シロアリを見つけてしまったら、すぐに駆除しなければなりません。
家の柱が食い荒らされていて、最悪、家が崩壊してしまうなんてこともよくあります。
シロアリ駆除は専門の業者でないとできず、素人が駆除しようと思ってもまずできません。
そこで、今回は沖縄県のおすすめシロアリ駆除業者をご紹介していきます。
基本的には本島対応の業者になりますが、離島にも対応できるところもありますので是非参考にしてください。
【10秒でわかる!!】おすすめシロアリ駆除業者
・おすすめピックアップは、安さ・スピード・高品質がウリのシロアリ110番 ⇒ 公式HPはこちら
取材協力者

ウエック 鈴木和行
静岡県を中心にシロアリ駆除歴35年。他社では見つけられないシロアリ発生原因を見つけることもあるなどシロアリ駆除の実績、能力の高さがウリ。大手よりはるかに安い適正価格も特徴。
TEL(F兼) 053-571-2707

株式会社SUNマネージャー 井上誠吾
シロアリ駆除をはじめとして、緊急のお困りごとサービスを始めて8年。
これまで数多くの現場を経験。
株式会社SUNのシロアリ駆除は、低価格・完全自社施工・5年保証が特徴。
株式会社SUN公式HP:https://sun-osaka.net/
沖縄でおすすめのシロアリ駆除業者ランキング8選
早速、沖縄県のおすすめシロアリ駆除業者を見ていくことにしましょう。
ちなみに、シロアリ駆除業者には、以下のような種類があります。
種類 | 内容 | 利用タイミング |
---|---|---|
自社施工型 | 原則、自社で施工 | 特定の業者に依頼したい時 |
加盟店施工型 | 加盟店を全国にかかえ、加盟店が施工 | ブランドを重視したい時 |
プラットフォーム型 | お客様の要望に合わせて適切な業者を紹介 | スピードや安さを求めている時 |
~Pick UP~
シロアリ110番(全国) ~シェアリングテクノロジー株式会社~

シロアリ110番の評判・口コミ
他社でとった見積り額の半額でやってくれました。
シロアリ110番ってネットで調べて来てもらいましたが、業者の対応がすごくよかったです!

1320円/㎡の安心の料金設定がウリです。安価すぎて怪しむ人もいると聞いたことがありますが、質が悪いわけでは決してありません。
シロアリ110番は、東証グロース市場上場企業であるシェアリングテクノロジーが運営しているプラットフォーム型のシロアリ駆除業者です。
プラットフォーム型というのは、全国に提携するシロアリ業者がいて、いますぐ対応できる業者だったり、安く対応できる業者を派遣してくれるシロアリサービスのことです。
シロアリ110番は沖縄にも対応できる専門業者がいるため安心して依頼することができます。
また、シロアリ110番は、24時間365日電話対応、スピード対応をウリにしています。
「今すぐシロアリを安く高品質で駆除してほしい」という方にはピッタリのサービスと言えるでしょう。

弊社のようなHPをもっていないような業者も、シロアリ110番に加盟しています。弊社のように、大手よりも品質が高く、大手よりかなり格安で引き受けてくれる業者もシロアリ110番を利用すれば見つかるかもしれません。
シロアリ110番について解説している記事もありますので、是非ご覧ください。

ファーブル

ファーブルの評判・口コミ
ラジオで聞いてから、白アリのことで悩んだらこの会社に頼もうと思ったことから毎月点検のお世話になっています。自分では駆除できないし、たとえ駆除しても又いつ忍び入るか分からない不安抱えるより毎月点検してもらえるなら安心だなぁと思い契約して今に至りますが、任せて良かったです。スタッフさんも皆いい方で、丁寧にお仕事して下さいますし小さな事にも直ぐに駆け付けてくれます。
長年、シロアリに悩まされてました。兄からの紹介でファーブルと会いましたが、最初は半信半疑でした。
ですが、もう5年になりますが、シロアリを見たことがありません。岸本社長が言った通り本当にシロアリが完全にいなくなりました。
今では、安心した生活を遅れてます。本当にありがとうございました。
ファーブルは、日本しろあり対策協会の正会員にもなっている沖縄市にある自社施工型のシロアリ駆除業者です。
口コミも非常に良いため、地元の信頼できる業者を利用したいという方は是非チェックしてみてください。
シロアリ消防隊

シロアリ消防隊は、沖縄県中頭郡西原町に拠店をおくシロアリ駆除業者です。
料金が安めなのが魅力的な地場のシロアリ駆除業者です。
バスターズ・沖縄

バスターズ・沖縄の口コミ・評判
虫で困っている方は一度相談をした方がいいです!
スタッフの方はとても親切で害虫駆除についても凄い効果を実感しています🙏
バスターズ・沖縄は沖縄県浦添市に本社をおく自社施工型のシロアリ駆除業者です。
信頼できる地元業者にしっかりとシロアリを駆除してほしい方は相見積もり先に加えてみると良いでしょう。
株式会社サニックス(全国)

サニックスの評判・口コミ
サニックスさんの説明、対応がとても良く、安心して依頼する事が出来ました
数社問い合わせをした中で対応が一番早かった。

料金設定が高いものの、見積書図面付きで分かりやすいと評判です。アサンテとグループ会社です。
サニックスもアサンテと同様に、東証プライム上場企業で、シロアリ駆除をメイン事業としている会社になります。
自社施工型ですので、スピードはやや弱い反面、品質は間違いない会社と言えるでしょう。
料金は少し高いということです。
「しっかりとシロアリを駆除してほしい」という方にはピッタリのサービスと言えるでしょう。
ただし、会社としては大手であり安心ですが、担当が新人であることもあったりすることも多いとのことなので、その点は気を付けておいた方が良いでしょう。

株式会社ダスキン(全国)

ダスキンの評判・口コミ
担当者次第という口コミが多かったが、きてくれたダスキンの方は、担当者の人柄がよかった
大手で安心感があり保証が厚い
ダスキンは、東証プライム上場企業で加盟店施工型のシロアリ駆除サービスを実施しています。
ダスキンと言えば、クリーニングで有名ですが、シロアリ駆除も力を入れています。
加盟店施工型ということもあり、下請け業者(担当者)次第で質にバラつきがあるようですが、大手ということもあり、なにかあったときにサポートはあると思いますので、その点は安心です。
料金はめちゃくちゃ高いというわけではありませんが、やや割高な水準です。
「比較的早く、シロアリ駆除をそれなりの質でしてほしい」という方には見積先の一つとして良いでしょう。

株式会社アサンテ(全国)

アサンテの評判・口コミ
対応が丁寧だった
担当者が良かった

料金設定が高いものの、見積書図面付きで分かりやすいと評判です。サニックスとグループ会社です。
アサンテは、東証プライム上場企業で、シロアリ防除をメイン事業としている会社になります。
自社施工型ですので、5月付近の繁忙期は、すぐに駆け付けてくれることが難しい場合がありますが、品質にはこだわりをもっているため、安心して依頼することができます。
料金は割高ということです。
「しっかりとシロアリを駆除してほしい」という方にはピッタリのサービスと言えるでしょう。
ただし、会社としては大手であり安心ですが、担当が新人であることもあったりすることも多いとのことなので、その点は気を付けておいた方が良いでしょう。
アサンテのシロアリ駆除について解説している記事もありますので、是非ご覧ください。

くらしのマーケット(全国) ~みんなのマーケット株式会社~

くらしのマーケットの評判・口コミ
料金が安かった
ハウスクリーニングなどで有名になってきたくらしのマーケットですが、シロアリ駆除も依頼することができます。
くらしのマーケットは口コミや評判などをユーザー自ら確認し、良いとおもった業者と直接交渉をする必要があり、時間がかかるというデメリットがあります。
「予約ができたのはいいけどすぐに対応してもらうのは難しいということだった」なんてこともあります。
また、品質はマチマチですので、自分の目利き力次第となってしまうところも不安要素の一つです。
シロアリ駆除業者選びのポイント
シロアリ駆除業者選びのポイントについて確認してみましょう。
▼シロアリ駆除業者選びのポイント
・料金
・スピード
・運営歴
・アフターフォロー
・日本シロアリ対策協会への加盟
先ほどのシロアリ駆除業者のランキングは、この5つのポイントを10点満点でスコアリングしたものです。
それでは5つのポイントをそれぞれ深掘りしていきます。
料金
沖縄のシロアリ駆除費用は全国的に見て少し安めです。
地場の業者だと坪単価「5000円前後」で対応してくれるところが多いです。
全国対応の大手でもシロアリ110番のようなところは、坪単価4,500円程度~の料金設計なため安心して利用できます。
一方で大手は坪単価10,000円程度のところもあります。
もちろんシロアリ駆除は安ければいいというものではありませんが、高ければいいというものでもありません。
坪単価6,000円程度を基準にして、それよりも割高な業者はどのような保証やサービスが手厚いのかしっかり確認するようにしましょう。

シロアリ駆除業者に連絡するときは、相見積もりをとっているということを伝えると良いかもしれません。
相見積もりをとっていることが分かると、業者も高額な見積りを出しづらくなりますし、他社がシロアリの発生箇所を見つけられたのに自社で見つけられなかったら恥ずかしいと思うことから施工の本気度も変わってくる可能性が高いです。
弊社への依頼に関しては、相見積もりをとっていようがいまいが適正価格と高品質はお約束できますので、その点はご安心ください。

大手の価格が高すぎて弊社に依頼がくる場合もあります。大手の4分の1程度の価格でお引き受けできたケースもあったくらいです。それくらい料金は差があるということは覚えておいた方がよいかもしれません。
スピード
シロアリが自宅に発生した場合、すぐに駆除して安心して家で寝れるようにしたいところです。
そこでシロアリ駆除の依頼に対してスピード感をもって駆除してくれる業者を選ぶべきと言えます。
今回紹介した業者の多くがスピード感をもった対応が可能なところが多いですが、スピードを重視するなら特にプラットフォーム型のシロアリ駆除業者に依頼する方が良いでしょう。
すぐに駆け付けられる加盟店を選定してくれるためです。
運営歴
シロアリは主に薬剤を使って駆除するのですが、その薬剤の持続時間は5年程度です。
そのため、ほとんどのシロアリ駆除業者は5年間の保証を付けていて、その期間中にシロアリが再発生すれば無料で対応してくれます。
しかし、この保証はシロアリ駆除業者が5年の間残っていることを前提にしています。
もしシロアリ駆除業者が倒産してしまうと、保証を受けることができなくなってしまうというわけです。
よって、シロアリ駆除業者はこれまで会社が長く存続していて、倒産の可能性が低いところを選ぶべきです。
アフターフォロー
先ほど「シロアリの駆除には5年間の保証がある」と説明しましたが、一部のシロアリ駆除業者はこの保証に加えて、無料の定期点検サービスがあります。
定期点検は駆除業者ごとにある程度の差はあるものの、実際に家まで来て屋根裏や床下などにシロアリが再発生していないかを確認してくれます。
そこでシロアリの再発生がみつかると、5年間の保証によって無料で駆除してくれるというわけです。
数百万匹のシロアリが家中の木材を食べていくのですから、その被害の進行スピードはかなり早いものになってしまいます。
そのため、家の木材がボロボロになってからシロアリに気が付くのではなく、きちんと定期点検をしてシロアリがいないかを調べておくことが重要です。
アフターフォローとして無料の定期点検を実施している駆除業者を選びましょう。
日本しろあり対策協会への加盟
日本しろあり対策協会とは内閣府に認定された公益社団法人で、シロアリ被害から建物を守ることを目的とした団体です。
シロアリ駆除の人体に安全な薬剤と安全かつ確実な駆除方法についての基準を定めていて、協会に加盟している駆除業者はこの基準を守った施工をする必要があります。
つまり、日本しろあり対策協会に加盟しているなら、非常に安全かつ確実にシロアリ駆除をしてくれる可能性が高いと言えると思います。
もっとも、加盟していなくても良い業者もたくさんありますので、そこまで気にしすぎる必要はありません。
シロアリ駆除の費用相場(料金相場)
シロアリ駆除の費用相場は平米あたり単価で表示されているサイトが多いですが、実態としてどこまでの範囲を駆除しているのかなどはあいまいな部分も多いのが現状です。
そこで、もう少しわかりやすくざっくりとした相場を井上氏にお伺いしました。

20坪までであれば、120,000円~150,000円(坪単価6,000~7,500円)程度を相場と考えてもらうとわかりやすいでしょう。
ただしこれは駆除費用単体の料金であり、シロアリの食害がひどい場合は柱や床板の補強工事が必要になります。
この補強工事はひどい場合だと100万円単位の出費になってしまいます。
そのためシロアリは早期発見・早期駆除が非常に重要ということです。
シロアリ調査は無料でできる業者に
沖縄県のほぼ全ての業者が、電話1本で無料で床下調査をおこなってくれます。
もちろん調査だけ無料でやってもらって、駆除はほかの業者に依頼することもできます。
シロアリは人の目のつかないところで繁殖するのが常です。
そのためシロアリに関しては安易な自己判断は避け、プロの判断にまかせるようにしてください。
料金を安くすませたい方は相見積もりは必須
シロアリが発生した場合には、急いで駆除したいため、ついつい見積りや無料調査に来てもらったタイミングでそのまま駆除を依頼してしまいがちです。
ですが、シロアリ駆除の料金を安くすませたいという方は、そこで踏みとどまって相見積もりを数社とってみることをおすすめします。
シロアリ駆除の相場はあってないようなものですし、業者を競い合わせることで料金を安めにすませることができる場合も多いです。
業者が行うシロアリ駆除工事の流れ
一般的な業者が行うシロアリ駆除工事の流れは以下の通り。
現地無料点検は多くのシロアリ駆除業者が通年提供しているサービス。
現地無料点検の結果、シロアリ駆除が必要とわかるケースも多い。
必要に応じて、床下点検も実施。
点検の結果を写真や口頭で説明。
もしシロアリ駆除の必要性があれば、その際に説明。
見積りを作成。
金額が高い場合には、他社にも見積を依頼し、相見積もりをとることも重要。
金額に納得すれば契約。
契約後は原則すぐに施工にとりかかる。
施工内容は、シロアリ駆除だが、シロアリが今後しばらく発生しないような予防をしてくれることが一般的。
シロアリ駆除業者は基本的に5年保証をつけてくれるケースが多い。
※5年以内にシロアリが再び発生した場合には、無料で施工してくれるという保証
必要に応じて、リフォームなどを別途依頼することが可能。
バリア工法とベイト工法
シロアリ駆除には、主に以下の2つの工法があります。
▼シロアリ駆除の2つの工法
・バリア工法・・・床下の地面と木材(柱など)に防蟻剤を吹き付ける方法
・ベイト工法・・・餌木を住居の外周に設置して、しろありが発生したら毒エサを食べさせて駆除する方法
シロアリ駆除ではバリア工法が用いられることがとても多く、シロアリ駆除業者に書かれている料金もこのバリア工法を想定した坪単価が書かれていることが多いです。
一方でベイト工法は、あくまでバリア工法で対処できないようなケースで使われる工法ということになります。
バリア工法で駆除しにくいケースとは、作業員が入るスペースがないほど床下が狭い特殊な構造をした住宅であったり、妊娠中・アレルギー体質の家族がいるようなケースです。
ベイト工法の費用はおおよそバリア工法の倍で「3,000~5,000円/m」程度です。バリア工法との決定的な違いは年間契約にすることが多いことと、即効性がないことです。
またベイト工法は家の外周にステーションを3m間隔程度でセットしていくので、メートルでの見積もりになります。
ベイト工法には、使用する薬剤の量が少ないなどのメリットもあるのですが、料金という面では相対的に高くなる傾向にあることは覚えておいてください。
シロアリ駆除利用者の口コミ・体験談
実際にシロアリ駆除業者に依頼したことがある利用者の口コミや体験談を紹介します。
まず全体観として、シロアリ駆除業者に依頼してシロアリの被害はおさまったか?を問うたところ、下図の結果になりました。

利用者の全員がシロアリの悩みが解消したと回答しており、DIYや市販のスプレー剤ではなかなか解決しないシロアリも、専門業者の手にかかればスッキリ解消することがわかります。
これはシロアリは床下や木材の内部など対処しにくいところに生息こそしていますが、シロアリ自体は日光を浴び続けたり、乾燥させたところに長期間いるだけでも弱るという非常に脆弱な生物であることとも関係します。
つまりしっかりと専門的な対策をすれば、住居をシロアリとは無縁な状態にできますので、シロアリ駆除は気づいた時点でやっておいて損はありません。
また駆除業者への満足度を問うた結果も、かなり良好な結果になっています。

料金と駆除の質のいずれも、90%以上の満足度を示しており、「大変満足した」割合も4割程度いることから、依頼してよかったと思っている利用者がほとんどであることがわかります。
実際の利用者の口コミも見てみましょう。
シロアリ駆除業者へのいい口コミ
シロアリは主に床下という人の目が届かない箇所で活動しています。
そのため言葉は悪いですが、手抜き工事や、実際はやっていない工事まで請求したりすることもできてしまいます。
そのためシロアリ駆除業者は安ければなんでもいいという選び方ではなく、しっかりと施工後にどういう工事をおこなったか?を報告書にまとめてくれるような業者を選ぶことで、満足度が上がります。
シロアリ駆除業者への悪い口コミ
シロアリ駆除に関する悪い口コミの主だったものは、その費用の高さへの苦言がもっとも目立ちます。
平均的な一軒家の駆除費用が20~30万円はかかるので、どうしても痛い出費になってしまいます。
しかしながらシロアリを放置しておいても自然に解決することはなく、むしろ木材の食害が進んで家に深刻なダメージを与えてしまい、修繕費用が高くなってしまいます。
シロアリ駆除を安くする方法は、シロアリに気づいた時点で業者に相談すること以上のものはありません。
またシロアリ駆除をすることで、ほかの害虫も減ったり、床下の異常が解消したりで思わぬ副次効果もあります。
シロアリがよく出る場所
さて、ここからはシロアリがよく出る場所を解説していきます。
不安であれば、以下の場所をご自身でできる範囲で確認してみると良いかもしれません。
床下
シロアリといえば床下にいるものとイメージしてもらっても間違いではありません。
床下は、湿気がたまりやすく、かつ日光があたらないため、シロアリが好む条件にぴったりです。
正確に言うともともと地中にシロアリが住んでいるところに家が建ったわけなのですが、シロアリが床下で繁殖すると、家の中にまで侵入してくることになります。
点検の場合も床下をまずはチェックします。
水回り(キッチン・浴室)
木のやわらかいところがシロアリの好物ですが、昆虫なので生きるうえでは水も必要です。
特に日本でもっともポピュラーなヤマトシロアリというシロアリは、水や餌場の近くに巣を作る性質があります。
そのためキッチンや浴室の床下はシロアリの巣になりやすく、特に配管から水漏れしている場合などはシロアリが湧いている可能性も非常に高まります。
玄関
意外かもしれませんが玄関もシロアリが、よく出る場所です。
玄関は、束や柱がないのでタイルをはがすと直接シロアリが生息する地面に接しています。
そのためがタイルに隙間ができていると、シロアリが家内に侵入しやすいのが理由です。
玄関の駆除は一般の方には難しく、タイルに穴を開けて薬剤を注入する穿孔処理という方法で駆除します。
イエシロアリとアメリカカンザイシロアリは家中に出る
先ほど触れた通り、大集団を築くイエシロアリと外来種のアメリカカンザイシロアリは、上記のよく出る場所以外でもおかまいなしに発生します。
たとえば2階の床板を食い荒らして1階部の天井が抜けたり、屋根裏なども食害の対象となってしまいます。
そうなると家中を駆除工事することになってしまうので、駆除料金も高額になってしまいます。
そのためシロアリの成虫から種類を見分けるのは一般の方にはなかなか難しいのですが、シロアリ害を察知したら業者に無料調査をすることを強くおすすめします。
シロアリ駆除によく使われる駆除薬
シロアリ駆除に使われる薬剤は、次の3つのタイプがあります。
・土壌処理剤
・木部処理剤
・ベイト剤
土壌処理剤は床下の地面(土)に撒く薬剤のことで、木部処理剤は柱や梁など家の木材に塗る薬剤のことです。
これは床下にシロアリに対するバリアを張る「バリア工法」という駆除方法に用いられる薬剤です。
一方でベイト剤というのは、毒エサのことです。
シロアリにとって毒となる成分を混ぜたエサを食べさせて巣に持ち帰らせ、巣の中のシロアリも駆除できるという性質のものです。
一見するとベイト剤を使った駆除方法(ベイト工法)は使用する薬剤が少なく効率的に思えるのですが、実際はそうではありません。
巣の位置の特定や毒エサの減り具合の確認、経過観察など、複数回にわたって業者に来てもらう必要があるため手間がかかり、バリア工法より割高になるケースがほとんどです。
基本的にはバリア工法で考えて、近くに川や池があるなど特殊な事情がある場合のみベイト工法になると考えてください。
また最近のシロアリ駆除剤は駆除と予防、木材の腐朽防止効果をあわせもったものを使用します。
シロアリ駆除はホームセンターに相談することもできる
沖縄県で店舗の多いメイクマンなどのホームセンターでもシロアリ駆除を依頼することはできます。
ただホームセンターのスタッフがシロアリ駆除の現場にくるわけではなく、提携する地元のシロアリ駆除業者が現場にくることがほとんです。
そのためホームセンターの価格帯も、「高くも、安くもない」といった水準で、特にホームセンターならお得という価格帯ではありません。
またDCMカーマなどではシロアリ駆除の市販薬を売っていますので、シロアリが家屋ではなく庭に発生した場合などは利用してみるのもいいでしょう。
知名度がある分、窓口としての安心感はありますが、料金だけでいうとシロアリ業者に直接頼んだほうが安くなることが多いので、ホームセンターにシロアリ駆除を依頼するときは、ほかの見積もりとしっかり比較するようにしてください。
メイクマン

シロアリ予防って本当に必要?
ハウスメーカーで家を建てたりすると、有償の長期保証として5年に一度シロアリ予防が含まれていたりします。
ただハウスメーカーだと5年に1回20万円程度の出費になることが多く、それなりのメンテナンス費用になってしまいます。
ですがシロアリ予防は5年に一度しっかり行うべきです。
というのも、プロが使っている薬剤のシロアリの薬剤の防蟻効果(シロアリの予防効果)は5年で切れてしまいます。
防蟻効果がなくなってすぐにシロアリが発生するとは限りませんが、6年目以降はシロアリに対して無防備な状態になっていることは確かです。
ハウスメーカーが斡旋してくる業者の価格よりも、シロアリ業者に直接頼んだほうがやることはほぼ同じで安いことが多いので、予防の際もシロアリ駆除業者を活用してください。
自分でできるシロアリ予防はないの?
シロアリはおおむね床下などの地中にいるものなので、バリア工法で地中から侵入されないようにすることが必須の予防法です。
ただ日常的に気をつけることはあります。
それは庭に木材を置いておかないとか、水漏れや雨漏りを放置しないなど、シロアリが繁殖する環境を作らないことです。
とはいえ、床下に薬剤でバリアを貼ることは必須であることは強調しておきます。
シロアリの初期症状はどんなものがある?
シロアリが繁殖し家に食害を出している初期症状として、「蟻道」があります。
日本で住宅に被害を出すシロアリは日光や乾燥に弱いため、地表をそのまま歩くことはなく、こうした土で作られたトンネルである蟻道を通って餌場に行きます。
こうした蟻道は家の外壁の下部に作られることもあるので、家の外壁を定期的に目視していれば気づける場合もあります。
ただし前提としてシロアリの主な活動範囲は床下です。
そのためこの蟻道も床下に作られることが多く、被害がある程度進行しないと気づけないケースのほうが多いです。
シロアリは自然にいなくなることはありますか?
シロアリが自然にいなくなることはありません。
もし何もしていないのにシロアリを見かけなくなったとしたら、それはシロアリの活動が活発になる4~9月を過ぎ、人の目につくところにいなくなっただけと考えておくのが無難です。
もちろんシロアリは活動が鈍るとはいえ、冬の間も人の目につかないところで活動しています。
シロアリは放置すればするほど、柱などの木材や畳、家具を食べ荒らしていきます。
シロアリに気づいた時点で、駆除業者に相談するようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
シロアリ業者選びになやんだら、スピードが速く、料金が安く、上場企業で安心の「シロアリ110番」を選んでおけばまず間違いないでしょう。
記事の内容やサービスに関してご意見、ご相談などがある場合は気軽に下記フォームよりお問合せください。
※記事について不明な点がある場合や記事に関連するサービスの提供なども行っていますのでお気軽にご連絡ください。
内容に応じて専門家、弊社社員もしくは執筆者よりご回答いたします。
※個人情報、相談内容は秘密厳守いたしますのでご安心ください。