【完全保存版】(永久)無料オススメ会計ソフトランキング9選【公認会計士・税理士厳選】青色・白色申告・中小企業対応【一覧・比較】

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開業・独立したての皆さんが1年に1回必ず乗り越えなければならないイベントが、確定申告です。

確定申告をスムーズに進めるために、会計ソフトは必須です。

個人事業主やフリーランス向けの会計ソフトでも、相場は年間1~2万円程度と意外に高くついてしまいます。

しかし、実は、無料で使える会計ソフトもわずかですが存在しています。

そこで、今回は無料で使えるオススメの会計ソフトを紹介していきたいと思います。

▼あなたにおすすめの会計ソフトが2問で分かる!!▼

無料会計ソフト診断
あなたが探している
会計ソフトは?

▼この記事でわかること

・白色申告ソフトは永久無料の「やよいの白色申告オンライン」が便利

・青色申告ソフト・法人向けソフトは
1年無料の「やよいの青色申告オンライン」「弥生会計オンライン」がオススメ

また、54人の個人事業主(フリーランス)へのアンケート調査、当サイト利用者1,860人の導入会計ソフト調査も行い、会計ソフトに関する様々な調査を実施しました。

調査①会計ソフトに関するWEB調査
回答者:会計ソフトを利用している個人事業主54名
調査日:2022/3/18~25

調査②当サイト利用者1,860人のクラウド型会計ソフト導入割合調査
調査対象:会計ソフト(やよい、freee、マネフォ)に登録した1,860人(主に個人事業主)
調査期間:2022/4/1~2023/3/31

目次

会計ソフトとは?導入するのはなぜ?

会計ソフトとは、日常のお金に関する流れを記録し、日々の収支を集計するためのツール(システム)です。

1年間の収支を記録した決算書や税務確定申告書などを作成することで、確定申告や税務申告を効率的に正確に成し遂げることができます。

また、会計ソフトの導入により、日々の収支をリアルタイムに把握できるのも良いことです。

例えば、「利益が出すぎているから、経費を使おう、交際費を多く使おう」といった経営意思決定も、日々の収支をリアルタイムに把握しているからこそ、可能になるのです。

会計ソフト導入の目的
  • 日々の収支を記録、リアルタイムに把握
  • 決算書や税務確定申告書などの作成

永久完全無料で使えるオススメ会計ソフトランキング6選

それでは早速ですが、まずは永久に完全無料で使える会計ソフトをご紹介いたします。

第1位:やよい白色申告オンライン

対象ユーザー

個人事業主
(白色)
個人事業主
(青色)
中小企業非営利組織
×××

特徴

  • 個人事業主(白色申告)であれば、完全永久無料で、クラウド型として機能が充実している会計ソフトを利用できる(有料版のやよい青色申告オンラインや弥生会計オンラインと同等)
  • 個人事業主(青色申告)や法人の場合は永久完全無料では使えない

とにかく、無料の中で機能や使いやすさ面で圧倒的に充実しているのがやよいの白色申告オンラインです。

ここまで機能が充実している永久無料の会計ソフトはやよい白色申告オンラインだけでしょう。

青色申告用や法人用は永久無料とはいきませんが、白色申告用に関してはこの機能性や使いやすさで無料というところで圧倒的におすすめ度NO1です。

👇 完全永久無料 👇

やよい白色申告オンライン公式

もっとも、青色申告の方が会計ソフトを有料にしてでも節税を考えると得しますので、

トータルで得をしたい人はやよい青色申告オンラインを利用する方がよいでしょう。

👇 1年間無料で使える 👇

やよい青色申告オンライン公式

第2位:円簿会計

対象ユーザー

個人事業主
(白色)
個人事業主
(青色)
中小企業非営利組織
×

特徴

  • 永久無料でありながら仕訳帳関連の基本機能が充実しているクラウド型会計ソフト
  • 青色申告や法人にも対応している
  • 無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられない
  • スマホアプリでは利用できない

クラウド型で青色申告や法人にも対応しているところが嬉しいところです。

ただし、銀行口座やクレジットカード明細の自動取得機能や自動仕訳機能などの便利な機能は無料版にはついていません。

円簿会計 公式サイトへ

第3位:フリーウェイ経理Lite

対象ユーザー

個人事業主
(白色)
個人事業主
(青色)
中小企業非営利組織
×

特徴

  • 完全永久無料で使えるインストール型会計ソフト
  • 無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられない
  • インストール型のためアプリやスマホなどで利用することはできない
  • 青色申告と白色申告どちらにも対応している

フリーウェイは白色申告だけでなく青色申告や法人にも対応しているのが嬉しいところです。

一方で、無料版ではクレジットカード明細や銀行明細などとの連携機能など便利な機能が使えないなど不便な点が多いのがマイナスポイントになります。

フリーウェイ会計Lite 公式サイトへ

Main財務管理

対象ユーザー

個人事業主
(白色)
個人事業主
(青色)
中小企業非営利組織
×××

特徴

  • 完全永久無料で使える法人用のインストール型会計ソフト
  • 無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられない
  • 複式簿記で記帳していくタイプの会計ソフトであるため初心者には扱いづらい

Main財務管理は、法人専用の完全永久無料の会計ソフトです。

ただし、無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられないという点はネックになります。

Main財務管理 公式サイトへ

ちまたの会計

対象ユーザー

個人事業主
(白色)
個人事業主
(青色)
中小企業非営利組織
×××

特徴

  • 完全永久無料で使える非営利組織向けのクラウド型会計ソフト
  • 無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられない
  • パソコン、スマホ、タブレットなどでも使える

ちまたの会計は、非営利組織向けの会計ソフトです。

サークル、自治体、PTA、スポーツクラブなどあらゆる非営利組織の現金管理や帳簿作成などに役立つ会計ソフトになります。

もっとも確定申告や申告書の作成などはできません。

ちまたの会計 公式サイトへ

JDL IBEX 出納帳 Major

対象ユーザー

個人事業主
(白色)
個人事業主
(青色)
中小企業非営利組織
×

特徴

  • 永久無料でありながら自動仕訳入力や明細取込などの基本機能が充実しているインストール型会計ソフト
  • 青色申告や法人にも対応している
  • 会計事務所(税理士事務所)との連携などがしやすい

「JDL IBEX 出納帳 Major」は機能が充実しているにもかかわらず永久無料で使える会計ソフトです。

インストール型であるため、スマホやノートPCなどで気軽に仕訳をうつということができないのがネックです。

JDL IBEX 出納帳 Major公式へ

【参考】永久無料で使えるその他の会計ソフト・アプリ

会計ソフトとしての機能性・利便性などがまだまだ整っていないものの無料で使える会計ソフト(会計アプリ)は他にも存在します。

そこで参考情報として「無料で使えるその他の会計ソフト」もご紹介したいと思います。

aoiro会計アプリ

料金完全無料
※apple storeバージョンは有料3,900円(税込み)
特徴・フリーランス・個人事業主向け
・青色申告に必要な帳簿と決算書を作成するための簡単な経理ソフト
公式HPhttps://aoiro.app/

aoiro会計アプリは、無駄な機能はなく、単純にちょっとした経理を自分でして確定申告を自分ですませたいという人向けに提供されているアプリです。

MircosoftストアVerは完全無料で提供されています。

きわめて仕訳数が少ない副業しているフリーランスなどはこういう無料のアプリを利用してみるのもよいかもしれません。

タブレット会計

タブレット会計

料金完全無料
特徴・ソリマチ社株式会社が提供しているタブレット用の会計ソフト
公式HPhttps://aoiro.app/

タブレット会計は、会計ソフト大手のソリマチ株式会社が提供するタブレット用の会計ソフトです。

無料ということもあり、機能が限られていることなどはありますが、無料で簡単に操作ができる設計になっています。

CalQShare(カルクシェア)

カルクシェア

料金完全無料
特徴・Airbnb、クラウドワークスなどのシェアリング仲介サービスの副業者向けの会計アプリ
・シェアリングサービスごとの売上管理が可能
・確定申告書の作成まで可能
公式HPhttps://aoiro.app/

カルクシェアは副業者向けの簡単なアプリです。

Uberや民泊などの副業をしていて確定申告が必要な人はこういった無料のソフトを利用するのも良いと思います。

アプリで無料で使える会計ソフトは副業向けが中心です。

本当に仕訳数が少なくPCを持っていないという人にはこういった会計アプリを利用してみるのも手かもしれません。

会計アプリについての解説している記事もありますのでよろしければご覧ください。

無料期間(トライアル期間)がある使いやすい青色申告ソフトランキング3選

実は、永久完全無料の会計ソフトは「青色申告に対応していない」、「使いにくい」のどちらかに該当しているというのが最大の弱点です。

青色申告に対応していない

・青色申告は、「最大65万円まで税金を控除できる青色申告特別控除」や「赤字を次年度以降に繰り越せる繰越欠損控除」などの税金優遇制度があります。

・会計ソフトを無料で利用できたとしても、白色申告では税金面で非常に損をするため、結果として有料の会計ソフトでもいいから青色申告をしていた方が得だったと後悔するでしょう。

使いにくい

・クラウド型でかつ様々な明細との連携機能などが充実している会計ソフトは確定申告までの作業を圧倒的に簡単にしてくれます。

・クラウド型でないインストール型の無料会計ソフトやクラウド型でも機能が充実していない無料の会計ソフトでは確定申告にかなりの手間がかかり、結果として使いづらいと感じることになるでしょう。

せっかく導入するのであれば「青色申告対応」「使いやすい」会計ソフトでなければ意味がありません

そこで、筆者オススメの方法は永久完全無料の会計ソフトではなく、

今から紹介する無料お試し期間がある会計ソフトをまずは無料で使ってみるという方法です。

もしそのままお金を払ってでもいいから使ってみたいと思えばお金を払って使えばいいですし、

お金を払う価値がないと思えば永久完全無料の会計ソフトを利用すれば良いでしょう。

また、会計ソフトを導入している個人事業主のうち86%が今から紹介する「freee」、「マネーフォワード」、「やよいオンライン」のいずれかを導入していることが弊社調査で判明しています。

公認会計士・税理士である筆者の一意見というわけではなく、実際多くの個人事業主がfreee、マネーフォワード、やよいオンラインのどれかを利用しているという事実があります。

ですので、個人事業主(フリーランス)の皆さんは、この3種類の中から選ぶということでまず問題ないと断言できます。

無料かどうかという観点で会計ソフトを選ぶのも良いですが、

しっかりとした使いやすい会計ソフトを選ぶという視点で、

この3種類の会計ソフトを無料でしっかりと使ってみて比較するのが実は一番オススメの方法です。

~無料期間がある会計ソフトまとめ~

スクロールできます
弥生
オンライン
マネー
フォワード
freee
個人
青色申告

初年度無料
年11,330円

※やよいの青色申告
※初年度無料キャンペーン

利用時翌年度の
年間利用料

【青色申告向け公式HP】
https://www.yayoi-kk.co.jp/….

初月無料
年11,880円

※マネーフォワード
確定申告
※最も安いプラン


【青色申告向け公式HP】
https://moneyforward.com/….

初月無料
年12,936円

※個人事業主向け
※最も安いプラン


【青色申告向け公式HP】
https://www.freee.co.jp/….
個人
白色申告

永久無料
※やよいの白色申告

【白色申告向け公式HP】
https://www.yayoi-kk.co.jp/….

初月無料
年11,880円

※マネーフォワード確定申告
※最も安いプラン


【白色申告向け公式HP】
https://moneyforward.com/….

初月無料
年12,936円

※個人事業主向け
※最も安いプラン


【白色申告向け公式HP】
https://www.freee.co.jp/….
法人
初年度無料
年30,580円

【法人向け公式HP】
https://www.yayoi-kk.co.jp/….

初月無料
年39,336円
※最も安いプラン

【法人向け公式HP】
https://moneyforward.com/….

初月無料
年39,336円
※2024年7月以降
※最も安いプラン

【法人向け公式HP】
https://www.freee.co.jp/….
使いやすさ
経験者向け

経験者向け

初心者向け
機能面
機能充実

機能充実

機能充実
※全て税込

第1位:やよい青色申告オンライン(弥生会計オンライン)~無料お試し期間1年~

特徴

  • 銀行口座/クレジットカードとの連携での自動仕訳機能などが充実。
  • 会計ソフトとしての歴史が長く安心感有り。
  • 電話、画面共有サポートなどのサポート体制が充実。

※料金プランは2024年6月11日現在のものです。

やよい青色申告オンライン
やよい白色申告オンライン
弥生会計オンライン
利用者個人/青色申告個人/白色申告法人
料金
(税抜)
初年度無料

次年度以降

10,800円/年

永久無料初年度無料

次年度以降

27,800円/年

おすすめ度×
公式HPやよい青色申告オンライン公式HPやよい白色申告オンライン公式HP弥生会計オンライン公式HP

「やよい白色申告オンライン」は白色申告にしか対応していませんが、このやよい青色申告オンライン」は青色申告に対応しています。

また、法人向けには「弥生会計オンライン」という会計ソフトがあります。

どちらも、使い勝手は一緒で非常に使いやすく、お試し期間も1年間あります。

圧倒的に他の会計ソフトより無料期間が長いという点で「やよいオンライン」をランキング第1位としました。

👇 1年間無料で使える 👇

やよい青色申告オンライン公式

さらに、法人も1年間無料で利用することができるキャンペーンもあります

弥生会計オンライン(法人用)公式

やよいオンライン(弥生会計オンライン)の良い口コミ・評判(好評)・体験談

やよい会計のいいところは操作が簡単で、初心者でもわかりやすいところと、使っている人が多いのでわからないとこを調べると別のユーザーがそれに対して答えてくれるのでやよいにしてよかったです、あと最初の一年分は無料なので1年分の金額で2年使えるのが魅力ではじめました
あとは税理士さんに頼むより費用をグッと抑えられるのが一番の魅力です

初年度無料で全ての機能が使えて、税務相談まで付いている点です。

やよいオンライン(弥生会計オンライン)の悪い口コミ・評判(悪評)・体験談

ある程度PCへ詳しくなければ使いこなすことが出来ない

まだ使い始めたばかりですが、スマホからレシート読み取りアプリとの連携をする時に必要な操作が分かりづらくQ&Aから直接飛べないので時間がかかりました。

メモ

※口コミは、弊社独自調査による。2022年3月実施。調査実施人数合計54人。

また、やよいオンラインについて詳しく解説している記事もありますので、よろしければご覧ください。

第2位:マネーフォワード(MoneyForward)~無料お試し期間1か月~

特徴

  • freeeと同様にとにかく簡単な仕訳入力がウリ。銀行口座/クレジットカードやPOSデータなどとの連携での自動仕訳機能などが充実
  • 取り込んだ日付、金額を変更することが可能
  • 会計以外の、「給与計算」、「請求書作成」、「経費精算」、「勤怠管理」、「マイナンバー管理」などが基本プランにセットになっているのがfreeeとの違いであり、特徴の一つ

クラウド型会計ソフト3種類の中でも、マネーフォワードの最大の特徴は、会計以外の、「給与計算」、「請求書作成」、「経費精算」、「勤怠管理」、「マイナンバー管理」などが基本プランにセットになっているという点になります。

請求書作成は意外に面倒ですし、従業員がいる場合は給与計算や勤怠管理なども面倒ですので、マネフォワードはおすすめの確定申告ソフトの一つです。

マネーフォワード(マネフォ)の良い口コミ・評判(好評)・体験談

簿記の知識を使用した詳細入力だけでなく、プルダウン型で直感的に入力出来る簡単入力機能があるところが良かった。

以下の点が良かった。

1:銀行口座の入出金明細やクレジットカードの利用明細が自動で同期されるところ
2:仕訳を進めていくうちに、事前に、ある程度自動で科目を判断しておいてくれるところ
3:どこからでもアクセスして作業ができるところ
4:パソコンだけではなくスマホでも作業ができるところ”

マネーフォワード(マネフォ)の悪い口コミ・評判(悪評)・体験談

無料版でももっと多くのことが出来ればよいのだがそれが叶わない。結果、有料版へと移行になる点。無料版の性能がもっと上がると良い。

もう少し月額料金が安いと嬉しい

メモ

※口コミは、弊社独自調査による。2022年3月実施。調査実施人数合計54人。

👇今なら1カ月無料で使える!!👇

マネーフォワード(確定申告) 公式サイトへ

マネーフォワード(法人向け) 公式サイトへ

また、マネーフォワードについて詳しく解説している記事もありますので、よろしければご覧ください。

第3位:freee(フリー)~無料お試し期間1か月~

特徴

  • とにかく確定申告までの一連の経理を効率よくやりたい方におすすめ。
  • 初心者でも、家計簿のように簡単入力することで仕訳がきれる。
  • レシート撮影による領収書管理機能、銀行口座/クレジットカードとの連携での自動仕訳機能などが充実。
  • 取り込んだ日付、金額は原則変更できない。

freeeの無料お試し期間は1か月となっています。

クラウド型会計ソフト3種類の中でも、freeeの最大の特徴は、初心者でも仕訳をきりやすい工夫がなされているという点になります。

一度無料で使ってみて、お金を払ってでも使いたくなるようでしたら継続して使うという感じで一度導入してみることをお勧めします。

freee(フリー)の良い口コミ・評判(好評)・体験談

とても便利で、ネットですべて完結できる。すぐ機能が改善し、どんどん使いやすくなる。

簿記の専門知識がいらない。

freee(フリー)の悪い口コミ・評判(悪評)・体験談

使用を開始してから何度かのバージョンアップがされたが、UIの質が落ちていることと、最も安いプランで使える機能が減ったにもかかわらず月額が上がってしまったこと。

時々動作が重くなる。

メモ

※口コミは、弊社独自調査による。2022年3月実施。調査実施人数合計54人。

↓今なら1カ月無料で使える!!↓

freee 公式サイトへ

また、freeeについて詳しく解説している記事もありますので、よろしければご覧ください。

人気が高いのは「やよいオンライン」

実際に2022年4月から2023年3月までの1年間の当サイト利用者の会計ソフト導入状況から見ると人気NO1は「やよいオンライン」となりました。

会計ソフトを導入する方は主に起業したての方になりますので、できる限り会計ソフトにはお金をかけたくない方が多いです。

その点、白色申告ソフトとしては完全無料、青色申告ソフト・企業向け会計ソフトとしても1年間は完全無料(条件を満たせば2年間完全無料)のやよいオンラインはずば抜けて人気が高くなっています。

会計ソフトの登録割合

当サイト利用者(弊社記事閲覧者)の実際の会計ソフトの登録割合を示したもの
調査期間:2022/4/1~2023/3/31
調査対象:会計ソフト(やよい、freee、マネフォ)に登録した1,860人(主に個人事業主)

【参考】無料期間があるその他の会計ソフト・アプリ

実はほとんどの会計ソフトが無料期間を設けています。

ここからは、おすすめとまではいきませんが、無料期間がある有名どころ・人気の会計ソフトを紹介していきたいと思います。

スクロールできます
会計ソフト名お試し期間
(無料期間)
クラウド型
/インストール型
利用対象
インストール版
弥生会計
やよいの青色申告
1年間
(制限付き)
インストール型個人事業主
中小企業
ジョブカン青色申告30日間クラウド型個人事業主
ジョブカンDesktop青色申告30日間インストール型個人事業主
HANJO会計最大2か月クラウド型飲食店経営
個人事業主
みんなの青色申告1か月インストール型個人事業主
会計王1か月インストール型個人事業主
中小企業
MJSかんたん
法人会計
青色申告
1か月インストール型個人事業主
中小企業
わくわく財務会計1か月インストール型個人事業主
中小企業

インストール版弥生会計(やよいの青色申告)

料金30日間無料
買い切り15,400円(税込)
特徴・インストール型会計ソフトで買い切り
(次期バージョンアップまで無償提供)
・日々の経理から確定申告書の作成まで可能
・「+クラウド機能」で銀行口座やクレジットカードの明細との自動連携可能
公式HPhttps://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/yayoiaoiro/

クラウド会計ソフトの「やよいの青色申告」のインストール版です。

「+クラウド機能」ということで、銀行口座やクレジットカードの明細との自動連携可能できるところは嬉しいところです。

買い切り価格のため、長期で利用できるから節約になると考える方がいるかもしれません。

ですが、税務や会計のルールは日々変化していますし、会計ソフトの機能も日々進化しています。

ですので、日々アップデートされるクラウド型会計ソフトに比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

ジョブカン青色申告

料金30日間無料
年13,200円(税込)
特徴・初心者向けクラウド型会計ソフト
・日々の経理から確定申告書の作成まで可能
・銀行口座やクレジットカードの明細との自動連携可能
公式HPhttps://bluereturnlp.jobcan.biz/

ジョブカン青色申告は、株式会社ジョブカン会計が提供しているクラウド型会計ソフトです。

銀行口座やクレジットカード明細と連携ができる本格的なクラウド型会計ソフトです。

クラウド型会計ソフトの先駆けである「やよいオンライン」や「マネーフォワード」に比べて機能面で見劣りするところはあるでしょう。

料金面でも、freeeの最安値プランより少し高い程度の設定になっています。

ジョブカンDesktop青色申告

料金30日間無料
買い切りダウンロード版:5,500円(税込)
買い切りパッケージ版:8,140円(税込)
特徴・初心者向けインストール型会計ソフト
・日々の経理から確定申告書の作成まで可能
・銀行口座やクレジットカードの明細との自動連携可能(12か月間)
公式HPhttps://www.jobcan.biz/products/accblue/

ジョブカンDesktop青色申告は、ジョブカン青色申告のインストール版です。

料金自体はジョブカン青色申告よりも安い点が良いところです。

ただし、日々アップデートされ、自動仕訳機能などが充実しているクラウド型会計ソフトに比べるとどうしても機能面で見劣りしてしまいます。

HANJO会計

料金最大2か月無料
月1,078円(税込)
特徴・飲食店経営者向け会計ソフト
・カシオが運営しており、カシオのレジとの互換性を重視しているのが特徴
・アプリ完結で確定申告書まで作成が可能
公式HPhttps://tenpo.casio.jp/

HANJO会計は、飲食店経営者向けの会計ソフトで、カシオのレジとの互換性を重視しているのが特徴です。

カシオのレジを導入している方であれば、この会計ソフトを利用するのも良いかもしれません。

ただし、カシオのレジを導入していない個人事業主がこのHANJO会計を使うのは、機能性の観点から積極的にはおすすめできません。

みんなの青色申告

料金30日無料
買い切り10.780円(税込)
特徴・インストール型会計ソフトで買い切り
・日々の経理から確定申告書の作成まで可能
・銀行口座やクレジットカードの明細との自動連携可能
公式HPhttps://www.sorimachi.co.jp/products_gyou/min/

会計ソフトで有名なソリマチ株式会社が提供しているインストール型会計ソフトです。

クラウド型のように銀行口座やクレジットカードの明細との自動連携可能できる点は嬉しいところです。

買い切りタイプですので、バージョンアップには別途料金が発生してしまうのがネックです。

日々アップデートされるクラウド型会計ソフトに比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

会計王

料金30日無料
買い切り44.000円(税込)
特徴・インストール型会計ソフトで買い切り
・日々の経理から確定申告書の作成まで可能
・銀行口座やクレジットカードの明細との自動連携可能
公式HPhttps://www.sorimachi.co.jp/products_gyou/acc/

みんなの青色申告と同様にソリマチ株式会社が提供しているインストール型会計ソフトです。

みんなの青色申告より機能性が優れており中小企業でも利用できるような設計となっています。

機能が優れている分、料金がみんなの青色申告よりかなり割高です。

また、買い切りタイプですので、バージョンアップには別途料金が発生してしまうのがネックです。

MJSかんたん青色申告

料金30日間無料
買い切り7,920円(税込)
特徴・インストール型会計ソフト
・銀行口座やクレジットカード明細との自動連携機能がある
・操作画面が昔ながらの会計ソフトに近い
公式HPhttps://miroku.mjs.co.jp/aoiro

MJSかんたん青色申告は、比較的料金がリーズナブルなインストール型の会計ソフトです。

銀行口座やクレジットカード明細との自動連携機能がある点は良いところです。

また、操作画面が昔ながらの会計ソフトに近いため、年配の方には使いやすく感じるかもしれません。

ただし、日々アップデートされ、自動仕訳機能などが充実しているクラウド型会計ソフトに比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

わくわく財務会計

料金30日間無料
買い切り20,900円(税込)~
※ダウンロード版の場合
特徴・インストール型会計ソフト
・銀行口座やクレジットカード明細との自動連携機能はなし
・操作画面が昔ながらの会計ソフトに近い
公式HPhttps://www.lan2.jp/acc/as.html

わくわく財務会計は、長年インストール版として広く利用されてきた会計ソフトです。

比較的値段は高めで、機能性もクラウド型に劣りますが、昔から使い続けている利用者は多くいらっしゃいます。

無料の会計ソフトが向いている人・向いていない人(おすすめの人)

無料の会計ソフトを利用するのがオススメの人とオススメでない人を具体的に解説します。

無料会計ソフトが向いている人
  • 独立・起業したてなどの理由で会計ソフトにお金をかけたくない個人事業主、小規模企業
  • 副業をしている人やフリーランスなど仕訳がほとんど発生しない個人事業主
  • 会計ソフトを色々と試したい人
  • 会計ソフトを使ったことがない人
  • 白色申告で良いと考えている個人事業主
無料会計ソフトが向いていない人
  • 経理になれている個人事業主、小規模企業
  • 中規模企業・大企業

無料会計ソフトが向いている人①独立・起業したてなどの理由で会計ソフトにお金をかけたくない個人事業主、小規模企業

独立・起業したてなど理由があって会計ソフトにお金をかけられない人は、無料の会計ソフトを検討しても良いでしょう。

無料の会計ソフトは無料の分使いにくいところがあったり、機能が制限されているものも多いです。

ですが、「なんとか確定申告までやりきりたい」、「税務申告までやりきりたい」という方にとっては、無料の会計ソフトは助けになってくれることでしょう。

無料会計ソフトが向いている人②副業をしている人やフリーランスなど仕訳がほとんど発生しない個人事業主

副業をしている人やフリーランスの方など比較的仕訳が少ない個人事業主は、無料の会計ソフトで十分でしょう。

会計ソフトは仕訳が多く、複雑な方の方が利便性を感じる場合が多いです。

無料の会計ソフトは機能が制限されていたり、使いにくいところがあります。

ですが、仕訳が多くない方にとっては、確定申告を乗り切るためだけのソフトとしては十分機能するでしょう。

無料会計ソフトが向いている人③会計ソフトを色々と試したい人

無料期間を利用して、様々な会計ソフトを試したいという方には、無料の会計ソフトは非常に有効に使えます。

ほとんどの方が、無料でもいいから使ってみて、使いやすいから有料版にアップグレードするという流れになってくると思います。

有料版でより効率的に経理が行われるとなれば料金なんて安いものだと感じることでしょう。

無料会計ソフトが向いている人④会計ソフトを使ったことがない人

会計ソフトを使ったことがない人は、まず無料の会計ソフトを利用して会計ソフトはどんなものかを知るべきでしょう。

無料で使ってみた後は、他の会計ソフトがどうなのかなど様々な会計ソフトの比較を実際にしてみると良いと思います。

無料会計ソフトが向いている人⑤青色申告ではなく白色申告で良いと考えている個人事業主

青色申告ではなく白色申告を選ぶ人は本当に少ないと思いますし、おすすめはできません。

しかしながら、白色申告をどうしても選ぶという人がいるのであれば、わざわざ有料の会計ソフトを使うべきではないと思います。

今では必ずしもそうとは言えませんが、白色申告はあくまで簡単に確定申告ができるというのがウリです。

そんな簡単な確定申告に対して有料の会計ソフトを使うのはナンセンスと言えるでしょう。

無料会計ソフトが向いていない人①経理になれている個人事業主、小規模企業

経理になれている方であれば、無料の会計ソフトは「使いやすさ」や「機能性」で物足りなさを感じると思います。

経理になれている方でも、無料の会計ソフトを使ってみても良いとは思います。

ですが、使いづらいと感じて、結果的に有料の会計ソフトを導入することになる可能性が高いと思います。

よく経理に慣れている人は無料の会計ソフトに向いているという記事を見かけますが、正直疑問です。

実態として、経理の知識がある人ほどしっかりした有料の会計ソフトを導入しているケースが多いです。

無料会計ソフトが向いていない人②中規模企業・大企業

従業員が10人以上くらいの中規模以上の企業で、無料の会計ソフトを利用しているケースは税理士の筆者自身ほとんどみたことがありません。

仕訳の数が多く、経理が複雑になりがちな中規模以上の企業では、より「使いやすく」「機能性の高い」有料の会計ソフトを使った方が、無料の会計ソフトを利用するより、はるかに効率的かつ効果的に経理作業が行えます。

結果として、経理に割く人員やコストを削減できるため、お金を払って会計ソフトを導入しても元がとれるというわけです。

ですので、中規模以上の企業では無料の会計ソフトを導入するメリットはないと言えるでしょう。

(永久)無料の会計ソフトを利用する場合の注意点

完全永久無料の会計ソフトを利用するにあたっての注意点をここからは紹介していきます。

制度改正に対応しない可能性がある

永久無料の会計ソフトは基本的に会計ソフトのバージョンアップにお金をかけられません。

そのため、制度が変わったとしてもそれに対応しないケースも多いです。

また、対応するとしても時間がかかるケースもあります。

不具合が多い

永久無料の会計ソフトのレビューをみてみると、「使いにくい」「不具合が多い」といったものが散見されます。

提供する企業側にとってみれば、有料の会計ソフトは使いやすさや不具合の修正を迅速に行う必要性があります。

一方で永久無料の会計ソフトは「無料だから我慢してね」「有料版だと使いやすいよ」というケースがほとんどです。

データがとんでも自己責任

永久無料の会計ソフトは、不具合が多いため、データがとぶといったことも過去にはありました。

また、そもそも会計ソフトの提供をやめてしまう可能性があります。

やめてしまったらそこまで入力した仕訳がパーになってしまいますので、時間の無駄になってしまうということもあるでしょう。

逆に時間がかかってしまう場合も

永久無料の会計ソフトは、簡単な入力で仕訳がきれるのがウリのものが多いです。

ですが、確定申告の時には別途他の会計ソフトに書き写す必要があったり、かえって確定申告までに時間がかかってしまうという話をよく聞きます。

無料だからといっても時間がかかってしまったら意味がありません。

機能が制限されている

完全永久無料の会計ソフトは基本的に機能が制限されています。

これは、会計ソフト制作会社の立場にたてばわかることです。

会計ソフトは毎年の税制の変更に対応してシステムを変更したり、開発コストが多額にかかっています。

ですので、本当は有料にしないと採算はあいません。

とはいえ、会計ソフトが世の中に乱立している時代です。

「少しでもみんなに使ってもらって自社の会計ソフトの認知を高めたい」という思いから「無料」というセールストークでシステム導入をうながしているのです。

ですから、完全永久無料の会計ソフトは基本的に機能が制限されており、有料版で機能が全部使えるというパターンが多いのです。

無料期間が設定されている

永久完全無料であっても、ある時から無料で使えた機能が有料になることも多々あります。

また、そもそも無料お試し期間が設定されており、その期間が終わると課金が始まってしまうといったことも多いです。

無料期間が設定されていないかどうか、設定されているとしたら自動で課金が始まるようなことはないかなどしっかりと確認しておきましょう。

サポートがない

基本的に永久完全無料の会計ソフトはサポートはありません

サポートをしたりしてコストをかけると採算があわないからです。

会計ソフト選びのポイント(会計ソフトの選び方)

ここからは会計ソフト選びのポイントについて紹介していきます。

ちなみに、個人事業主54人に対して行った調査の結果では、会計ソフト選びの重要視されていたポイントの第1位が「使いやすさでした。

やはり安かろうがどんなにいい機能があろうが、使いにくかったら意味がないというのがユーザーの意見なのでしょう。

各ポイントの説明

・機能面・・・口座との連携機能や請求書発行機能などの付随機能の充実度

・使いやすさ・・・違和感なくスムーズに、直感的に使えるか

・費用面(値段)・・・安いかどうか

無料会計ソフトの選び方

無料の会計ソフトは、「機能」「使いやすさ」「費用」のうち「費用」はクリアしています。

そこで、重視すべきポイントは「使いやすさ」でしょう。

使いやすさに関しては、HPや記事などで見ているだけではよくわからない部分も多いです。

実際に、色々と使ってみて「使いやすさ」を自身で判断するのが一番大事だと思います。

紹介している無料の会計ソフトは期間の縛りがあるにせよ、全て無料で実際に使いやすさを確認できるわけです。

色々と怖がらず、面倒くさがらずに試してみることをおすすめします。

費用

会計ソフトは、無料であるにこしたことはないです。

ですが、実際に無料の会計ソフトは使いにくかったり、青色申告に対応していなかったりします。

ですので、有料だけど比較的安い会計ソフトを選択して使うべきというのが筆者の意見です。

今回紹介したような個人事業主(フリーランス)用の会計ソフトは1年間で1万円前後とそこまで高くはありません。

皆さんも、会計ソフトを色々と使っているうちに、「そんな高くないし、有料版の方が絶対良い」と思うときがきっとくるでしょう。

使いやすさ

使いやすさについては、個々人の感覚や経理知識の程度によって異なります。

ですので、実際に使ってみて判断するのが一番であることは間違いありません。

もっとも、一般的に使いやすいといわれるクラウド型会計ソフトfreee、マネーフォワード、弥生オンラインの3種類で比較すると、

freeeは、初心者が使いやすく、マネーフォワード、弥生オンラインはある程度経理知識がある人が使いやすいという評価をよく聞きます。

ちなみに、経理知識がある公認会計士・税理士の筆者は自分の確定申告や法人の会計ソフトでマネーフォワードを利用しています。

初心者経験者
freee
マネーフォワードクラウド会計
弥生会計オンライン

機能

使うユーザーの規模によって必要な機能が変わってきます。

個人事業主や中小企業などにおいては、実はこの機能はあまり重要視しなくても良いと思います。

規模重視すべき機能
個人事業主・売上や費用を極力手間をかけずに集計できるような機能(自動仕訳機能・明細自動取り込み機能)
中小企業・売上や費用を極力手間をかけずに集計できるような機能(自動仕訳機能・明細自動取り込み機能)

・消費税対応

・固定資産台帳機能、固定資産税対応

・給与計算システムなどとの連携

大企業・売上や費用を極力手間をかけずに集計できるような機能(自動仕訳機能・明細自動取り込み機能)

・仕訳のダブルチェック、承認機能

・連結会計対応

・部門、予算などを細かく設定できる機能(管理会計対応)

・給与計算システムなどとの連携

ちなみに、しいて一番重要な機能を上げるとすれば、売上や費用を極力手間をかけずに集計できるような機能(自動仕訳機能・明細自動取り込み機能)があるかどうかです。

いろんな会計ソフトを見てきた筆者からすれば、この機能以外の機能はなくてもなんとかなるので、この機能だけを重視すべきと言いたいところです。

特に重要なのは機能性

特に重要なのは機能性です。

会計ソフト選びでは、料金が安くて機能性が良いものを選ぶのがベストです。

残念ながら永久無料の会計ソフトは、多くの場合、ここにあげている全ての機能がほとんどありません。

しいて言うならば入力支援機能があるくらいでしょうか。

やよいの白色申告オンラインだけは、入力支援機能を含めてかなり機能が充実しています。

具体的に機能と一言でいっても様々な機能があってこんがらがるかもしれません。

ですが、個人事業主~企業全てにおいて絶対的に重要視してほしい機能は「入力支援機能」と断言できます。

「入力支援機能」で経理にかかる時間や経理にさく人員を大幅に削減できます。

会計ソフト導入費用や会計ソフト運用コストよりも大幅なコスト削減につながるのです。

入力支援
機能
・銀行口座やクレカ明細の自動取込機能
・領収書などのスキャン自動入力機能
・AIによる自動仕訳機能
承認申請
機能
・入力した仕訳を勝手に修正できない機能
・承認者権限、入力者権限など様々な権限を付与できる機能
・ダブルチェックなど複数人でチェックできる機能
データ
連携機能
・給与計算ソフト、経費精算システム、固定資産台帳ソフト、請求書管理システム、売上管理システムなどと連携できる機能
・会計事務所(税理士)や監査法人とデータを連携・共有できる機能
制度対応
機能
・消費税対応
・確定申告、税務申告対応
・固定資産台帳、固定資産税対応
・制度変更への対応
・業種ごとの特殊な制度への対応
セキュリティ
機能
・バックアップが定期的に自動でとられる機能
・ログ確認機能
・外部からのウィルス攻撃などにたえられるセキュリティ機能

入力支援機能①銀行口座やクレカ明細の自動取込機能

銀行口座やクレカ明細の自動取込機能は、クラウド型会計ソフトができてから非常に重要になりました。

簡単にいうと、仕事で利用している銀行口座やクレカを登録しておけば、の銀行口座やクレカ利用で動いたお金の動きが全て仕訳にとりこまれるという機能です。

今までは明細をみながら、一つずつ仕訳を手入力していました。

この自動取込機能を使うことで大幅に経理にかかる時間が短縮されることになりました。

企業から個人事業主までこの機能はもはや必須の機能となりました。

入力支援機能②領収書などのスキャン自動入力機能

領収書などのスキャン自動入力機能も非常に重要な機能の一つです。

後ほど説明しますが、電子帳簿保存法ができてから、全ての領収書や請求書など電子データで保管することができます

まだ紙で領収書や請求書などを保管している方は意外に多いかもしれません。

ですが、個人事業主でも企業でも紙でもらった領収書はスキャンして電子保管が非常に便利です。

さらに、領収書をスキャンしたら、自動でAIが読み取り仕訳や摘要欄への入力を行ってくれる機能ができています。

この機能はクラウド型会計ソフトの中でも特に、やよいオンライン、マネーフォワード、freeeの御三家が優れています

入力支援機能③AIによる自動仕訳機能

AIによる自動仕訳は入力支援機能①、②にも付随しています。

このAIによる自動仕訳は、過去に同じような仕訳をきっている場合に特に有効になります。

過去と同じようなお金の動きや領収書をスキャンした場合に、学習しているAIが自動で同じ仕訳だと判断し、仕訳をきります

AIが自動でうった仕訳について、正しければ確定ボタンを押すだけで仕訳をきることができます。

この機能も非常に便利です。

経理を長年担当していた人なら必ずあった前の月の仕訳をコピペして、金額だけを変更するといったような作業をしていたことでしょう。

このコピペ作業がほぼなくなるのですから便利であることは言うまでもありません。

承認申請機能

承認申請機能は、主に上場企業や比較的規模の大きい企業で重要になってきます。

特に上場企業においては、内部統制というルールを作る必要があり、仕訳をうつ人とチェックする人を必ずわける必要があります。

また、チェックした痕跡を残す必要もあります。

この承認申請機能は多くの中小企業向け会計ソフトでは当たり前に入っているものです。

一方で、小規模向けの安い会計ソフトなどには入っていないことが多いです。

ましてや無料の会計ソフトには入っているケースは0といっていいでしょう。

ちなみに、少人数で運営している小規模企業や個人事業主は経理担当は一人だけなので、この機能は全く必要ありません。

データ連携機能(経費精算機能との連携は便利)

データ連携機能は、個人事業主から大企業まであって損はない便利な機能です。

データ連携は主に他のソフトとの連携と会計事務所(税理士)などとの連携という大きく2パターンがあります。

どちらも、特に多くの従業員をかかえていたり、仕訳数や資産などの数が多い大企業の方が有効です。

毎回大量の仕訳データを確認し、他の会計ソフトに入力しなおす、Excelでデータをはきだして会計事務所にメールで送信するといった作業は実は結構手間がかかります。

一方で、仕訳数が少なく、税理士とのやりとりがほとんどない個人事業主にとってはあっても大して効率が上がる機能ではありません

ただし、経費精算機能との連携は中小企業では比較的有効になります。

経費精算でよくある例としてはアプリなどで各従業員が交通費や接待交際費の経費精算を行い、それを会計ソフトと連携させて、簡単に仕訳まできるというものです。

制度対応機能

制度対応機能は、どの制度に対応する必要があるかで必要性が異なります。

ちなみに、制度改正に迅速に対応していけるような会計ソフトは無料のものではほとんどありません。

ですが、有料の会計ソフトを選んだ場合、個人事業主から中小企業までであればほとんどこの機能に関しては考える必要はないと言っていいでしょう。

例えば全ての個人事業主から大企業まで対応が必要な電子帳簿保存法や消費税関連制度への対応については、ほとんど全ての有料会計ソフトでしっかりと対応ができています。

セキュリティ機能

セキュリティ機能は、主に中規模から大規模の企業で重要です。

外部からのウィルス攻撃で重要な会計データが盗まれてしまい、企業としての存続が危ぶまれるケースもあるでしょう。

また、社員の不正により、データ改ざんや売上不正などが働かれていた場合などにもこのセキュリティ機能があれば有効になる場合があります。

ちなみに、無料の会計ソフトでは、この機能はほとんどついていないと思ってもらっていいでしょう。

決算書・総勘定元帳・試算表・などの帳簿自動作成は当たり前

よく、他の記事や会計ソフトの特徴などを見ていると、「決算書・総勘定元帳・試算表など」の帳票が出せるといったことが書かれています。

ですが、こういった機能は会計ソフトには当たり前についている機能です。

ただし、確定申告用の簡単なアプリなどではたまにはいってない場合もあります。

また、無料の会計ソフトでは、この機能は限定的な場合も結構あると思ってもらっていいでしょう。

売上、キャッシュフローなどのレポート機能は不要

売上、キャッシュフローなどのレポート機能をウリにしている会計ソフトもよくあります。

少し高めの会計ソフトにありがちな「うたい文句」です。

ですが、正直ほとんど必要ありません。

基本的に売上の推移やキャッシュフローは会計ソフトそのものを見ればわかります。

中小企業~大企業で役員会などに提出するレポートは、会計ソフトのレポートそのものというケースは少なく、エクセルなどで加工しているものです。

したがって、このようなレポート機能はあったとしてもほとんど使いませんので基本的に不要になります。

わざわざ高いお金を出してこのような不要な機能を求めないことをおすすめします。

ちなみに、無料の会計ソフトでは、この機能はほとんどついていないと思ってもらっていいでしょう。

個人事業主・中小企業はクラウド型一択

クラウド型は使いやすさの面でメリットが本当に大きく、個人事業主やフリーランスを中心に圧倒的に支持されています。

ちなみに弊社独自調査によると、今や個人事業主の93%がクラウド型会計ソフト(会計アプリ)を導入していることが判明しています。

クラウド型のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・クレジットカード・各種電子決済・銀行明細データなどと連携

・スマホ・アプリで仕訳をきったり帳簿を管理できる

・とにかく簡単に仕訳・決算・確定申告などがすませられる

・請求書・納品書・見積書などと連携できて便利

デメリット

・画面遷移が遅い時がある

クラウド型のメリット①:クレジットカード・各種電子決済・銀行明細データなどと連携

クラウド型は、クレジットカード・各種電子決済・銀行明細データと自動連携(API連携)することができます。

完全永久無料のクラウド型会計ソフトについて、やよいの白色申告オンライン以外ではこの機能はありません。

ですが、freee、やよいオンライン、マネーフォワードをはじめとする有料のクラウド型会計ソフトでは基本的にこの機能があります。

この機能は非常に便利で、Amazonや楽天での買い物、Suicaで電車にのったときなどもほぼ自動で仕訳まですませることができます

クラウド型のメリット②:スマホ・アプリで仕訳をきったり帳簿を管理できる

PCで会計ソフトをいじるという時代は終わりました。

クラウド型であれば、移動時間にスマホで気軽に経理や仕訳などをすることもできます。

また、領収書などはスマホで撮影すれば自動で仕訳をうつような機能もあります。

クラウド型のメリット③:とにかく簡単に仕訳・決算・確定申告などがすませられる

クラウド型の会計ソフトは、AI機能により自動仕訳や自動データ取り込みができるのみならず、決算や確定申告も手間をかけずに進めることができます。

これは、随時税制改正などの情報が会計ソフト上にアップデートされていたり、電子申告そのものもネット上で簡単にできるようにされていることが理由です。

クラウド型のメリット④:請求書・納品書・見積書などと連携できて便利

クラウド型会計ソフトは基本的に請求書・納品書・見積書などの作成機能も搭載されています。

この機能の便利なところは、それらを作成することで、自動で売上計上ができるところです。

クラウド型会計ソフトでは、様々な必要書類を作成できるようにすることで、その書類と連携させて会計の手間を極限まで減らすような工夫がなされているのです。

クラウド型のメリット⑤:電子帳簿保存法に対応しやすい

電子帳簿保存法は、ペーパーレス化を推進するために、領収書などの書類や帳簿を電子データとしてもっていたとしても、紙の書類や帳簿と同等であるものと認める法律です。

そのため、PDFファイルや写真などのデジタルデータとして保存すれば、紙の書類や帳簿は、不必要にということです。

クラウド型会計ソフトを利用しておけば、電子帳簿保存法に対応した形で電子データの保存ができるように設計されているところも大きなメリットになっています。

クラウド型のデメリット:画面遷移が遅い時がある

クラウド型の会計ソフトはクラウド上のサーバーにアクセスして会計ソフトを操作することになります。

そこで出てくる唯一の弱点が画面遷移速度が少し遅いという問題点です。

ですが、これはタブを複数利用して画面切り替えがスムーズにいくように工夫することで特段デメリットと感じなくなることでしょう。

大規模法人でもインストール型からクラウド型へシフト

クラウド型会計ソフトのその他のメリットとして複数人で同時に経理ができるというメリットもあります。

このメリットを最大限いかせるのが経理を複数人で行っている大規模法人です。

最近では大規模法人でもクラウド型会計ソフトの導入が進んでいるのです。

会計ソフトの分類

よく会計ソフトという呼び方以外に、確定申告ソフト、青色申告ソフト、白色申告ソフトなどと呼ばれることがあります。

基本的に、フリーランスや個人事業主の方が利用する会計ソフトというのは、青色申告ソフト、確定申告ソフトと同じととらえてもらってかまいません。

税理士に丸投げすれば会計ソフトも不要

会計ソフトを導入せずとも確定申告を簡単にすませる方法として、税理士に丸投げしてしまうという方法もあります。

一般的な税理士は、一見さんの個人事業主やフリーランス相手に確定申告代行を行っていません。

クライアントの役員の確定申告をサービスで安くおこなってあげるようなことをしているのが一般的なのです。

しかし、なんとか安く税理士に丸投げできないものかと考える人もいるでしょう。

そこで、個人事業主、フリーランスの方にできる限り安い税理士サービスを紹介できないかと選んできたサービスがこちらになります。

筆者が調べた限り、このサービスより安く確定申告を依頼できるところはありませんでした。

会計ソフトで悩んでいる方でまだ税理士をつけていない方は、少しくらい費用を払ってでもいいので税理士をつけることをおすすめします。

どれだけ自分で税金のことを勉強していても、多くの方が勘違いして、理解してしまっているという現状を筆者もよく見ています。

そういった勘違いを防ぐとともに、情報収集の手間を大幅に防げるのが税理士に依頼する最大のメリットなのです。

以下の税理士事務所は5万円~10万円で確定申告代行を依頼できる非常に格安な税理士事務所です。

みんなの会計事務所の確定申告代行

合計の収入が数百万円程度と低い方は、みんなの会計事務所の確定申告代行サービスを利用いただくと安くなる可能性が高いと思います。

ただし、仮想通貨の収入がある方で、海外の取引所を利用している方には対応していませんので注意してください。

みんなの会計事務所はこちらから

よろしければ、お見積りをとってみてください。

無料にこだわるなら「やよいオンライン(弥生会計オンライン)」で決まり

いかがでしたでしょうか。

無料の会計ソフト選ぶ時の最善の選択は以下のとおりです。

白色申告であれば永久無料の「やよい白色申告オンライン」を選ぶべきでしょう。

👇 完全永久無料 👇

やよい白色申告オンライン公式

青色申告、もしくは法人用であれば、1年無料の「やよい青色申告オンライン」「弥生会計オンライン(法人用)」を選んでおけば間違いないでしょう。

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やよい青色申告オンライン公式

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