が必要なのかを算出し、最適な保険を複数選択しました。
丁寧なヒアリング、さらに複数の保険の選択をしたため、一回当たり1時間半から2時間ほどの相談で、契約終了まで6回の訪問回数でした。
独自のアンケートでも3回以上打ち合わせをした方は46.7%、5回以上もの打ち合わせになった方も8.7%であるという結果も出ていますので、相談には複数回の相談時間が必要であることを理解しておきましょう。

保険相談サービスを利用するメリット
保険の相談は、各保険会社に直接受けることができますが、保険相談サービスを利用するメリットがあります。
保険会社ではなく保険相談サービスを利用するメリットには以下が挙げられます。
それでは項目ごとに利点を見ていきましょう。
客観的なアドバイスを受けることができる
まずは保険相談をした方のアンケートをみてみましょう。
「いろいろな会社の保険商品を教えていただけて、メリットデメリットをいろいろと教えてくれたことがとてもよかったです」(57歳/女性)
「保険加入に関して2か所検討していたので詳しく教えて頂き決めることが出来ました。相談出来たのは本当に良かったです」(49歳/女性)
保険会社での相談の場合はどうしても自社の保険商品のメリットを伝えて、自社の保険を売りたいという心理が働きがちです。
しかし、保険相談サービスの場合は自社の商品というものはなく、あくまでも取扱っている複数の保険会社の保険商品の中からベストを提案するというセールススタンスです。
そのため特定の保険商品のメリットだけをプッシュするのではなく、客観的なアドバイスを受けることができます。
保険商品をメリットだけでなくデメリットもしっかりと理解してから保険を選びたいという方は、客観的なアドバイスが得られやすい保険相談サービスの利用がおすすめです。
様々な保険を比較することができる
体験者のアンケートによるとこのような意見が得られました。
「希望に沿った商品や類似商品との比較など適切に対応してくれたので安心して契約ができました」(38歳/男性)
「火災保険の相談でしたが、こちらの目的を担当者に聞いて頂いた上で複数の保険を提示いただきました。補償の範囲や費用を考え、自分に一番良いと思える保険に加入できたので良かったと思います」(47歳/男性)
保険会社の場合、その会社で取り扱っている保険商品しか提案されることはありません。
しかし、その保険会社の商品が相談者や相談者の家族にピッタリ合うかはわかりませんね。
また同じような保障・補償内容なのに、保険料がガラっと変わるということもザラです。
その点、保険相談サービスでは取り扱っている保険会社も保険商品も数多くそろっているので、自分に合う保険に出会える可能性がグッと上がります。
また、保険の内容に合わせて夫と妻、子どものそれぞれが別の保険会社の保険に加入することも簡単にできます。
複数の保険を比べたい、複数の保険を組み合わせて加入したい方には保険相談サービスが向いているでしょう。
無理な勧誘が少ない
保険相談サービスの利点には強引な勧誘の少なさもあげられます。
「丁寧に説明してもらえて無理な勧誘もなかった」(35歳/女性)
体験者からのアンケートからもわかるように、無理な勧誘はほとんどありません。

実際に保険相談サービス各社のしつこい勧誘状況の有無を調査した結果においても、ほけんの窓口では「かなりあった」と「ややあった」と回答した人があわせて22.0%いましたが、その他の保険見直し本舗およびマネードクターでは1割未満となっています。
実際に保険相談をしてみるとわかるのですが、相談員のスケジュールはかなり詰まっていることのほうが多く、1人の相談者に対してそれほど執着している時間はあまりないようにさえ感じます。
また、保険相談サービス会社の企業の方針として「無理な勧誘はしない」と謳っている会社もあります。
保険の相談はしたいけれど、強引な勧誘は苦手だという方にも保険相談サービスがおすすめです。
保険相談サービスを利用するデメリットや注意点
では逆に保険相談サービスを利用するデメリットにはなにがあるのでしょう。
直接保険会社へ相談に行く場合と比較したデメリットには以下のものが挙げられます。
それでは項目ごとにみていきましょう。
相談時間が長くなりがち
保険商品数がある程度決まっている保険会社と比較して、保険相談サービスは取り扱い保険会社数に比例して保険商品の数も多くなります。
数多くの保険商品を比較できることは保険相談サービスのメリットでもありますが、どの保険が最適かを数多くの保険商品から選択し見極めることは時間がかかります。
また多くの保険相談サービスは単純に保険商品を紹介するだけでなく、相談者のライフプランを設計してから最適な保険のアドバイスをするところがほとんどです。
ライフプラン設計後に数多の保険商品から最適な保険をじっくりと見極めることには時間がかかりがちです。
しかし、保険は人生で2番目に高い買い物といわれています。
大変ではありますが、じっくりと時間をかけて検討することは必要な時間ともいえるでしょう。
選択肢が多く、悩んでしまう
保険相談サービスの利点である保険商品の種類の多さですが、ある意味ではデメリットであるともいえます。
それは選択肢が多いゆえにどれが自分に一番合う保険なのかを見極められなかったり、類似した保険の保障内容に悩んでしまうことがあるからです。
家族でよく話し合ってどの保険が最適かを考えるのももちろんいいですが、どうしても決めきれないという場合は、相談員のアドバイスを参考にしましょう。
経験豊富な相談員はきっとあなたに最適な保険を提案してくれるはずです。
保険相談サービスに関するよくある質問
最後に保険相談サービスを利用したいけれど、保険相談サービスについてまだ仕組みがよくわからない方もいらっしゃるでしょう。
例えば保険相談サービスでの相談はなぜ無料でできるのか気になりませんか?
保険相談サービスに関して疑問にあがりやすい、無料で相談できる仕組みやどんな時に保険の見直し・相談をするべきなのか、保険相談サービスに関する疑問を解説します。
なぜ無料で保険相談ができるのか?
保険相談サービスが無料で相談できるのにはある仕組みがあります。
実は保険相談サービスは提携している保険会社から保険の販売代理手数料を受け取って、その手数料を運営資金に充てているのです。
保険会社は販売代理手数料を支払い、保険相談サービスは保険会社に代わって保険商品を相談者に紹介するという相互関係で保険相談サービスは運営をおこなっています。
そのため、保険相談サービスを利用する相談者は一切の金銭的負担なく保険の相談ができるという仕組みになっています。
何回相談しても無料なのか?
保険相談サービスは何回相談しても無料です。
また保険の相談はしたけれどもいい保険に出会えなかった、あるいは相談員からいまの保険のままでいいとアドバイスを受けたなど契約に至らないケースもありますね。
しかし結果として契約に至らなくても、ペナルティとしての相談料や手数料を取られることはないので安心してください。
もちろん保険の契約をした場合でも契約手数料を取られることはありません。
つまり保険相談サービスは何回利用しても完全に無料なのです。
保険相談をするべきタイミングは?
保険の相談をすべきタイミングとはいつなのでしょうか。
基本的にはいつでも自分が見直したいと思った時に相談に行ってかまいません。
また一方で保険には見直しをするといいタイミングというものも存在します。
それはライフスタイルが変化したときです。
具体的には「結婚」「妊娠・出産」「住宅購入」「子どもの独立」「退職」です。
そのときどきのライフスタイルの変化により必要な保障や、支払うことができる保険料の金額などが変わります。
ライフスタイルが変わる上記のタイミングで保険を見直し、保険相談に行くことをおすすめします。
まとめ
保険を見直したいと考えたときに強い味方になってくれるのが保険相談サービスです。
保険相談サービスには保険会社への直接相談にはない魅力があり、充実した相談が受けられるでしょう。
しかし、保険の相談は時間がかかりますし、契約する保険選びも慎重に行う必要があります。
あなたや家族にとって最適な保険を選択できるよう、あなたにベストな相談形式でリラックスして相談が受けられるといいですね。