ペイトナーファクタリングのリアルな評判・口コミ│手数料や審査の実態を利用者10名に徹底調査!

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ペイトナーファクタリング評判・口コミ

ペイトナーファクタリング(旧名yup!先払い)で、ファクタリングをしてもいいものか?またその評判が気になっていませんか?

結論からいえばペイトナーファクタリングの評判は良好ですし、ファクタリングサービスとしてシンプルで使い勝手もとてもいいです

25万円以下のファクタリングという条件下なら、利用者側のメリットが大きい、十分におすすめできるサービスだということができます。

一方で、ペイトナーファクタリングには利用する上では知っておかねばならないこともあります。

今回ペイトナーファクタリングの評判やメリット・デメリットの実態調査をするために、実際に同サービスを利用したことがある男女5名からの協力を得ました。

またこれまでに11社のファクタリングサービスを利用したことがある筆者の経験から、他サービスとの比較したときにどうなの?という視点からも解説していきます。

本稿を読めば、ペイトナーファクタリングの強み・弱みが完璧に把握できるだけでなく、賢く使い倒すためのコツも理解できるようになります。

では早速まいりましょう。

▼本稿の監修者

渡辺あい

 
渡辺あい
ファイナンシャル・プランニング2級。
大学で法律を学んだ後、銀行に就職し、窓口業務・保険販売に従事。
子育てのため退職したのち、育児の合間に資格取得の勉強をし、FP3級、2級にそれぞれ一発合格。

目次

ペイトナーファクタリングの利用者による評判・口コミ

まずは気になる評判ですが、ペイトナーファクタリングは利用者の満足度が比較的高いファクタリングサービスということができます。

実際にペイトナーファクタリングを利用した5名の利用者に、項目ごとに満足度を5点満点で評点してもらうことにしました。

その結果が下表です。

ペイトナーファクタリングを実際に利用したことがある全国の男女10名による5点満点中の評点の平均値。調査日2023年5月29~6月1日

まず総合的な評価点の平均が4.0点と高い結果になっただけでなく、下記の項目でも良好な満足度であることがわかります。

・手数料(3.7点)
・審査時間(4.2点)
・審査にかかる手間(4.1点)
・サービスの使いやすさ(4.2点)

実はこの4つの項目は数多あるファクタリングサービスを評価・比較するうえで、キモとなるポイントでもあります。

というのもファクタリングとひと口にいっても、サービス内容はどこも同じというわけでありません。

利用者にとっては損にも得にもなるこの4項目に着目して比較して見ていくと、優劣がハッキリとつくのです。

各項目の詳細についてはのちの章で詳しく説明することにして、まずはペイトナーファクタリングをおすすめできる人・できない人を次章で見ていきましょう。

ペイトナーファクタリングを利用すべき人・利用すべきでない人は調達額で決まる

ペイトナーファクタリングを利用すべき人と、利用すべきでない人の基準はたった一つです。

それは自身が調達したい金額が25万円以下なのか?以上なのか?だけです。

▼ペイトナーファクタリングを利用すべきかの基準
調達金額が25万円以下→ペイトナーファクタリングでOK
調達金額が25万円より多い→他のファクタリングを利用するのがいい

この25万円というボーダーは、ペイトナーファクタリングが設定している初回利用時の上限額のことです(2023年6月最終閲覧日)。

初回利用では25万円が上限ですが、利用実績を重ねていくことで上限額が最大100万円まで上がっていきます。

※2回目以降は100万円と記載しているサイトがありますが、誤りです。あくまで利用実績に基づき上限額が上がっていきます。

参考:ペイトナーファクタリング「料金・返済に関するよくある質問

具体的な例でいうと、20万円の請求書を審査に出すと、手数料10%を引いた18万円で買い取ってくれます。

一方で初回利用時は、100万円の請求書を90万円で買い取ってもらうことはできないということです(ちょっとややこしいですが、100万円の請求書のうち、25万円分だけを審査に出し22万5000円で買い取ってもらうことはできます)。

このように調達額以外の部分は考えなくてもいいの?と思われるかもしれませんが、実際のところ考えなくても大きく損をすることはありません

なぜならペイトナーファクタリングは一般的なファクタリングサービスと比較したとき、ユーザーにとって利用するメリットが大きいサービスだからです。

また個人事業主か法人かも関係ありません

ペイトナーファクタリングはどちらも利用できます。

ではペイトナーファクタリングにはどのような利用するうえでのメリットがあるのか?について、次章で紹介していきます。

ペイトナーファクタリングのメリット・いいところ

ペイトナーファクタリングのいいところをまとめると、下記です。

▼ペイトナーファクタリングのいいところ
・手数料が10%と安い
・掛け目がなく調達額が増える
・審査時間が平均30分台と早い
・必要書類が2点のみで申請できる
・サービスの使い勝手がよい

先ほどのファクタリングサービスを評価する項目に沿って、ペイトナーファクタリングを評価すると、上記の評価になります。

それぞれの項目を詳しく掘り下げていきましょう。

手数料が10%と安い

ペイトナーファクタリングの手数料に関する満足度調査結果
ペイトナーファクタリングを実際に利用したことがある全国の男女10名による回答を単純集計。調査日2023年5月29~6月1日

ペイトナーファクタリングの「手数料」に関する満足度調査では、8割が「やや満足」以上の評価をする高評価の結果となっています。

実際のところ、ペイトナーファクタリングの手数料は「一律10%」で提供されています。

この手数料率は、ファクタリングで請求書を買い取ってもらうための実質的なコストになるので、低ければ低いほどいいわけです。

そしてペイトナーファクタリングの10%という手数料率は、一般的なファクタリングサービスを初めて利用するときの手数料と比較すると、半分の手数料で済むことがわかります。

▼初回利用時の手数料率の比較

ペイトナーファクタリング10%
ビートレーディング23.8%
いーばんく20%
中小企業金融サポート機構20%
アクセルファクター20.8%
実際に筆者が約50万円の請求書を各社の審査に出し、見積もり内容から手数料率を算出。調査日2021年5月中旬。最終閲覧日2023年6月

なぜペイトナーファクタリングがここまで手数料を下げられるのか?については、カラクリがあります。

それはAI(人工知能)の活用です。

一般的なファクタリングサービスだと、まず担当者がついて、その担当者が審査部との間に立ってやりとりをしていく形式になります。

ですが、ペイトナーファクタリングでは担当はつきませんし、審査はAI(人工知能)によって自動で行われます。

一般的なファクタリングとペイトナーファクタリングの仕組みの違いイメージ図

つまりペイトナーファクタリングでは、審査ややりとりに「人」が介在しないわけで、人件費というコストが大幅にカットできるわけです。

一方で、一般的なファクタリングサービスは「人」が対応してくれるので、その人の給料が私たちが払う手数料に乗っかることになります。

ただし人が対応してくれる一般的なファクタリングサービスは、何度も利用して信用関係が築けていたり、1000万円を超すような大きな金額の請求書の買取になると手数料率を10%以下に下げてくれることもあります。

ですが初めて利用するときや、100万円未満の小口の請求書の買取はおおむね20%の手数料率で査定されます。

このように手数料の観点だと、一般的なファクタリングサービスよりペイトナーファクタリングを利用したほうが、メリットが大きいことは明らかですね。

掛け目がなく調達額が増える

さらにペイトナーファクタリングには「掛け目」がない、というのも大きなメリットです。

掛け目というのは、買い取ってほしい請求書の金額をあらかじめ割り引いて査定することをいいます。

一般的なファクタリングサービスだと、この掛け目はおおむね「7掛け」で設定されていることが多いです。

つまり100万円の請求書を買い取ってもらうために審査に出すと、100万円の請求書としてではなく、70万円分の請求書として査定されるということです。

100万円×7掛け=70万円として査定

▼一般的なファクタリングサービスの掛け目

ペイトナーファクタリングなし
ビートレーディング7掛け
いーばんく8掛け
日本中小企業金融サポート機構7掛け
アクセルファクター7掛け
実際に筆者が約50万円の請求書を各社の審査に出し、見積もり内容から掛け目を算出。調査日2021年5月中旬

なぜファクタリングサービスはこのように掛け目を設定するのかというと、万が一回収し損なったときのリスクを減らすためです。

つまり100万円の請求書を100万円として査定して回収し損ねると100万円の損失になりますが、100万円の請求書を70万円として査定しているなら、回収し損ねても70万円の損失で済むというわけです。

逆に利用者側からすると、掛け目があると調達できる金額が減ってしまうことになります。

掛け目のあるなしでどれくらい入金される金額が変わるのか、先ほどの手数料を加味しながら20万円の請求書を例に比較してみました。

▼20万円分の請求書で受け取れる金額の比較

 掛け目手数料入金額
ペイトナーファクタリングなし10%180,000円
一般的なファクタリング7掛け20%112,000円
一般的なファクタリングを掛け目7掛け、手数料20%として試算

同じ20万円の請求書でも、掛け目の有無と手数料の違いで、入金額が1.6倍も変わります

どうせ同じ請求書を買い取ってもらうなら、手数料はできるだけ低く、受け取れる金額は大きく買い取ってほしいところです。

掛け目がなく、同じ請求書から受け取れる金額の多さという観点でも、ペイトナーファクタリングのメリットが大きいことがわかります。

審査時間が平均25分と早い

ペイトナーファクタリングの審査時間に関する満足度調査結果
ペイトナーファクタリングを実際に利用したことがある全国の男女10名による回答を単純集計。調査日2023年5月29~6月1日

ペイトナーファクタリングの審査時間に関して、実際の利用者の9割が「やや満足」以上の評価をしています。

ペイトナーファクタリングは審査時間が早いところも魅力です。

今日・明日中には資金がほしいという緊急の場合でも、スピーディーな対応をしてくれるのはとても心強いところです。

実際に今回聞き取り調査をした利用者にも、入金までのスピードをいいところとして挙げる声が多数聞かれました。

会員登録から入金までがとても早い」(32才女性、調達額5万円)

すぐに資金を調達できたのがとってもよかった」(27才男性、調達額20万円)

これは先ほど触れたAIによって審査が自動化されていることが関係するのですが、筆者が検証がてら日をわけて審査に出してみた結果が下記です。

検証回数完了時間
1回目23分
2回目30分
3回目24分
4回目26分
5回目21分
6回目25分
実際に筆者が10万円の請求書をペイトナーファクタリングの審査に出し、完了するまでの時間を計測。調査日2022年8月。最終閲覧日2023年6月。

平均すると、ペイトナーファクタリングでは25分で審査が完了することになります。

これをほかのファクタリングサービスと比較してみると、ペイトナーファクタリングの審査時間はケタ違いに早いことがわかります。

▼審査時間の比較

ペイトナーファクタリング平均25分
ビートレーディング2時間10分
いーばんく3時間52分
中小企業金融サポート機構18時間*
アクセルファクター6時間30分
実際に筆者が約50万円の請求書を各社の審査に出し、完了するまでの時間を計測。調査日2021年5月中旬、ペイトナーファクタリングのみ2022年8月、最終閲覧日2023年6月
※中小企業金融サポート機構は審査中に営業時間が終了したこともあり長時間になった。

緊急で今日明日にも資金を調達しなければならないときも、ペイトナーファクタリングはかなり心強いサービスであることがわかります。

ただしペイトナーファクタリングの営業時間は平日10~19時です。

休日や深夜・早朝は入金処理ができないので、この点は注意です。

必要書類が2点のみで申請できる

ペイトナーファクタリングの審査の手間に関する満足度調査結果
ペイトナーファクタリングを実際に利用したことがある全国の男女10名による回答を単純集計。調査日2023年5月29~6月1日

ペイトナーファクタリングの審査手続きの手間に関する満足度調査では、回答者の全員が「ほぼ満足」以上の評価を入れる非常に良好な結果となりました。

というのもペイトナーファクタリングの審査に必要な書類は、たったの2点だけです。

▼必要な審査書類
・本人確認証
・買い取りしてほしい請求書

ほかのサイトで「銀行通帳の履歴」が必須としている記事がありますが、誤りです。

ペイトナーファクタリングに通帳履歴や決算書は原則として必要ありません。

一方で、一般的なファクタリングサービスの審査手続きではここまで簡単にはいきません。

一般的なファクタリングサービスの審査に必要な書類は下表です。

▼一般的なファクタリングの審査に必要な書類

必須の審査書類本人確認証
買取りしてほしい請求書
銀行通帳の取引履歴
(最低でも3か月分)
追加で提出を求められる書類決算書または確定申告書
請求書の取引先との契約書
資金繰り表
利用している銀行すべての取引履歴
契約時に必要な書類印鑑証明書
住民票
実際に筆者が約50万円の請求書を各社の審査に出したときに、提出を求められた書類群。調査日2021年5月中旬。最終閲覧日2023年3月

大きくわけて、審査には

・必須の書類
・審査状況に応じて追加で提出を求められる書類(ほぼ求められます)
・契約時に必要になる書類

の3種類があります。

なかには「利用している銀行口座すべての取引履歴がわかるもの」などのように、なぜそこまで自分の資産状況を開示しなければならないのか?と疑問に感じるところもあります。

また厄介なのが、契約時に必要になる住民票や印鑑証明書です。

マイナンバーカードがあれば最寄りのコンビニで発行できますが、もしなければわざわざ役所まで出向かねばならず、必要書類をそろえるだけで数時間は覚悟しなければなりません。

審査時間が2時間とされていても、必要書類を準備している時間まで入れると早くとも半日はかかっていまいます。

このように必要書類を準備する手間が大きく省けるのも、ペイトナーファクタリングのメリットです。

サービスの使い勝手がよい

ペイトナーファクタリングの使いやすさに関する満足度調査結果
ペイトナーファクタリングを実際に利用したことがある全国の男女10名による回答を単純集計。調査日2023年5月29~6月1日

ペイトナーファクタリングの「使いやすいさ」に関する満足調査では、9割の回答者が「やや満足」以上の評価をしています。

このようにペイトナーファクタイングはサービスの使い勝手がいい、という魅力もあります。

サービスとしての使いやすさの特徴をまとめると、下記です。

▼ペイトナーファクタリングの使いやすさの特徴
・WEBですべて完結する
・取引先にバレない
・不要な口座開設などの手間がない

実際にペイトナーファクタリングを利用した人の中にも、

登録から入金まで、すべてインターネット上で完結するので便利でした」(28歳女性、調達額1万円)

使いやすく最後までストレスなく使えたのでいいと思います」(34歳男性、調達額25万円)

一方で、最近でこそWEBで完結するところも増えてきましたが、一般的なファクタリングの場合だと、担当者がわざわざ面談にやってくる対面式のところもいまだに少なくありません。

またペイトナーファクタリングを利用しても取引先に連絡されることはないので、変に取引先に資金繰り状況を勘繰られないで済みます。

ちなみにペイトナーファクタリングに似たサービスで、GMOグループが運営する「フリーナンス」という個人事業主向けのファクタリングサービスもあります。

この両者の違いを表にすると、このようになります。

 ペイトナーファクタリングフリーナンス
上限額25万円設定なし
手数料一律10%3~10%
専用口座の開設不要必要
筆者調べ。調査日2022年8月

一見するとフリーナンスのほうが調達できる上限額も多く、手数料も3%まで下がる余地があるのでよさそうに見えます。

ですが初回利用時にはフリーナンスも手数料は10%なので、定期的に利用していかないかぎり、この手数料率は下がりません。

またフリーナンスで審査のスピードや手数料率というメリットを受けようとすると、実質的に専用口座を開設する必要があります。

つまり本来なら自身の銀行口座に直接振り込まれるべき調達資金が、一度この専用口座に入り、そこから自身の銀行口座に振替をしていかなければならない、というひと手間多いフローになってしまいます。

もちろんフリーナンスにも上限額の縛りがない、という大きな魅力はあります。

この点は次の章で詳しく説明します。

ですが初回利用に限っていうと、25万円以下の利用であればよりシンプルなペイトナーファクタリングの使い勝手のよさが勝ります。

ペイトナーファクタリングの悪いところ・デメリット

ここまではペイトナーファクタリングのいいところを見てきましたが、一方で悪いところはどのようなものがあるのでしょうか?

ペイトナーファクタリングのよくないところは、下記の2点です。

▼ペイトナーファクタリングのよくないところ
・初回時に調達できるのは25万円まで
・手数料は10%以下には下がらない

ファクタリングサービスは利用者のニーズに合わせて、さまざまな形態のものがあります。

その反面、全方位にパーフェクトなファクタリングサービスというものもいまのところ存在しませんので、どのサービスにも一長一短あります。

ペイトナーファクタリングを利用する上で、自分が許容できるデメリットかどうかを見極めながら、お読みください。

初回時に調達できるのは25万円まで

ペイトナーファクタリングのよくない点としてまず挙げられるのは、初回利用時に調達できる金額が25万円までという点です。

前章でも触れましたが、25万円を超える請求書を買い取ってほしい方は「フリーナンス」を利用することをおすすめします。

実際に今回聞き取り調査をした回答者の中にも、

申請可能額が25万円までと少額なのがデメリット。(32歳女性、調達額5万円)

と、こうした上限額の低さを挙げる声がありました。

もちろんこうした上限額を設けることで、審査基準を緩和したり、審査スピードを上げることができるという、サービス上の「アヤ」のような部分もあると考えられます。

ちなみにペイトナーファクタリングのこの25万円という上限額は、2021年以前は15万円でした。

審査を担当しているAIがより発達していけば、これらの上限額はまた今後上がってくるかもしれません。

手数料は10%から下がらない

ペイトナーファクタリングの手数料が「一律10%」で固定されているのも、長期的に見るとよくない点として挙げられそうです。

おさらいにはなりますが、一般的なファクタリングサービスの手数料率は20%前後が相場であるのに対し、ペイトナーファクタリングの10%という手数料率はかなり良心的です。

ですが前章でも見たとおり、定期的に利用していくと「3~10%」と手数料の落ち幅があるフリーナンスに対し、ペイトナーファクタリングは何度利用しても一律10%です。

▼手数料率の比較

ペイトナーファクタリング一般的なファクタリングフリーナンス
一律10%20%前後3~10%
2022年8月原稿執筆時時点

もちろんこれらはファクタリングを不定期もしくは単発で利用する人にとって、あまり関係のない話です。

ですが、キャッシュフローの関係から定期的にファクタリングを利用することがわかっている人は、ペイトナーファクタリングよりもフリーナンスのほうを継続的に利用していったほうが手数料面でのメリットがあることになります。

つまりまとめると、

・ペイトナーファクタリング
→入金希望額が25万円未満の人
→初めてファクタリングを利用するorファクタリングの利用が不定期な人

・フリーナンス
→入金希望額が25万円以上の人
→定期的にファクタリングを利用する見込みのある人

という使い分けが有効なのです。

ペイトナーファクタリングの利用方法

ここまででペイトナーファクタリングを利用すべきかどうかの判断は、おおむね明確になったのではないでしょうか?

そこでペイトナーファクタリングを利用することに腹が決まっている方向けに、同サービスの利用方法について説明しておきます。

最初にお伝えしておくと、ペイトナーファクタリングを利用するときに、つまずいてしまうような難しいポイントはありません

ざっと確認するような感じで、目を通してください。

1.手もとに準備しておくもの

まずペイトナーファクタリングを利用するときに、用意しておかなければならない書類は2点だけです。

▼必要な審査書類
・本人確認証(撮影したものでOK)
・買い取りしてほしい請求書(PDFファイル)

2.ペイトナーファクタリングに登録

ペイトナーファクタリングの登録ボタン位置

上図の赤枠で囲ったボタンから会員登録をします。

登録情報の入力画面

入力画面に情報を記入して送信すると、折り返しメールがきます。

メール内のリンクをクリックして、本登録に進んでください。

本登録では本人確認証をアップロードします。

3.審査申請を出す

本登録を完了して、ログインするとこのような画面になります。

ペイトナーファクタリングログイン画面

画面中央の「利用を開始するボタン」から、審査申請を行えます。

チェック箇所

上図の赤枠のところにチェックを入れると、請求書のデータ(PDFファイル)をアップロードできる箇所が表示されます。

チェックを入れるのを、お忘れなく

申請後にSMSが送られてきますので、それが届けば審査申請は完了です。

4.入金処理

おおむね30分前後で審査が完了します。

審査が完了したら入金処理が行われますので、自身の銀行口座を確認して入金されていることを確認してください。

5.買い取り額を戻す

後日、本来の請求先から入金があれば、先払いしてくれたペイトナーファクタリングにそのお金を「戻し」ます。

(※ファクタリングは融資ではないので返済という言葉は正確ではありません。そのため「戻す」という表現にしています)

入金後の流れは少し複雑に感じるかもしれませんが、図にすると簡単です。

入金後の流れに関するフロー図

ペイトナーファクタリングが先払いで立て替えてくれた分を、後日取引先から入金があったタイミングで戻します。

期日は請求書に書かれている取引先からの入金予定日から3日後までなので、それまでにペイトナーに入金ください。

これがペイトナーファクタリングを利用する一連の流れです。

ペイトナーファクタリングの審査落ちを防ぐには?

率直に言いますが、ファクタリングサービスの中でペイトナーファクタリングはズバ抜けて、審査に通りやすいサービスです。

実際にペイトナーファクタリングの関係者に話を聞いたところ、回収し損ねるリスク度合いを勘案して「25万円未満」という入金額の上限をつけており、よほどの問題がない限り審査は通すという実態があるそうです。

そのペイトナーファクタリングが審査を通さない請求書は、このような請求書です。

▼ペイトナーファクタリングで審査落ちする例
・支払い期日が70日を超える請求書
・ブラックリストに載っている人
・すでに別のファクタリング会社から入金されている請求書

まず請求書の支払期日が70日以上の先の請求書は、審査落ちします。

これはペイトナーファクタリングがルールとして定めているものなので、70日以内になったタイミングで審査を出し直すようにしましょう。

またブラックリストはいわゆる信用情報のブラックリストもありますが、その他にファクタリング企業が共有しているリスク度の高い顧客リストのことです。

たとえばペイトナーファクタリングは「一般社団法人オンライン型ファクタリング協会」という協会に加盟していますが、このような協会に加盟している企業間でリストの共有がされているという話も関係者から聞けました。

実際にオンライン型ファクタリング協会が会員企業間でリストを共有する性質のものなのかは定かではありませんが、ファクタリング企業は企業を越えて危ない顧客のリストを共有していることは関係者の証言で裏が取れています。

そのため他社のファクタリングサービスを過去に利用して遅延や不払いをしたことがあったり、1枚の請求書で複数のファクタリングサービスに審査を出しているような不正利用はバレて審査落ちします。

つまりペイトナーファクタリングで審査落ちする場合は、ほかのファクタリングサービスに行っても資金調達できる可能性が低く、ファクタリング以外の資金調達方法を考える必要があるということです。

ペイトナーファクタリングの基本情報

続いて、ペイトナーファクタリングの企業としての基本的な情報を確認しておきましょう。

これまで見てきたように、ペイトナーファクタリングは一般的なファクタリングサービスとは似て非なるサービスです。

大きな特徴として挙げられるのは、下記の2点です。

▼ペイトナーファクタリングの際立った特徴
・25万円以下の小口専門のファクタリングサービス
・AIを活用し、最大限のシンプル化

これらの特徴によって得られるメリット・デメリットはこれまで見てきた通りです。

またAIを活用している点や、従来のファクタリングサービスの無駄な部分を破壊していくようなサービス形態などですでに察している方もいらっしゃるかもしれませんが、運営会社であるペイトナー株式会社はバリバリのスタートアップ企業です。

社長をはじめ経営陣がTwitterで情報発信している(内容はファクタリングに関する投稿ではなく、ビジネスや開発に関する投稿が多い)のをよく見かけますが、こうしたサービスの経営陣の顔や人柄が見えるのは、我々利用者にとって安心できる材料のひとつになります。

もちろん企業自体もインキュベイトファンド株式会社やW ventures株式会社などの、名だたるベンチャーキャピタルから資金調達を受けており、大きな成長を見込まれている企業といえます。

▼ペイトナーファクタリングの運営会社情報

会社名ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)
住所  〒107-6003 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3階  
代表取締役社長  阪井 優  
設立  2019年2月
資本金3億6,863万4,614円(資本準備金含む)

ペイトナーファクタリングに関するよくある質問

最後にペイトナーファクタリングに関するよくある質問について触れておきます。

ペイトナーファクタリングを使うと取引先にバレる?

ペイトナーファクタリングを利用しても、取引先にバレることはありません。

というのも、ペイトナーファクタリングでは利用者間の金銭のやりとり(2社間取引)なので、取引先が契約や金銭のやりとりに絡むことはありません。

従来のファクタリングだと、取引先を交えた3社間取引と呼ばれる形式のものがあるのですが、ペイトナーファクタリングで利用できるのは2社間取引のみです。

ただし無断で返済期日に遅れたりすると取引先に連絡がいく可能性がありますので、遅れないように入金するようにしてください。

ペイトナーファクタリングに手数料以外の費用はかかる?

手数料以外の費用はかかりません。

ペイトナーには登録費や年間利用費などもありませんし、買い取ってもらう金額の10%のみが利用するための費用です。

まとめ

以上見てきたように、ペイトナーファクタリングは25万円以下のファクタリングにおいて、かなり強力なツールであることがわかります。

なんといっても、AIを活用した審査の圧倒的なスピード感や無駄を削った審査フロー、ファクタリング界隈ではかなり低い手数料率などは大きな魅力です。

25万円以下のファクタリングという条件下なら、一般的なファクタリングサービスを利用するより、利用者にとってメリットが大きいサービス設計になっています。

ペイトナーファクタリングは、資金難の解決策としてかなり優秀であると結論づけていいでしょう。

本稿は2023年3月に加筆・修正を行っています。
本稿は2023年5月に追加アンケート調査を実施し、6月に加筆しています。

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