審査落ちでも確実に審査を通す!ファクタリングで使われる審査基準は3つ

ファクタリングの審査を通す3つのポイント

ファクタリングは審査が甘いなどとよく言われていますが、実際には審査落ちする人も少なくありません。

ですが恐れることはありません。

ファクタリングの審査には要点があります

その要点をしっかりと押さえて審査に臨むことで、審査を通過する確率を大幅に引き上げることができます。

ファクタリングで見られる審査の要点は次の3つです。

ファクタリング審査の3つの要点
1.取引先
2.申込者本人
3.売掛金

本稿は15年間ファクタリング会社に部長職として勤務し、審査事情にも精通しているH.H氏に25通に及ぶメールで事細かに審査の実態を聞き出した取材内容と、ファクタリング会社に審査を提出した8名への聞き取り調査に基づき構成しています。

その取材と調査内容から、ファクタリングの審査基準とクリアするコツが明確に見えてきたので、それを解説していきます。

それではまずファクタリングの審査を、確実にかつスピーディに通すコツから見ていきましょう。

取材協力者
H.H氏(※職務規定によりイニシャル表記)
金融機関から出向し、某ファクタリング会社にて管理職(部長)として15年間資金調達の現場に従事。食品卸、建設資材卸をはじめ、多種多様な顧客のファクタリングを担当。
ファクタリングの実務だけでなく、中小企業の会計・財務改善においても活躍。

目次

元ファクタリング実務経験者に聞くファクタリングの審査を通過するコツ

ファクタリングの審査を通すのにはコツがあります。

そのコツは、ファクタリングのコアな審査基準に基づく次の3つのポイントで構成されています。

▼ファクタリングの審査基準と通過するコツ

審査基準コツ
取引先信用度の高い企業を選ぶ
申込者最低限の信用情報を保つ
売掛金(請求書)適正な売掛金を選ぶ

ちょっと抽象的ですね。

審査を通過するコツをもっと具体的にいうと、こうなります。

財務状況のいい社会的信用性がある取引先で、自身の信用情報や収支状況をきちんと証明したうえで、不正のない入金までの日数が60日以内の請求書を審査に出す。

おおまかなイメージをつかんだところで、それぞれの審査基準をもう少し深堀りして見ていくことにしましょう。

審査で見られる「取引先」の審査基準

ファクタリングの審査において、もっとも重視されるのがこの「取引先」の情報です。

ファクタリングの審査で見られる「取引先」の基準は、次の2つです。

審査で見られる取引先の基準
・社会的信用度
・財務状況

なぜ取引先が審査において重視されるかというと、申込者が取引先に請求した金額を回収できる≒ファクタリング会社が前貸しした金額を申込者から回収できるからです。

資金回収のイメージ図

逆にいうと、取引先が請求日まで倒産せずに存在し、ちゃんと支払ってくれる会社じゃないと、ファクタリング会社は前貸しした金額を取りっぱぐれてしまうということです。

つまり社会的信用度が高い企業というのは、わかりやすくいうと上場企業であったり、設立して何十年も経過しているような企業のことです。

とはいえ無名の企業はダメかというとそういうわけでもありません

存続が危ぶまれるような不祥事を起こしていたり、売掛金を回収できるまで企業として存在しているか怪しいような会社でなければ、ひとまずOKと考えていいでしょう。

一方で取引先の財務状況は、売掛金に対してちゃんと支払いできる状況にあるか?という観点が見られます。

ちなみにファクタリング会社がなぜこれらの情報を知ることができるか?というと、帝国データバンクや東京経済株式会社(TOKEI)の信用度調査サービスを利用しているからです。

ファクタリング会社に15年勤務したH.H氏によれば、次のように審査に使われます。

H.H氏のコメント
私が勤務していたファクタリング会社では、帝国データバンクに掲載されている信用度スコアの点数だけでなく、売掛先が自社で取り扱ったことがある企業でデータとして残っていると、そちらのデータも考慮していました。

帝国データバンクの信用度スコアは私たちが気軽にアクセスできるものではありません。

ですがそうした調査機関を使うということは、ファクタリング会社はそれだけ取引先を審査材料として重視していることの裏返しでもありますね。

審査で見られる「申込者」の審査基準

続いて、ファクタリングの申込者(=あなた)に関する審査基準について見ます。

申込者が審査で見られるポイントは、「最低限の信用情報を保っているか?」という点です。

実際にファクタリングでの申込者に対する審査は、銀行融資やカードローンの融資と比べると、そこまで厳しくありません。

税金の滞納や金融機関からの多額の借入れ、返済事故がないのであれば、申込者の審査はまず通過できます。

またもし決算書(個人事業主の方は確定申告書)や銀行口座に入っている資金の動きで何か聞かれることがあったとき、納得いくかたちで説明できれば審査で問題になるようなこともありません。

ただし、そうでない人は注意が必要です。

今回の取材や聞き取り調査の結果、多くの記事で解説されているような「ブラックでもOK」や「借入れがあっても大丈夫」のような安易なものではないことが判明しています。

このことについては、のちの審査落ちする原因の章で詳しく説明します。

審査で見られる「売掛金(請求書)」の審査基準

ファクタリング会社に買い取ってもらうことになる「売掛金(取引先への請求書)」で見られる審査基準は次のポイントです。

売掛金の審査基準
・正当な売掛金か?
・入金までのサイト(日数)が60日以内か?
・少額/高額すぎない金額か?

ざっくり言うと、イレギュラーな売掛金でない限り大丈夫です。

正当というのは、すでに誰かに譲渡した売掛金であったり、架空の請求書でなければ多くの人にとって問題にはなりません。

また一般的に請求書を出している時点で、支払い期日は翌月末までで切ることが多いのでないでしょうか?

それくらいの支払い期日では、まず問題になりません。

売掛金が高額なケースも、自身の年間の収支からして不自然でない金額ならば問題ありません。

少額というのは10万円未満の小口のケースですが、これも小口でも対応してくれるファクタリング会社を選べば大丈夫です。

また最近では、「個人事業主OK、小口もOK」というスタイルのファクタリング会社が多いので、探すのに苦労はしません。

ここまででファクタリングの審査は、多くの人にとってそこまで厳しい基準ではないということがイメージできたかと思います。

では一方で、ファクタリングの審査で落ちてしまう代表的なケースとはどのようなものなのでしょうか?

ファクタリングの審査に落ちる3つの原因

ファクタリングの審査で落ちてしまうケースも、前章と同じように「取引先/申込者/売掛金」の3つの切り口で見ていくとわかりやすいです。

自身に当てはまるものがないか、チェックするつもりでザっと読み進めてください。

取引先に原因があるケース

まず取引先に審査落ちする原因がある代表的なケースを見ていきましょう。

取引先が原因で審査落ちするケース
・取引先が個人
・取引先の信用調査の点数が悪い

まずどのファクタリングサービスでも審査落ちするのは、取引先(売掛先)が法人ではなく個人であるケースです。

ファクタリングの審査でもっとも重視されるのは、取引先の支払い能力と社会的信用度です。

前章でもお伝えしたとおり、これをファクタリング会社は帝国データバンクなどの信用調査機関を使って裏取りします。

一方で、取引先が個人では調べようがありませんので、その人の社会的信用度を裏付けてくれるものがありません。

よって取引先が法人ではなく個人だった場合は、審査にまず通ることはありません。

同じ理由で、信用調査機関が出している点数が悪い取引先も審査落ちする原になります。

ただどうやって私たちが取引先の信用度の点数を知る手立てがあるのでしょうか?

というのも、帝国データバンクなどの調査機関が出している点数を調べるのは1,600円の費用がかかるので、気軽に見ることはできません。

ですが自分の取引先であれば、悪いうわさも耳にはさむことがあるのではないでしょうか?

また売掛先が上場企業であれば、公式サイトの「IRコーナー」に公開されている決算報告書で業績を確認することができます。

取引先が何期も連続で赤字を出していたり、不祥事を起こしていたりすると審査落ちするリスクが高まると考えておいてください。

H.H氏のコメント
実際に審査の実務では帝国データバンクの評点に基準があり、「○点以上あればOK、○点未満なら審査NG」という判断で審査をしていました。
追加料金を支払えばさらに詳細な情報をもらえるので危なそうな案件は個別で調査することもあります。
おおむね調査会社が「危ない」という評価している企業が売掛先の場合、取引をやめていました。

取引先に審査落ちの原因がある場合の対処法

取引先に審査落ちの原因があったときの対処法は、違う取引先への売掛金(請求書)で審査を出し直します。

その際は、できるだけ財務状況がよく、社会的信用度が高い企業を選ぶようにしてください。

もしほかに審査に出せる売掛金がない場合は、「審査落ちした時も試しておくべきファクタリングサービス」の章で解説するファクタリングサービスを試してみてください。

申込者に審査落ちの原因があるケース

続いて、ファクタリングへの申込者本人に審査落ちの原因がある代表的なケースを見ていきましょう。

申込者が原因で審査落ちするケース
・税金の滞納がある
・多額の借入れがある
・5年内に返済事故を起こしている

まず税金の滞納や多額の借入れがあると、ファクタリングの審査では審査NGになります。

なぜなら税金の滞納や未払いがあると、公的機関は強制的にその人の財産を「差し押さえる」ことができます。

本来ならファクタリング会社が回収するはずだったお金でも、申込者が差し押さえにあうと回収できなくなってしまうからです。

多額の借入れも返済に回すお金が必要になりますので、税金の滞納と同じ扱いです。

また5年以内の返済事故歴も、ファクタリングの審査では大きな不利になります。

5年というのは、いわゆる「ブラックリスト」から消えるまでの期間と考えてください。

「ブラックでもOK」や「審査で見られるのは取引先の情報で本人は関係ない」などと解説している記事が多くありますが、審査の実際面と照らし合わせるとこれは間違った情報と言わざるを得ません。

H.H氏のコメント
確かに審査の実務において申込者本人の信用情報や事業成績よりも、売掛先の社会的信用度が重視されるのは正しいです。
ただし、申込者の信用情報があまりにひどい場合は取引をやめていました。
コロナ禍の状況では特例があったとはいえ、税金の滞納や信用情報の瑕疵、多額の借入れがある方は審査を通せません。

またこれを裏付けるように、ファクタリング会社に審査を出したことがある8名への聞き取り調査でも次の結果となりました。

利用した会社税金の滞納借入れ返済事故
審査落ち例1

(建設業)

アシストペイなし100万円以上あり
審査落ち例2

(WEBデザイナー)

三菱UFJファクターありなしなし
審査落ち例3

(WEBエンジニア)

アクセルファクターなし21~50万円なし

(インターネットにより公募したファクタリングの審査経験者8名のうち3名。2021/12月調査実施)

聞き取り調査をした8名中、審査落ちしたのは3名でしたが、その全員が税金の滞納、借入れ、返済事故のいずれかに該当する方でした。

こうした信用情報の事故歴はJICCという信用情報の照会サービスで確認することができます。

またもし自分に事故歴があるかを確認したい場合は、誰でも1,000円で自分の情報を照会することもできます。

申込者に審査落ちの原因がある場合の対処法

ファクタリングの申込者本人に審査落ちの原因がある場合の対処法は、少し厄介です。

税金の滞納や借入れ、返済事故がある時点でファクタリングはもちろん、それよりも審査が厳しい融資という選択肢もとれなくなってしまいます。

そうなると最悪の場合「借りる」ということは諦めて、それ以外の資金調達の方法を講じていくしかありません。

このことについては「どうしても審査に通らないときは「借りる」以外の手を考える」の章で詳しくみることにします。

売掛金(請求書)に原因があるケース

最後に売掛金が原因で審査に落ちる代表的なケースを見ていきましょう。

売掛金が原因で審査落ちするケース
・不正な売掛金
・支払い期日が60日以上先
・少額/高額すぎる

不正な売掛金というのは、架空のものであったり、すでに誰かに譲渡した(買い取ってもらった)売掛金のことです。

ファクタリング会社に譲渡した売掛金は、法的に譲渡されたことを証明するために登記されます。

つまり実態のない請求書や、1枚の請求書を複数社に買い取ってもらうことはできないということです。

また支払期日が過ぎても支払われていない売掛金も審査NGです。

次に審査でよくみられるのは、売掛金の入金までのサイト(日数)です。

いくつかのファクタリング会社の規約を読むと、その境界線は60日以内に入金される売掛金でなければならないことが示されています。

通常、「月末締めの翌月末日払い」の請求書が一般的だと思うので、多くの方には問題になりません。

一方で、建築業や食品業、WEBエンジニアなど、請求日から入金日までを長い期間があるような業界は注意が必要です。

また多すぎる金額や少なすぎる金額は前章の審査基準で説明したとおりです。

売掛金に審査落ちの原因がある場合の対処法

売掛金が原因で審査に落ちた場合、真っ先に試すべきは別の売掛金を審査に出すことです。

もちろんそれが不正な売掛金ではない、という前提はつきます。

それでもダメだったり、違う売掛金を審査に出してもダメだった場合でも、まだ諦めることはありません。

審査を出すファクタリング会社を変えてみるという手がまだ残っているのです。

詳しくは次章で説明していきます。

審査落ちした時も試しておくべきファクタリングサービス

もしファクタリングの審査で落ちてしまっても、別のファクタリング会社に審査を出し直してみることは決して無駄なことではありません

実際、筆者もこれまで記事を書くための検証として13社のファクタリングサービスに審査を出していますが、そのうち3社から審査落ちの判定をもらったことがあります。

ちなみに筆者には、借入れ、税金の滞納、返済事故はありませんし、取引先も上場企業で、14日後の支払期日の売掛金を審査に提出しました。

自分でいうのもなんですが、「目立った減点箇所がない申込者」であるはずです。

それでも審査を通すか、落とすかの判断がわかれるのです。

ファクタリングの審査には、調査機関の点数や税金の滞納など、誰が審査しても同じ結果になる基準で合否がわかれるケースがあります。

ですが一方で、審査担当者の微妙なさじ加減とか、会社ごとの基準の微妙な違いがあることも事実です。

つまりA社ではまるでダメだったけど、B社にもっていくと追加の条件付きで請求書を買い取ってもらえた、というケースは十分に考えられることなのです。

そこで無数にあるファクタリング界の中でも、審査上の際立った特徴をもつ3つのサービスを紹介していきます。

もしこれまでに審査に落ちたことがある方も、これからご紹介するファクタリングサービスで審査を出し直してみてください。

審査書類が本当に3点だけだった|【ビートレーディング】

ビートレーディング

まず審査落ちしても試しておきたいのは【ビートレーディング】です。

ビートレーディングをおすすめする理由は次の理由からです。

【ビートレーディング】をおすすめする理由
・審査書類が3点で済む
・税金を滞納していても審査に通る可能性がある
・ファクタリング業界の鉄板サービス

筆者もこの【ビートレーディング】に審査を出したことがありますが、公式サイトに書かれている通り、提出を求められた審査書類は下記の3点でした。

必要だった審査書類
1本人確認証
2買い取ってほしい請求書
3通帳の履歴(3か月分)

なんてことない特徴のように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。

多くのファクタリングサービスは公式サイトでは「3点のみでOK」と書いておきながら、実際の審査になると「追加で決算書(確定申告書)と、取引先との契約書もください」などといわれるケースのほうが多いのです。

もちろんこうした審査書類は出せるのであれば出して、自身の信用度をアップするに越したことはありません。

ですが決算書が赤字だったり、銀行口座のキャッシュがゼロになっている月があるなど、見せたくない部分もあります。

そうしたとき、提出を求められる審査書類を3点のみで済ませてくれるのはありがたく感じます。

また【ビートレーディング】の公式サイトには次のような記載があります。

ビートレーディングの税金滞納者への対応

さすがに多額の税金の滞納がある場合は審査落ちするのでしょうが、滞納額によっては審査に通る可能性があることも示唆しています。

税金の滞納がある方も【ビートレーディング】の審査を試してみる価値はありそうです。

最後に、【ビートレーディング】はファクタリングサービスのなかでは定番のサービスです。

つまりこの【ビートレーディング】で審査に通った/落ちたという判定は、次に試すべきファクタリングサービスのヒントにもなります。

ファクタリングサービスの鉄板どころは、あなたにどういう判定を下すのか知っておいて損はありません。

審査はAIによる自動審査|【フリーナンス】

フリーナンスキャプチャ

次の審査落ちしても試しておきたいファクタリングサービスは【フリーナンス】です。

この【フリーナンス】は次世代型ファクタリングサービスと言ってもよい特徴をもっています。

【フリーナンス】をおすすめする理由
・審査をするのはAIでやりとりなし
・審査書類もたったの2点
・小口のファクタリングがメイン

通常のファクタリングサービスだと、利用申し込みをした時点で人間の担当者がつきます。

その担当者が審査部との間に入って、面談をしたり、審査を進めてくれるのですが【フリーナンス】ではそうした担当者がつきません。

その代わりにAI(人工知能)が申込者からアップロードされた書類を見て審査判断をおこないます。

【フリーナンス】の審査で必要になる最低限の資料は下記です。

フリーナンス】の審査に必要な最低限の書類
本人確認証
買い取ってほしい請求書

フリーナンスでは「与信タスク」という申込者の信用性をアップするために追加の書類や手続きをする制度があります。

この制度を用いれば、ファクタリングにかかる手数料が一律10%から徐々に下がってくるというものです。

ですがこの与信タスクは初回利用時にいくらスコアをあげても、手数料は10%から動くことはありません

であれば上記の最低限の審査書類だけ審査に出しても、条件面で不利になることはありません。

担当者との電話やメールでのやりとりもなく、たいした手間もかからないので気軽に審査出しておいてOKです。

最後の「小口がメイン」という特徴ですが、サービス名からも想像できるように、【フリーナンス】はフリーランスや個人事業主をメイン利用者とした想定したサービスです。

実際は法人も利用することができるのですが、個人事業主やフリーランスの方で審査に通らないという方は一度審査に出してみる価値はあります。

とにかく数を打ってみる|一括比較サービス【事業資金のミカタ】

【事業資金のミカタ】スクショ

審査のボーダーライン上にある方は、審査の数を撃ってみることも大事です。

なぜなら先にも触れたとおり、ファクタリングの審査は明確に基準が決まっている部分と、担当者や審査部の「さじ加減」の部分があります。

この「さじ加減」のところは相性がある、と考えてもいいです。

またコロナ禍の特例を認めるところもあり、数を撃てば買取先が見つかるということも多々あるのです。

そのとき便利なのが【事業資金のミカタ】のような、一括比較サービスです。

【事業資金のミカタ】に申し込むと、電話一本で3社のファクタリングサービスを紹介してもらえます。

事業資金のミカタ】をおすすめするポイント
・ファクタリングサービスを3社紹介してくれる
・電話口でどのファクタリングサービスを紹介するか確認OK
・借入れや税金の滞納があってもOKなところと伝えられる

こうした一括サービスは1本の電話で複数社の審査申し込みができる便利さがあります。

その反面、必要以上に複数社から応募がきてうっとうしいというデメリットもあります。

ですが【事業資金のミカタ】では、3社と決まっているので、ほどよい数でおさめてくれます。

また電話口で紹介してくれるファクタリング会社や、こちらの借入れや税金の滞納状況を伝えらえます。

そのためすでに審査落ちしたファクタリング会社や、税金の滞納があると即NGといった方針のファクタリング会社を事前に弾くことができます。

どうしても審査に通らないときは「借りる」以外の手を考える

上記のファクタリング会社の審査を試しても、それでも審査に通らない方はファクタリングという資金調達方法自体を見直す必要があります。

ですが資金調達方法はファクタリングや融資だけではありません。

このピンチを乗り越えるための「借りる」以外の手段を3つお伝えします。

借りる」以外の3つの資金調達法
・借入れ先や売掛先にリスケを申し出る
・国や地方自治体の補助金を申請する
・クラウドファンディングで募集してみる

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

借入れ先や売掛先にリスケを申し出る

まず検討してみてほしいのが、売掛先の入金スケジュールをリスケ(前倒し)できないか?という線です。

借入先の返済スケジュールもリスケの交渉はできますが、金融機関や消費者金融からの借入れをリスケすると信用情報に事故歴として記載されてしまいます。

そのため売掛先の入金日を前倒しできないか?というところから検討してください。

建築業やWEB制作業は、どうしても入金サイクル遅くキャッシュフローが悪くなりがちです。

ですので入金日のタイミングを早くすることで、資金難を乗り越えられる可能性があります。

また売掛金を全額前倒しするのが難しい場合は、せめて半金や1/4だけでも前倒しできないか交渉する余地があります。

売掛先がどうしても交渉に応じてくれないときは、借入れの返済スケジュールをリスケします。

返済事故の扱いにはなってしまいますが、事業を存続できなくなってしまうことを回避するためにはやむをえません。

個人で交渉しても応じてくれない場合は、税理士や弁護士、中小企業診断士などの専門職に頼ることもできます。

国や地方自治体の補助金を申請する

「借りられないならもらえ」ということで、国や地方自治体の補助金を申請するという手もあります。

こうした補助金には返済義務がありません

2021年時点で利用しやすい補助金制度だと、

・小規模事業者持続化補助金(上限100万円)

・月次支援金(上限10万円/月)

のような補助金制度があります。

これらは申請もインターネットで完結するので、自身が利用できそうな補助金制度を探してみてください。

クラウドファンディングで募集してみる

クラウドファンディングも返済義務のない資金調達法です。

CampFireやMakuakeなどがクラウドファンディングの代表的なサービスです。

新規事業の資金調達というイメージがあるクラウドファンディングですが、実際には資金難のときの調達方法としても活用されています。

ただし、こうしたクラウドファンディングは誰でも資金調達できる方法とはいえない側面があります。

資金調達できるのは提供している事業やサービスが魅力的なものであり、多くの人から存続する賛同を得られるものに限られます。

ですがリターン品という形で返礼品を出資者に返すだけで返済義務はありませんので、特色のある事業を提供している人はチャレンジしてみてください。

やってはいけない審査落ちの対処法

それでは最後に、ファクタリングの審査に落ちてしまったときやってはいけい対処法について見ておきましょう。

やってはいけない対処は、次の2つの対処です。

やってはいけない対処法
・怪しげなファクタリング会社を利用する
・3社間取引で審査をだす

それでは詳細を見ていきます。

怪しげなファクタリング会社を利用する

ファクタリング会社には、残念ながら違法なものや極めて違法に近いグレーの会社が存在します。

それはファクタリング会社を名乗りながら、実質高利で貸付けをおこなう闇金です。

自身はファクタリングをしているつもりでも、契約書をよく読むと暴利での借入れになっているというケースが確認されています。

こうした悪徳業者はTwitterなどのSNSで集客をしているのをよく見かけます。

ファクタリングの審査に落ちたからといって、こうした怪しげなファクタリング会社を利用するのは絶対にやってはいけません。

3社間取引で審査に出す

ファクタリングの取引条件として、3社間取引を選択するのもやってはいけないというほどではないにせよ、デメリットを押さえたうえで選択するべきです。

「2社間取引で審査が通らないなら3社間取引で」と解説している記事がよくあります。

ですが、3社間取引は下記のデメリットがあります。

3社間取引のデメリット
・入金実行までに時間がかかる
・取引先に資金難に陥っていることがバレる

3社間取引では、売掛金をファクタリング会社に譲渡することに対して取引先の合意を得る必要がありますので、交渉や調整の時間がかかります。

2社間取引と3社間取引の違い

またどうせ取引先にバレるのであれば、先述した入金日の前倒しを取引先に交渉したほうが余計な手数料をとられることもありません。

「どうしてもファクタリングで資金調達をしなければならない」という強い理由があるのであれば話は別ですが、あまりそういうケースはないのではないでしょうか。

資金調達までのスピードが遅く、また取引先への秘匿性もないとなるとファクタリングの本来の魅力が半減してしまいます。

安易に3社間取引でファクタリングをするのではなく、上記のデメリットをよく考えたうえで3社間取引を選択するようにしてください。

まとめ

最後に本稿の内容をおさらいしておきましょう。

まずファクタリングの審査で見られる基準と、審査を通すコツは下記の3つでした。

審査基準コツ
取引先信用度の高い企業を選ぶ
申込者最低限の信用情報を保つ
売掛金(請求書)適正な売掛金を選ぶ

これらの審査基準を照らし合わせたうえで、審査に出す取引先や売掛金を正しく選択することが重要でした。

またそれでも審査に落ちてしまった場合は、ファクタリング会社を変えるという手もご紹介しました。

実際にファクタリングの審査には相性があります。

親身になって審査部にかけあってくれる担当者もいれば、淡々とマニュアル以上のことをしてくれない担当者もいます。

1つのファクタリング会社を試してみただけで、自分はファクタリングでは資金調達できないと判断してしまうのは早計というものです。

本稿で解説したファクタリングの審査の実態を参考にして、この資金難の窮地を乗りきりましょう!

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