Storesのサービスはどうなの?実際の利用者の声を聞きたい!など、Storesの評判や口コミを知りたいと思ったことはありませんか?
この記事では実際にStoresの利用者から収集した口コミをもとに、Storesにはどのような評判があるのか知ることができます。
さらにその口コミが本当に正しいかどうか、Storesのショップオーナーへの取材や筆者自身がサービスに登録することで検証し、記事にまとめました。
Storesの評判とその実態を知ることで、Storesが自分に合っているネットショップなのかわかるでしょう。
本稿では独自に集計した口コミとStoresのショップオーナーへの取材、筆者自身の検証をもとに、Storesの評判についてまとめています。
さらにStoresを実際に使ったときに役立つ情報もご紹介しています。
ネットショップを始めようと考えている方には必見の内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
取材協力者
1.Storesのいい口コミ
Storesの典型的ないい口コミは以下の2つです。
- 手数料が安い
- 無料テンプレートの数が豊富
1-1.手数料が安い
Storesの無料プランは初期費用・月額費用が一切かからないのに、ネットショップサービスの中でも特に月々の運営費用が低いです。
なぜならStoresは商品を販売したときにかかる販売手数料が5%と非常に安いからです。
実際に大手ネットショップ3サービスの料金比較をしてみましょう。
ネットショップサービス | 手数料 | 月商5万円での運営費 | 月商10万円での運営費 |
---|---|---|---|
Storesフリープラン | 手数料5% | 2,500円 | 5,000円 |
BASEスタンダードプラン | 手数料6.6%+1商品あたり40円 | 4,300円 | 8,600円 |
カラーミーショップフリープラン | 手数料6.6%+1商品あたり30円 | 4,050円 | 8,100円 |
※手数料はクレジットカードに準拠
※月額費用は年払いの割引を含む
上の表を見ると、カラーミーショップの手数料が「6.6%+1商品当たり30円」とありますが、これはクレカの決済手数料が売上の6.6%分かかり、さらに1商品売れるたびに40円かかるということです。
つまり2,000円の商品を5万円分売り上げた場合だと、Storesは「50,000円×5%」で2,500円、カラーミーショップは「50,000円×6%+30円×25個」で4,050円になります。
他のネットショップにくらべて、明らかにStoresの手数料が安いことがわかりますね。
資金に余裕がなく、とにかく手数料を節約したいという方にはぴったりのサービスです!
1-2.無料テンプレートの数が豊富
Storesでは完全無料で豊富なデザインから自分に合ったネットショップのデザインを選ぶことができます。
ネットショップにはテンプレートという、商品の配置や色などがあらかじめ決められているサンプルのようなものがあります。
そして、多くのネットショップでは無料と有料のテンプレートが用意されています。
ですが、無料版はデザインがあまり良くないうえ十数種類しかなく、数万円する有料版を買うしかないというのが「あるある」です。
しかし、Storesはなんと48種類ものテンプレートがすべて無料で利用できます。
さらに、48種類のテンプレートの中にはさまざまなショップのニーズに応えられるテンプレートが取り揃えられています。
下の画像はStoresの無料テンプレートの一部です。
Storesのテンプレートについて、現役ショップオーナーの近藤さんに話を聞いたところ、ネットショップ初心者でも手軽に自分に合ったデザインを選べるためおすすめだといいます。

Storesのショップページは豊富なテンプレートデザインの中から自分のイメージに近い物を選択して、写真や文章を入れるだけですぐに始めることができる手軽さが初心者にもおすすめできるポイントです。
では実際に近藤さんのネットショップを見てみましょう。
無料のテンプレートを使っているにもかかわらず、ストアに合った魅力的なデザインに仕上がっていることがわかりますね!
ネットショップ初心者からすると、デザインのテンプレートに数万円を支払うのはなかなかハードルが高いと思います。
そのため、すべてのテンプレートが無料で種類も豊富な「Stores」は非常に初心者向けのサービスだといえるでしょう。
2.Storesの悪い口コミ
Storesの典型的な悪い口コミは以下の2つです。
- 集客に強い機能やサービスがない
- 無料の範囲内では使い勝手が悪い
2-1.集客に強い機能やサービスがない
StoresなどのネットショップはAmazonや楽天・メルカリなどのECモールに比べて集客力が弱く、自分たちで集客する必要があります。
ECモールは月に数千万人ものユーザーが利用するサービスであり、ネットショップよりも自分の商品が閲覧される回数は桁違いに多く、その分購入される機会も多いです。
つまりECモールやメルカリのようなフリマでは、商品を出品するだけで購入される可能性があります。
ですがネットショップは、自分でユーザーを連れてこないといけないということです。
ここだけだとネットショップにはデメリットが多いように見えますが、もちろんネットショップにもメリットがあります。
下表ではネットショップとECモールそれぞれのメリットとデメリットについて下表で示します。
サービス | メリット | デメリット |
---|---|---|
ネットショップ | ・どこのショップで買ったか覚えてもらいやすいため、リピート率が高い。 ・競合店舗がない ・手数料が安い。 | ・自分で集客をする必要がある。 ・ユーザーからの認知度が低いので、ユーザーが安心して購入できず、購入率が低い。 |
ECモール | ・非常に多くのユーザーが訪れる。 ・ユーザーが安心して購入できるため、購入率が高い。 | ・だれが売った商品なのか覚えてもらえず、次の購入につながりづらい。 ・競合店舗と値下げしあって、経営が苦しくなってしまう。 ・手数料が高い。 |
このようにネットショップとECモールにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
もちろんStoresなどのネットショップを持っておきながら、販路の1つとしてECモールにも出店するという戦略もアリです。
ですが、ネットショップの集客力を改善するにはどうしたらいいのでしょうか。
実を言うと、ネットショップの集客では、SNSでの集客が初心者におすすめの方法です。
この記事の第3章「Instagramを活用する」では、集客のためにインスタグラムを利用する具体的な方法についてご紹介しているので、ぜひご覧ください。
2-2.無料プランの使い勝手が悪い
Storesでは無料のフリープランと月額2,980円のスタンダードプランで機能の違いがあります。
下表ではフリープランにない機能をまとめたので、ご覧ください。
機能名 | 機能の詳細 |
---|---|
代引き | 決済方法の一つ |
AmazonPay | 決済方法の一つ |
決済手段カスタマイズ | 決済方法を任意で変更する機能 |
アイテム動画埋め込み | 商品ページに動画を埋め込む機能 |
ニュース動画埋め込み | お知らせページに動画を埋め込む機能 |
品番管理 | 品番で商品を検索できたり、品番で在庫管理や発注作業を管理できる機能 |
在庫数CSV一括更新 | 多くの商品の在庫数を一括で更新する機能 |
送り状CSV出力 | 配送情報を一括で出力できる機能 |
アイテム一括削除 | 登録した商品を一括で削除する機能 |
配送日指定 | 購入者が配送日時を指定できる機能 |
非公開文言カスタマイズ | ネットショップを非公開にした時に表示される文章を編集できる機能 |
アイテム限定公開 | 特定のユーザーの商品を表示する機能 |
アクセス解析 | 訪問者数や人気の商品の情報などを確認できる機能 |
独自ドメイン | ネットショップ独自のURLを使うことができる機能 |
サービスロゴ非表示 | 「powered by STORES」のロゴを非表示にできる機能 |
これらの機能の中で、たとえ有料であっても利用しないとショップ運営に影響がでるものがいくつかあるのでご紹介します。
・AmazonPay・代引き
Storesのフリープランでは決済方法が一部制限されているため、AmazonPayや代引きを利用したいユーザーの購入を逃すことになってしまいます。
実際、現役ショップオーナーの近藤さんは決済方法が制限されているフリープランは不利だと語ります。

お客様のお支払い方法では、AmazonPayが使用不可になっているため、より多くの支払い方法に対応可能なスタンダードプランは有利な環境であると思います。
決済手段が少ないフリープランは多くのユーザーに商品を届けにくいといえるでしょう。
・配送日指定
Storesのフリープランでは購入者が商品の配送日や時間帯を指定することができません。
国土交通省の調査によると、8割以上の人が配送日時の指定を利用していることが分かります。
このように多くのネットショップに備わっていて、8割以上の人が利用している配送日時を指定する機能がなければ、ユーザーが不満に思ってしまうかもしれません。
・アクセス解析
Storesのフリープランでは訪問者数や人気の商品の情報などを確認できる機能が備わっていません。
アクセス解析とは、下画像のようにネットショップの閲覧数や訪問者数、新規訪問率、平均滞在時間、人気コンテンツなどが一目でわかる機能です。
このようにアクセス解析はネットショップがどんなユーザー層に人気なのかを分析でき、それをもとにユーザー層に応じた対応策を実行できます。
これらの機能が利用できないと、ネットショップ運営を不便だと思う方もいるでしょう。
しかし、これらの機能は月2,980円のスタンダードプランにアップグレードするだけで使えるようになります。
下表はStoresのフリープランとスタンダードプラン、そしてほかのネットショップで月商ごとにかかる運営費の比較です。
サービスとプラン名 | 月商5万円の運営費 | 月商10万円の運営費 | 月商15万円の運営費 |
---|---|---|---|
Stores・フリープラン | 2,500円 | 5,000円 | 7,500円 |
Stores・スタンダードプラン | 4,780円 | 6,580円 | 8,380円 |
BASEスタンダードプラン | 4,300円 | 8,600円 | 12,900円 |
カラーミーショップフリープラン | 4,050円 | 8,100円 | 12,150円 |
※手数料はクレジットカードに準拠
※月額費用は年払いの割引を含む
上表のようにStoresのスタンダードプランの運営費用は他のネットショップの無料プランとあまり変わりません。
ですので、これらの機能が使いたいならある程度費用がかかってしまうものの、スタンダードプランを検討してもいいでしょう。
さらに、Storesではスタンダードプランを初月無料で利用できるため、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
3.Storesをより活用するためのコツ
ここまでStoresの口コミについて紹介しましたが、実際にStoresを利用してみたくなった方もいるのではないでしょうか。
そこで、Storesでのネットショップ運営に役立つコツを2つご紹介します。
- インスタグラムを活用する
- ECモールを併用する
3-1.インスタグラムを活用する
先ほどもご説明したように、Storesでネットショップを始めるなら、自分で商品の宣伝をする必要があります。
そこで現役ショップオーナーの近藤さんが実際に利用している宣伝ツールを聞いてみました。

現在私が力を入れている集客チャネルはInstagramになります。週に3〜4回ほどのペースでフィードまたはリールの投稿を行い、製作進捗や新製品の紹介などを行っています。InstagramはStoresさんとの連携販売が可能になっている為、将来的にはSNSでのフォロワー獲得が販売実績に跳ね返ってくると仰っているユーザーをよく見かけます。
インスタグラムは写真や短い動画で構成されるSNSであり、おしゃれな投稿が好まれています。
そのため、自分の商品を写真や動画で紹介することにより、その魅力を多くの人に届けることができるでしょう。
ここで例として近藤さんのインスタグラムの投稿をご紹介します。
商品の魅力を十分に伝えられている投稿だと思います。
さらに近藤さんのコメントにもあるとおり、Storesはインスタグラムと連携することができます。
この連携方法については4章の「Storesの初期設定」の項目でご紹介します。
しかしインスタグラムで商品を紹介しても、それを見てくれる方が少なければ意味がありません。
そのため、インスタグラムのフォロワーを増やすための方法についてご説明します。
- インスタグラムの仕組みを理解する
- 投稿頻度は2~3日に1回、朝か夜に投稿する
- フォロワーと積極的に交流する
この中でもっとも重要なのはインスタグラムがどのような仕組みで動いているのか理解することです。
インスタグラムでの投稿は最初にフォロワーの「フィード」(ホーム画面)に表示されます。
そしてその投稿がフォロワーによってなんらかの反応(いいねなど)をされると、エンゲージメント率(フォロワー数や閲覧数に対して「いいね」などの割合がどのくらいか)が向上します。
エンゲージメント率が高いと、その投稿は質が高いとインスタグラムのアルゴリズムに判断されて、他の人のフィードにも表示されるようになります。
つまり重要なポイントは、
・自分の投稿がフォロワーにどれだけ反応されるか
・投稿が拡散した後にどれだけフォローされるか
という2点になります。
それではフォロワーを増やすために必要な行動を具体的に解説します。
まずインスタグラムの投稿頻度や投稿時間についてです。
投稿は2〜3日に1回、時間は朝6〜7時ごろ、もしくは夜17時〜21時が最適です。
なぜかというと、投稿を2~3日に1回程度にする方がフォロワーたちも飽きにくく、時間をかけて高品質な投稿をすることができるからです。
投稿時間についても、多くのユーザーがインスタグラムを利用するのは朝7時ごろか、17〜21時ごろであることが理由です。
朝7時ごろは通勤・通学の時間帯であり、17~21頃は仕事や学校が終わって寝る準備をするまでの時間となります。
あらかじめどちらの時間帯に投稿するかきめて、予約投稿などで忘れずに投稿するようにしましょう。
次に重要なのはフォロワーとの積極的な交流です。
フォロワーのコメントに返信したり、「いいね」を押したりすることで、そのフォロワーのフィードに自分の投稿が表示されやすくなります。
これはフォロワーと交流することで、そのフォロワーとの「親密度」が上昇し、アルゴリズムが自分とそのフォロワーとの関係が深いと認識するからです。
できるだけフォロワーとの関係に注意し、コメントなどには返信するようにしましょう。
3-2.ECモールを併用する
ネットショップとECモールを併用すると、ECモールしか利用しない方にも商品を届けられるようになります。
さらに、ECモールはネットショップのようにサイトデザインを編集したりする手間がないので、比較的気軽に利用できます。
実際にStoresの現役ショップオーナーである近藤さんはCreemaというECモールを併用しているので話を聞いてみたところ、やはり2つを併用することはメリットが多いとわかりました。

StoresとCreemaのどちらも基本的に運営コストが0円なので、コストをかけずにより多くのお客様に認知していただく上で有用な戦略といえます。StoresはInstagramから集客する窓口として、creemaやminneはハンドメイド専用のショップであり、SNSを併用せずともお客様に見て頂けるチャンスがある窓口といえます。
ではどのECモールを利用すればいいのでしょうか。
ECモール | 特徴 |
---|---|
Amazon | 全年齢で使われてるが、10代は特に多い |
楽天 | 全年齢で使われているが、年齢層は高め |
minne | ハンドメイド製品に特化したECモール |
Creema | 同じくハンドメイド製品に特化したECモールクオリティが高い分、高価な商品が好まれる |
メルカリshops | 10〜20代のユーザーが多い |
Yahoo!ショッピング | 50〜60代のユーザーが多い |
もしハンドメイド商品を販売したいなら、「minne」や「Creema」といった販売プラットフォームを併用するのがおすすめです。
・minne
登録作家数 | 手数料 | 特徴 |
---|---|---|
80万人以上 | 10.56% | アクセサリーが多く、低価格のものが好まれる |
「minne」の登録作家数は80万人であり、このあとご紹介するCreemaの24万人と比較しても非常に多く、国内最大級のハンドメイド製品販売プラットフォームです。
「minne」の客層は比較的若く、10代から30代の女性が多いです。
そのため、ハンドメイド製品もアクセサリーが中心で、低価格のものが好まれる傾向にあります。
ハンドメイドを始めたばかりの方やハンドメイド製品のターゲットが若年層の方はこちらを選ぶべきです。
・Creema
登録作家数 | 手数料 | 特徴 |
---|---|---|
24万人 | 10%(食品や酒類は14%) | クオリティが高い商品が好まれる |
「Creema」は主なユーザー層が20代から40代の女性であり、「minne」よりも高級志向のプラットフォームであるといえます。
高いクオリティを要求される分、客単価も「minne」より高く、熟練のハンドメイド作家向けの販売サイトです。
ハンドメイド製品のクオリティに自信のある方はこちらを選ぶといいでしょう。
これらのプラットフォームはハンドメイド製品に特化しているため、利用者もハンドメイド製品を買いに来るユーザーがほとんどです。
そのため、他のECモールよりもハンドメイド製品を販売したいなら「minne」や「Creema」の方が適しているというわけですね。
次にAppliv TOPICSが男女1000人に行った調査をご紹介します。
以下のグラフを見ると、10〜20代は「Amazon」、「メルカリshops」が人気で、「楽天」や「Yahoo!ショッピング」はユーザーの年齢層が高いことがわかります。
本記事でご紹介したECモールの特徴をもとに、自分の商品のユーザー層に適したECモールを選んでみましょう。
4.Storesの登録方法・初期設定
4-1.Storesの登録方法
Storesに登録するには下のボタンをクリックして、Stores公式ページに移動してください。
その後、下画像のように「アカウントを作成してはじめる」という青いボタンをクリックしてください。
するとメールアドレスとパスワードを入力するページが開くので、それぞれ入力してください。
入力したメールアドレスに認証コードが入ったメールが届くので、そのコードを入力してください。
コードを入力すると、「サービスを選択」というページに移ります。
ここでは上の「ネットショップ」を選択してください。
次はIDとネットショップのURLを決めるページです。
ネットショップのURLはショップの屋号など、ユーザーが覚えやすい名前にした方がいいでしょう。
一度購入してくれた方がURLを直打ちしてアクセスしてくれるなど、リピート率の向上が期待できます。
次は名前と電話番号、事業の内容について入力してください。
すると事業形態や住所などを入力するページに移ります。
店舗を持たず、個人でネットショップを始める場合は「個人」にチェックをして、住所を入力してください。
後半の入力フォームについては、とりあえず定型文のままでいいでしょう。
そして最後にショップの名前を決めることになります。
ネットショップのショップ名は検索結果にも影響を与えるため、慎重に決める必要があります。
具体的に必要な要素を下のとおりです。
- 読みやすく、覚えやすい名前
- どんな商品を扱っているのかわかりやすい名前
- ネットショップの雰囲気に合った名前
- ほかのネットショップと被らない名前
ネットショップの雰囲気に合った名前とは、同じ店名でも子供向け商品を扱っているならひらがなで、大人向けでおしゃれな雰囲気なら英語で書くといったようなことです。
ショップ名の決め方の一例として、〇〇(商品名)+△△(単語)のように商品名と単語を組み合わせた造語にするという方法があります。
決められない方は人気のネットショップを参考にして、どんな名前でなぜその名前を使っているのかなどを考えて自分なりの名前を作ってみてください。
これでショップ名を決定すると、Storesの登録は完了です。
ここまで大変お疲れさまでした。
4-2.Storesの初期設定
Storesの登録が成功したら、Storesの初期設定を進めていきましょう。
初期設定ページはこちらのボタンをクリックしてアクセスしてください。
Stores初期設定のステップは下画像のとおりなので、こちらを順番に設定していきましょう。
➀商品を登録する
まず下画像のように「アイテムを作成」というボタンをクリックしてください。
商品の種類がいくつか出てくるのですが、基本的には「物販」をクリックしていただければ大丈夫です。
すると、下画像のように商品情報を入力する画面が表示されます。
今回は初期設定なので基本となる必須項目だけ入力していきます。
その他の項目は初期設定が全て終わってからじっくり決めた方がいいでしょう。
アイテム名という項目では商品の名前を登録します。
商品の名前は、商品と関連性が高いキーワードをいくつか組み合わせたものにするべきです。
例えば、天然石を使った青いネックレスの場合、「天然石 ネックレス ブルー」となります。
次にアイテム説明では商品の情報を入力してください。
商品が誰をターゲットにしているのかを意識して書くと、ターゲットがアイテム説明を読んだときに「私にぴったりの商品だ!」と感じてくれるようになります。
少し難しいかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。
最後は在庫数ですが、これは現在の商品の在庫数を入力すれば問題ありません。
これで商品の登録はひとまず完了です。
②お客さまが利用できる決済手段を設定する
初期の状態ではクレジットカードが有効になっていないので、下画像にもある「申請する」をクリックしてください。
すると、申請フォームに移動するので、情報をいくつか入力すると申請が完了です。
そのほかに変えるべき点はないので、このままで問題ありません。
➂送料を設定する
配送料は商品の売り上げに大きくかかわってくる非常に重要なポイントであるため、商品の値段やサイズ、重さを考えながら、慎重に配送料を設定する必要があります。
国土交通省のアンケート調査によると、「いくらまでなら送料を支払えるか」という質問に対して、一番多かったのが送料が無料だから利用するという人で38.6%です。
次に多かったのが500円以下なら利用するという人で、32%になります。
つまり、高すぎる配送料は商品が購入されない原因となってしまいます。
引用元:https://www.mlit.go.jp/monitor/R3-kadai01/17.pdf
まずStoresの配送方法は主に以下の3つです。
配送方法 | 特徴 |
---|---|
ポスト便 | 幅 :25cm以内 長さ:34cm以内 厚さ:3cm以内 重量:1kg以内 180円~(全国一律) |
宅配便 | 縦・横・高さの合計が170cm以内 重量:25kg以内 810円~(距離やサイズに応じて変化) |
普通郵便 | 50g以内(定形外):120円(全国一律) |
上の表を見ると、50g以内の商品は普通郵便が安く、そこから1kgまでのかさばらない商品はポスト便、それ以上の大きさや重さは宅配便となります。
販売する商品に応じて、適切な発送方法を選択しましょう。
発送方法を選択した後はいよいよ送料のパターンを決めていきます。
送料のパターンとは、「一定の金額以上購入すると送料無料」のように送料を免除したりすることで、商品を買ってもらいやすくする設定のことです。
送料のパターンにはいくつかの種類があります。
送料のパターン | メリット | デメリット |
---|---|---|
全国一律の送料 | ・かんたんな料金設定で顧客にとってわかりやすい | ・距離によって配送料が違う場合、遠距離の配送にコストがかかる |
地域別の送料 | ・遠距離へ配送する場合にショップ側のコストが少なくすむ | ・遠い地域の顧客があまり購入しなくなる ・異なる送料を管理する必要がある |
一定の金額以上購入で無料 | ・顧客がより多くの商品を購入してくれるようになる ・商品をまとめて購入してくれるようになる | ・無料になる条件が高すぎると、顧客が送料を負担に感じて購入しなくなる危険性がある |
送料無料 | ・顧客の購買意欲が高まる ・競合するサービスと差別化ができる | ・ショップの負担が大きくなる ・少額の注文が増えて、配送料が増えてしまう危険性がある |
配送方法別の送料 | ・発送手段に応じた適切な送料を設定することでコストを削減できる | ・大量の商品を購入すると送料も増えるので、あまり購入されなくなる危険性がある ・異なる送料を管理する必要がある |
上の表で示したメリットとデメリットを比較して、自分の商品に合った送料のパターンを決定することが重要です。
例えば、ネックレスなどの小物を販売する場合、送料が一律のポスト便を主に利用することになるので、全国一律の送料で問題ないでしょう。
一定以上購入された方に送料を無料にするかどうかですが、これはネックレスの利益率やユーザーがどれだけ商品をまとめて購入する傾向にあるかを考える必要があります。
ネックレスの利益率が高い場合、送料無料でも自分の負担は少ないですが、利益率が低いと送料が大きな負担となってしまいます。
また、ユーザーが商品をまとめて購入しがちなら、送料無料になるまで商品を購入してくれるでしょう。
しかし、商品を少ししか買わないユーザーが多いなら、「送料無料にならないなら買うのをやめておこう…」と購入されなくなってしまうかもしれません。
これ以外にも送料に影響する要素はショップごとに違いますので、この記事を参考にしつつ、ぜひ自分のショップに適した送料の設定方法を探してみてください。
④ショップをデザインする
先ほどもご紹介したように、Storesには48種類の無料テンプレートがあります。
まずこれらのテンプレートの中から好みのものを選んでください。
その後、下画像のような編集画面に移ります。
左のサイドバーに様々な編集要素があるので、自分好みのネットショップに作り変えましょう。
もちろん、テンプレートをそのまま使っても問題ないので、特に気にならないという方はショップデザインの初期設定を終えてください。
⑤特定商取引法の表記を設定する
一見、この初期設定は難しそうに見えますが、実は定型文が最初から用意されているので、簡単に設定できます。
基本的に定型文のままで問題ないのですが、あなたのネットショップの実態と異なる文章があった場合は、その部分を変更してください。(例:利用可能な支払方法の種類など)
⑥サイトマップを確認してコンテンツを載せる
様々な設定項目がありますが、とりあえずインスタグラムとStoresを連携するべきです。
インスタグラムは先ほどご紹介したとおり、ネットショップで集客を行ううえで非常に役立つ存在です。
では下画像のように「SNSアカウント」の右側にある「設定」という青いボタンをクリックしてください。
すると、下画像のようなページに移るので、入力フォームに自分のインスタグラムアカウントなどのユーザーネームを入力してください。
入力し終えたら「保存する」をクリックするだけで連携は完了です。
これで初期設定は終了です!お疲れさまでした!
4-3.開業届を提出しよう
最後に開業届について解説します。
開業届は青色申告承認申請書と同時に出すことで、最大65万円分の控除を受けることができるため、ネットショップを運営するなら絶対に出すべきです。
まとめ
この記事ではStoresの評判や口コミ、そしてStoresを活用するためのコツについて解説しました。
Storesはトップクラスに手数料が安いネットショップサービスですので、未経験者の方でも無料で手軽に始めることができます。
この記事を読んで気になった方はぜひ登録してみてください。