BASEのサービスはどうなの?、実際の利用者の声を聞きたい!など、BASEの評判や口コミを知りたいと思ったことはありませんか?
この記事では実際にBASEの利用者から収集した口コミをもとに、BASEにはどのような評判があるのか知ることができます。
さらにその口コミが本当に正しいかどうか、BASEのショップオーナーへの取材や筆者自身がサービスに登録することで検証し、記事にまとめました。
BASEの評判とその実態を知ることで、BASEが自分に合っているネットショップなのかわかるでしょう。
本稿では独自に集計した口コミとBASEのショップオーナーへの取材、筆者自身の検証をもとに、BASEの評判についてまとめています。
さらにBASEの評判・口コミに加えて、BASEを実際に使ったときに役立つ情報を紹介しています。
ネットショップを始めようと考えている方には必見の内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
取材協力者
山本唯
BASEにてハンドメイドで猫のおもちゃ、またたびキッカーを販売
Instagramフォロワー数1.2万人
昨年はクラウドファンディングを実施し、保護猫団体へまたたびキッカーやフードを寄贈。
1.BASEのいい口コミ
BASEの典型的ないい口コミは以下の4つです。
- 基本無料で利用できる
- 初心者でも始めやすい
- さまざまな追加機能が利用できる
- 専用のショッピングアプリを利用できる
以下、それぞれの評判を掘り下げてみていくことにしましょう。
1-1.基本無料で利用できる
上記の口コミのように、BASEは基本無料でサービスを利用できるため、ネットショップ初心者におすすめのサービスです。
また現役BASEショップオーナーの山本さんに、ネットショップを始めたての頃の状況を聞いてみたところ、費用をかけずに無料で運営できていたことが分かりました。
運営自体に費用はかかっていません。有料プランもありますが、売上に応じて加入の選択が可能です。
BASEで初心者におすすめの「スタンダードプラン」では初期費用・月額費用が無料で利用できます。
なんとこのスタンダードプランは、月額5,000円ほどの有料プランである「グロースプラン」と同じ機能を利用できるんです!
他のネットショップでは下表のように無料プランと有料プランで機能に差があることがほとんどです。
制限される機能 | カラーミーショップ | Stores |
---|---|---|
1商品あたりの登録画像数 | 有料版:50枚 無料版:4枚 | 有料版:30枚 無料版:15枚 |
決済手段 | 有料版:13種類 無料版:4種類のみ | 有料版:11種類 無料版:8種類のみ |
その他利用できない機能 | 名入れ・配送日設定など10種類 | 配送日設定・動画埋め込みなど12種類 |
月額費用がゼロで有料プランと同等の機能が使えるのは、開店費用を抑えるうえでもありがたいですよね。
また、BASEにはインスタグラムとの連携機能やレビュー機能など、88種類のさまざまな追加機能がある中で、月額費用がかかるのはたった2種類だけです。
BASEとカラーミーショップの追加機能の料金設定について、下表で比較しました。
費用 | BASE | カラーミーショップ |
---|---|---|
完全無料 | 58種類 | 7種類 |
一部有料*¹ | 28種類 | なし |
完全有料*² | 2種類 | 60種類以上 |
※2月額費用がかかる
上表をみると、明らかにBASEには無料で使える機能が多いことがわかります。
つまりBASEは機能のわりに費用が安い、コスパのいいネットショップだということですね!
1-2.初心者でも始めやすい
BASEの口コミとして目立ったものは、ネットショップ初心者でも始めやすいという声です。
BASEが初心者におすすめといわれる理由について、現役BASEショップオーナーの山本さんに聞いてみました。
BASEが初心者におすすめの理由は下の6点です。
・自分のショップを持てるため、HP制作の手間が省けること
・ページのカスタマイズが多様なこと
・プラットフォーム形式でないため、競合と比較される心配がないこと
・カード決済など様々な支払い方法にも対応しており、ユーザーが購入しやすいこと
・住所などをお預かりするので、個人情報漏洩対策にも安心できるところ
・手数料が安いところ
これらの中からいくつかピックアップして解説していきます。
・ページデザインのカスタマイズが多様
ネットショップを始めるときに初心者がつまずきやすいポイントは、ネットショップのデザイン編集の難しさにあります。
しかし、BASEはデザインを自由に、そして簡単にカスタマイズすることができます。
こちらが実際の編集画面です。
左のパーツ一覧からほしい機能をおきたい場所にドラック&ドロップするだけで、自分好みのデザインのサイトを作ることができます。
これなら専門的な知識や難しい操作がいらずにデザインを自由にカスタマイズできるため、パソコンが苦手な方でも安心です!
参考として山本さんのショップをご紹介します。
・手数料が安い
BASEはAmazonや楽天のようなECモールに比べると手数料が安いです。
下表ではBASEと大手ECモールの手数料を比べました。
サービス名 | 各種手数料 | 月商5万円で月々かかる費用 |
---|---|---|
BASE | 3.6%+3%+1商品当たり40円 | 4,300円 |
Amazon | 12%+1商品当たり100円 | 8,500円 |
楽天 | 月19,500円+3.5%+(PC:6.5%,スマホ:7%) | 24,625円 |
Yahoo!ショッピング | 3.24%+1%+1.5% | 2,870円 |
メルカリshops | 10% | 5,000円 |
※商品は服もしくはファッション小物を想定
※売り上げはPCとスマホが半々だと仮定
※決済手数料はクレジットカードを利用した場合のもの
上の表を見ると、BASEの手数料が「3.6%+3%+1商品当たり40円」とありますが、これはクレカの決済手数料が売上の3.6%、サービス利用料が売上の3%、1商品売れるたびに40円かかるということです。
つまり、2,000円の商品を5万円分売り上げた場合だと、「50,000円×3.6%+50,000円×3%+40円×25個」で4,300円になります。
サービス名 | 月額費用 | 決済手数料 | 販売手数料 | その他手数料 |
---|---|---|---|---|
BASE | 0円 | 3.6%+1商品当たり40円 | なし | サービス利用料3% |
Amazon | 0円 | 1商品100円 | 8%~15(商品によって異なる) | なし |
楽天 | 19,500円 | 3.5% | なし | システム利用料3.5%~7%(PCとスマホで金額が異なる) |
Yahoo!ショッピング | 0円 | 3.24% | なし | ストアポイント負担1~15%、キャンペーン負担1.5%など |
メルカリshops | 0円 | なし | 10% | なし |
調査日:2023年6月22日
売上金が50万円未満を想定
まとめた結果を見ると、Yahoo!ショッピングが安いのでお得に思えるかもしれませんが、2,870円という価格はあくまで最低限のものです。
Yahoo!ショッピングでは、販売者側が負担することで商品を購入するともらえるポイントを多くすることができます。
同じ商品を販売する競合店がいると、競合店よりもポイントを多くすることで購入されやすくするのが一般的なのですが、そうなると費用がどんどん増えていってしまいます。
手数料以外にほとんど費用がかからないBASEの方がネットショップを始めたての人にとってはうれしいですね!
しかも先ほどのとおり、この手数料だけで58種類もの追加機能が無料で利用できるためコストパフォーマンスも最高です!
1-3.さまざまな追加機能が利用できる
先ほど紹介したように、BASEでは格安で様々な機能が利用できます。
しかし、機能が多すぎるとネットショップ初心者はどの機能を使えばいいか迷ってしまいます…。
そこでネットショップ初心者におすすめの機能をいくつか紹介します。
どの機能からいれるべきかという優先度も一緒に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
真っ先に入れるべき
追加機能 | 詳細 |
---|---|
Instagram販売・広告 | BASEとインスタグラムを連携し、ネットショップへ誘導したり、広告をながすことができる。 |
配送日設定 | 配送日を指定できる。 |
送料詳細設定 | 地域ごとの送料や全国一律など送料を決められる。 |
お知らせバナー | サイトの上にクーポンやお知らせなどを表示できるバナーを設置する。 |
メールマガジン | 希望者にメールマガジンを配信して、リピート率を向上させる。 |
レビュー | 購入したユーザーのレビューを掲載し、安心できるネットショップと思ってもらうことで、購入率を向上させる。 |
クーポン | 期間限定や先着順など様々な種類のクーポンが使える。 |
セール | セールが開催できる。 |
再入荷自動通知 | 希望者に対して、商品が再入荷したら自動で通知が行くようにする。 |
詳しくは後述しますが、ネットショップでは自分で集客をする必要があります。
そのため、集客用のインスタグラムとネットショップを連携できる「Instagram販売・広告」機能はネットショップ運営に欠かせません。
また、「メールマガジン」や「レビュー」、「配送日設定」などはネットショップの標準的な機能なので、真っ先に入れるべき機能といえるでしょう。
出来るだけ入れたい
追加機能 | 詳細 |
---|---|
ラベル | 商品に「NEW」や「HOT」などのラベルを貼ることができる。 |
商品オプション | 「名入れ」や「商品の色」など、商品にさまざまなオプションを付けることができる。 |
メッセージ | ネットショップ上でユーザーと直接やり取りができる。 |
かんたん発送 | 全国一律の配送料にできる。ヤマト運輸とBASEが連携することで、普通よりも安い配送料になっている。 |
Google商品連携・広告App | Googleに商品の広告を掲載できる。 |
AdSIST | WEB広告をAIが自動で配信してくれる。広告がどれくらいの効果があるのかも測定してくれる。 |
各種データダウンロード | 伝票や納品書などのデータを出力できるため、業務が効率化できる。 |
必要なら入れる
追加機能 | 詳細 |
---|---|
独自ドメイン | オリジナルのURLを利用できる。短くわかりやすいURLにすることで認知度が高まる。 |
売上管理 by freee | ネットショップの経理処理を自動化してくれる「Freee 会計」と連携できる。 |
仕入れサイト スーパーデリバリー・タオバオ新幹線 | オンライン仕入れサイトと連携し、購入した商品の情報を自動で取り込んでくれる。 |
上の表で文字色が赤色の機能以外は完全無料で利用できます!
赤色の機能も月額料金はかからず、使った分だけ費用が掛かる方式なので、初心者にとってはありがたいですね!
1-4.専用のショッピングアプリを利用できる
BASEには月間800万人が利用するショッピングアプリ、「PayID」があります。
BASEでネットショップを開設すると、なんとこの「PayID」に無料で出品することができます。
ノーリスクで販路を増やせるアプリなので、BASEでネットショップを開設するなら必ず利用したいサービスですね!
ここまではBASEのいい口コミを見てきました。
一方で、次章にてBASEの悪い口コミのほうも確認しておきましょう。
2.BASEの悪い口コミ
BASEの典型的な悪い口コミは以下の2つです。
- 集客力が弱い
- 不具合がよく発生する
2-1.集客力が弱い
そもそもBASEに限らず、ネットショップはAmazonや楽天・メルカリなどのECモールに比べて集客力が弱いので、自分で集客をする必要があります。
なぜならECモールは月に数千万人が利用するサービスなので、ネットショップに比べて商品を見られる回数が多く、購入される機会も多くなるからです。
つまりECモールやメルカリのようなフリマだと、商品を置いておくだけでもある程度お客さんの目に止まる可能性があります。
ですがネットショップは自分でお客さんを連れてこないといけないということです。
しかし、その分ネットショップにもメリットがあるので、ネットショップとECモールそれぞれのメリットとデメリットについて下表で示します。
サービス | メリット | デメリット |
---|---|---|
ネットショップ | ・どこのショップで買ったか覚えてもらいやすいため、リピート率が高い。 ・競合店舗がない ・手数料が安い。 | ・自分で集客をする必要がある。 ・ユーザーからの認知度が低いので、ユーザーが安心して購入できず、購入率が低い。 |
ECモール | ・非常に多くのユーザーが訪れる。 ・ユーザーが安心して購入できるため、購入率が高い。 | ・だれが売った商品なのか覚えてもらえず、次の購入につながりづらい。 ・競合店舗と値下げしあって、経営が苦しくなってしまう。・手数料が高い。 |
このようにネットショップとECモールにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
もちろんBASEなどのネットショップを持っておきながら、販路の1つとしてECモールにも出店するという戦略もアリです。
ですが、ネットショップの集客力を改善するにはどうしたらいいのでしょうか。
実を言うと、ネットショップの集客では、SNSでの集客が初心者におすすめの方法です。
この記事の第3章「インスタグラムを活用する」では、集客のためにインスタグラムを利用する具体的な方法についてご紹介しているので、ぜひご覧ください。
2-2.不具合がよく発生する
BASEでは不具合が発生しやすいという口コミが何件かありました。
これについて現役BASEショップオーナーの山本さんに聞いてみたところ、BASE運営の不具合への対応は早いと教えてくれました。
これまでBASEでの不具合に直面したことはありませんでした。お知らせなどで不具合を知ることはありましたが、対応は早い方だと思います。
しかし不具合の対応が早いといっても、不具合が発生することには変わりがないため、不安に思う方が多いと思います。
口コミにもあるように、不具合は主に新機能にまつわるものであるため、新機能はリリースされて時間がたってから導入するように心がけるべきでしょう。
3.BASEをより活用するためのコツ
ここまでBASEの口コミについて紹介しましたが、実際にBASEを利用してみたくなった方もいるでしょう。
そこで、BASEを活用するために必要なコツを3つ紹介します。
- Instagramを活用する
- ECモールを併用する
- 広告を活用する
3-1.インスタグラムを活用する
BASEでネットショップを始めるなら、自分で商品の宣伝をする必要があります。
現役BASEショップオーナーの山本さんに、初心者でも使えるおすすめの宣伝ツールを聞いてみたところ、このような回答でした。
instagramです。私の場合は猫に特化した商材を販売しているため、ターゲットを絞る必要があります。なのでまずはinstagramを通じてフォロワー数を増やし、そこから販売の導線を引いてBASEへ促しています。
インスタグラムは写真や動画が中心であり、おしゃれな投稿が好まれるSNSです。
そのため、写真や動画で商品を紹介することで、自分の商品の魅力を様々な人に届けられるでしょう。
さらに、BASEにはインスタグラムと連携するための追加機能が用意されているので、商品の投稿から直接商品ページに誘導したり、広告を流したりすることができます。
例として、山本さんの投稿をご紹介します。
おしゃれな写真で商品の魅力が存分に生かされているのが分かると思います。
しかしいくら商品の宣伝をしても、それを見てくれる方が少ないとあまり意味がないという問題があります。
そのため、インスタグラムのフォロワーを増やすための方法をかんたんに説明します。
・インスタグラムの仕組みを理解する
・投稿頻度は2~3日に1回、朝か夜に投稿する
・フォロワーと積極的に交流する
まず重要なのはインスタグラムの仕組みを理解することです。
インスタグラムで投稿をすると、最初にそれがフォロワーの「フィード」(ホーム画面)に表示されます。
そしてその投稿がフォロワーによって「いいね」などの反応をされると、エンゲージメント率(フォロワー数や閲覧数に対して「いいね」などの割合がどのくらいか)が高まっていきます。
エンゲージメント率が高い投稿はインスタグラムによって質が高い投稿と判断されて、多くのユーザーに拡散されるという仕組みになっています。
つまり、フォロワー数を増やすために重要なのは
・自分の投稿がどれだけフォロワーのフィード(ホーム画面)に出るか
・自分の投稿がどれだけ反応されるか
・投稿が拡散した後にどれだけフォローされるか
という3点になります。
それでは具体的にどのような行動をとるべきか解説していきます。
インスタグラムの投稿頻度は2〜3日に1回、投稿時間は朝6〜7時ごろ、もしくは夜17時〜21時が最適です。
毎日たくさん投稿したほうがいいのではないかと思うかもしれませんが、投稿しすぎるとフォロワーが自分の投稿に飽きてしまう可能性があります。
また、インスタグラムはビジュアル重視のSNSであり、魅力的で質の高い投稿をすることが重要です。
毎日たくさんの投稿をするよりも、2〜3日に1度、高品質な投稿をすることでフォロワーの興味を引くことができます。
次に投稿時間についてですが、多くのユーザーがインスタグラムを利用するのは通勤や通学時間である朝7時ごろか、会社や学校から帰ってきて寝る準備をするまでの17〜21時ごろまでです。
そのため、このどちらかの時間帯に投稿するか、予約投稿であらかじめ投稿する時間を決めておきましょう。
最後に重要なポイントはフォロワーと積極的に交流することです。
なぜならフォロワーのホーム画面に自分の投稿を表示するためには、フォロワーとの「親密度」を上げる必要があるからです。
「親密度」とはインスタグラムにおけるユーザー同士のつながりの深さを示すもので、投稿に対するコメントに返信したり、「いいね」などの反応をしたりすることで深まっていきます。
そして「親密度」があがるとその人のフィードに自分の投稿が表示される確率が上がっていくというわけです。
このようにインスタグラムのフォロワーを増やす方法をかんたんではありますが、紹介しました。
集客はショップを成長させる上では絶対に避けて通ることができない問題なので、しっかりと対策していきましょう。
3-2.ECモールを併用する
ネットショップとAmazonなどのECモールを併用すると、ECモールしか利用しないユーザーを取りこぼさないようにすることができます。
さらに、ECモールはそこまで余計な手続きが必要でなく、本人確認書類などを提出するだけで気軽に作ることができます!
ではどのECモールを利用すればいいのでしょうか。
ECモール | 特徴 |
---|---|
Amazon | 10代が特に多いが、全年齢で使われてる。 |
楽天 | 比較的年齢層が高めだが、全年齢で使われている。 |
minne | ハンドメイド製品に特化したECモール。 |
メルカリshops | 10〜20代のユーザーが多い。 |
Yahoo!ショッピング | 50〜60代のユーザーが多い。 |
もしハンドメイド商品を販売したいなら、BASEと同じ会社が運営している「minne」という販売プラットフォームを併用するのがおすすめです。
「minne」の特徴について現役BASEショップオーナーの山本さんが解説してくれました。
minne【手数料は少し高いが自然とお客様が集まるショッピングセンター】
出店方法:いわゆるショッピングモールの中に自分のテナントを出すイメージです。大きなプラットフォームのなかで買い周りが可能で、集客力が高いことも魅力ですが、商材によっては(アクセサリーなど)レッドオーシャンなので新規参入が難しいです。
主な商材:主にハンドメイドに特化しており、プロからアマチュアまでいます。(食品もありますが、あたたかみのある物が多い印象です)
minneはハンドメイド製品に特化しているため、minneの利用者もハンドメイド製品を買いに来るユーザーがほとんどです。
そのため、ハンドメイド製品を販売したいなら他のECモールよりも「minne」の方が適しているというわけですね。
また、Appliv TOPICSが男女1000人に行った調査によると、「Amazon」は男性、「楽天」は女性の方が利用率が高いです。
(出典元:Appliv TOPICS,https://mag.app-liv.jp/archive/143027/)
さらに、10~20代は「Amazon」、「メルカリshops」が人気で、「楽天」や「Yahoo!ショッピング」はユーザーの年齢層が高いこともわかります。
(出典元:Appliv TOPICS,https://mag.app-liv.jp/archive/142044/)
これらの情報から、自分の商品のユーザー層を分析して、どのECモールに出店すべきか選ぶといいでしょう。
3-3.広告を活用する
BASEで集客をするならインスタグラムでの宣伝だけでなく、広告を利用してみることもおすすめです。
というのも、インスタグラムのフォロワーは一朝一夕で増えるものではなく、中長期的に取り組んでいくものだからです。
そのため開店直後の収益をブーストするには、広告を出稿することが有力な選択肢になってきます。
BASEで利用できる広告向けの追加機能は下の4つです。
- AdSIST
- Instagram広告
- Google商品連携・広告
- Tiktok商品連携・広告
上表の中でおすすめは「AdSIST」と「Instagram広告」です。
「AdSIST」はAIが売上upのために最適な広告をSNSなどに自動で配信してくれるというサービスです。
1日500円から広告を自動で出すことができて、気に入らなければすぐにやめることができるので、初心者におすすめの広告サービスになっています。
一方、インスタグラムに集中したいという方は「Instagram広告」を利用するといいでしょう。
先ほども紹介したように、ネットショップでの集客には主にインスタグラムを利用するので、そのインスタグラムに広告を出せるこの機能はぴったりです。
4.BASEの登録方法・初期設定
4-1.BASEの登録方法
BASEに登録するには下のボタンをクリックして、BASE公式ページに移動してください。
その後、下画像の右上にあるような「無料で始める」というボタンをクリックしてください。
すると、下画像のような情報入力画面に移動すると思います。
ここで必要事項を入力してください。
これで登録は完了です!お疲れさまでした!
4-2.BASEの初期設定
BASEの登録が成功したら、BASEの初期設定を進めていきましょう。
まず下画像のようにアンケートを進めていきます。
するとメール認証のページになるので、先ほど登録したメールアドレスに届いた認証メールの中のボタンをクリックしてください。
続いて開設ステップの設定項目に入ります。
名前や住所、販売価格、ショップ情報など様々な入力項目があって、一見難しそうに見えますがショップ情報などは最初から定型文が入力されているので、分からない方がひとまずそのままでいいでしょう。
もちろん後から変えることもできるので、安心して気軽に入力してください!
次は決済方法の設定です。
下画像のように3.6%の決済方法が6個と4.6%の決済方法が2個あります。
決済方法が少ないと、「商品はほしいけど購入する手段がない」であったり、「普段使っていない決済方法の登録が面倒」といったように、ユーザーを取りこぼしてしまう可能性があります。
そのため、決済方法はできれば多い方がいいでしょう。
あとは必要事項を入力してショップを公開すれば、初期設定は終了です。
ここまでお疲れさまでした!
4-3.開業届を提出しよう
最後にネットショップ運営をするなら絶対に出しておくべきである、開業届について説明したいと思います。
開業届はネットショップを開設した日から1ヶ月以内に提出する必要があります。
開業届と同時に青色申告承認申請書も出すことで、青色申告の控除を最大65万円分受けることができます。
開業届は税務署に行って書類を記入するか、オンラインで開業届の提出ができる「e-Tax」を利用して出すことになります。
まとめ
この記事ではBASEの評判や口コミ、そしてBASEを活用するためのコツについて解説しました。
BASEは日本で一番有名なネットショップサービスであるぶん、無料でもサービスが充実していて、未経験者がネットショップを開設するのにぴったりなサービスです。
無料で手軽に始めることができるので、ぜひ一度試してみてください。