無料で使えるオススメ会計ソフト9選【個人事業主・フリーランス・初心者必見】~公認会計士・税理士厳選~

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開業・独立したての皆さんが1年に1回必ず乗り越えなければならないイベントが、確定申告です。

確定申告をスムーズに進めるために、会計ソフトは必須です。

個人事業主やフリーランス向けの会計ソフトでも、相場は年間1万円程度と意外に高くついてしまいます。

しかし、実は、無料で使える会計ソフトもわずかですが存在しています。

そこで、今回は無料で使えるオススメの会計ソフトを紹介していきたいと思います。

また、54人の個人事業主(フリーランス)へのアンケート調査も行い、会計ソフトに関する様々な意見を集め参考にしました。

調査内容
概要:会計ソフトに関するWEB調査
回答者:会計ソフトを利用している個人事業主54名
調査日:2022年3月18日~3月25日

目次

永久完全無料で使えるオススメ会計ソフトランキング6選

それでは早速ですが、まずは永久に完全無料で使える会計ソフトをご紹介いたします。

第1位:やよい白色申告オンライン

対象ユーザー

個人事業主(白色)個人事業主(青色)中小企業非営利組織
×××

特徴

  • 個人事業主(白色申告)であれば、完全永久無料で、クラウド型として機能が充実している会計ソフトを利用できる(有料版のやよい青色申告オンラインや弥生会計オンラインと同等)
  • 個人事業主(青色申告)や法人の場合は永久完全無料では使えない

とにかく、無料の中で機能や使いやすさ面で圧倒的に充実しているのがやよいの白色申告オンラインです。

ここまで機能が充実している永久無料の会計ソフトはやよい白色申告オンラインだけでしょう。

青色申告用や法人用は永久無料とはいきませんが、白色申告用に関してはこの機能性や使いやすさで無料というところで圧倒的におすすめ度NO1です。

👇 完全永久無料 👇

やよい白色申告オンライン公式

もっとも、青色申告の方が会計ソフトを有料にしてでも節税を考えると得する可能性が高いですので、トータルで得をしたい人はやよい青色申告オンラインを利用する方がよいでしょう。

「青色申告の方がなぜ白色申告より良いのか?」という点については、後ほど詳しく説明します。

👇 1年間無料で使える 👇

やよい青色申告オンライン公式

第2位:円簿会計

対象ユーザー

個人事業主(白色)個人事業主(青色)中小企業非営利組織
×

特徴

  • 永久無料でありながら仕訳帳関連の基本機能が充実しているクラウド型会計ソフト
  • 青色申告や法人にも対応している
  • 無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられない
  • スマホアプリでは利用できない

クラウド型で青色申告や法人にも対応しているところが嬉しいところです。

ただし、銀行口座やクレジットカード明細の自動取得機能や自動仕訳機能などの便利な機能は無料版にはついていません。

円簿会計 公式サイトへ

第3位:フリーウェイ経理Lite

対象ユーザー

個人事業主(白色)個人事業主(青色)中小企業非営利組織
×

特徴

  • 完全永久無料で使えるインストール型会計ソフト
  • 無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられない
  • インストール型のためアプリやスマホなどで利用することはできない
  • 青色申告と白色申告どちらにも対応している

フリーウェイは白色申告だけでなく青色申告や法人にも対応しているのが嬉しいところです。

一方で、無料版ではクレジットカード明細や銀行明細などとの連携機能など便利な機能が使えないなど不便な点が多いのがマイナスポイントになります。

フリーウェイ会計Lite 公式サイトへ

Main財務管理

対象ユーザー

個人事業主(白色)個人事業主(青色)中小企業非営利組織
×××

特徴

  • 完全永久無料で使える法人用のインストール型会計ソフト
  • 無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられない
  • 複式簿記で記帳していくタイプの会計ソフトであるため初心者には扱いづらい

Main財務管理は、法人専用の完全永久無料の会計ソフトです。

ただし、無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられないという点はネックになります。

Main財務管理 公式サイトへ

ちまたの会計

対象ユーザー

個人事業主(白色)個人事業主(青色)中小企業非営利組織
×××

特徴

  • 完全永久無料で使える非営利組織向けのクラウド型会計ソフト
  • 無料版では便利な機能(自動データ取込や自動仕訳)を使えず、サポートなども受けられない
  • パソコン、スマホ、タブレットなどでも使える

ちまたの会計は、非営利組織向けの会計ソフトです。

サークル、自治体、PTA、スポーツクラブなどあらゆる非営利組織の現金管理や帳簿作成などに役立つ会計ソフトになります。

もっとも確定申告や申告書の作成などはできません。

ちまたの会計 公式サイトへ

JDL IBEX 出納帳 Major

対象ユーザー

個人事業主(白色)個人事業主(青色)中小企業非営利組織
×

特徴

  • 永久無料でありながら自動仕訳入力や明細取込などの基本機能が充実しているインストール型会計ソフト
  • 青色申告や法人にも対応している
  • 会計事務所(税理士事務所)との連携などがしやすい

「JDL IBEX 出納帳 Major」は機能が充実しているにもかかわらず永久無料で使える会計ソフトです。

インストール型であるため、スマホやノートPCなどで気軽に仕訳をうつということができないのがネックです。

JDL IBEX 出納帳 Major公式へ

無料お試し期間(トライアル期間)があるオススメの会計ソフトランキング3選

実は、永久完全無料の会計ソフトは「青色申告に対応していない」、「使いにくい」のどちらかに該当しているというのが最大の弱点です。

青色申告に対応していない

・青色申告は、「最大65万円まで税金を控除できる青色申告特別控除」や「赤字を次年度以降に繰り越せる繰越欠損控除」などの税金優遇制度があります。

・会計ソフトを無料で利用できたとしても、白色申告では税金面で非常に損をするため、結果として有料の会計ソフトでもいいから青色申告をしていた方が得だったと後悔するでしょう。

使いにくい

・クラウド型でかつ様々な明細との連携機能などが充実している会計ソフトは確定申告までの作業を圧倒的に簡単にしてくれます。

・クラウド型でないインストール型の無料会計ソフトやクラウド型でも機能が充実していない無料の会計ソフトでは確定申告にかなりの手間がかかり、結果として使いづらいと感じることになるでしょう。

そこで、筆者オススメの方法は永久完全無料の会計ソフトではなく、今から紹介する無料お試し期間がある会計ソフトをまずは無料で使ってみるという方法です。

もしそのままお金を払ってでもいいから使ってみたいと思えばお金を払って使えばいいですし、お金を払う価値がないと思えば永久完全無料の会計ソフトを利用すれば良いでしょう。

また、会計ソフトを導入している個人事業主のうち86%が今から紹介する「freee」、「マネーフォワード」、「やよいオンライン」のいずれかを導入していることが弊社調査で判明しています。

公認会計士・税理士である筆者の一意見というわけではなく、実際多くの個人事業主がfreee、マネーフォワード、やよいオンラインのどれかを利用しているという事実があります。

ですので、個人事業主(フリーランス)の皆さんは、この3種類の中から選ぶということでまず問題ないと断言できます。

無料かどうかという観点で会計ソフトを選ぶのも良いですが、しっかりとした使いやすい会計ソフトを選ぶという視点で、この3種類の会計ソフトを無料でしっかりと使ってみて比較するのが実は一番オススメの方法です。

~おすすめ会計ソフトまとめ~

freee

マネーフォワード

やよいオンライン

個人 青色申告




初月無料
年11,760円
(一番安いプラン)
初月無料
年10,800円
(一番安いプラン)
初年度無料
年8,800円
(一番安いプラン)
個人

白色申告

初月無料

年11,760円

(一番安いプラン)

初月無料

年10,800円

(一番安いプラン)

永久無料

法人

初月無料

年23,760円

(一番安いプラン)

初月無料

年35,760円

(一番安いプラン)

初年度無料

※最大2年間無料

年27,800円

(一番安いプラン)

使いやすさ

初心者向け

経験者向け

経験者向け

機能

クラウド会計としての機能充実

クラウド会計としての機能充実

クラウド会計として後発

公式HP

freee公式マネーフォワード個人向け

マネーフォワード法人向け

やよい青色申告オンライン

やよい白色申告オンライン

弥生会計オンライン(法人向け)

金額は全て税抜表記

第1位:やよい青色申告オンライン(弥生会計オンライン)~無料お試し期間1年or2年~

特徴

  • 銀行口座/クレジットカードとの連携での自動仕訳機能などが充実。
  • 会計ソフトとしての歴史が長く安心感有り。
  • 電話、画面共有サポートなどのサポート体制が充実。

※料金プランは2024年4月13日現在のものです。

やよい青色申告オンライン
やよい白色申告オンライン
弥生会計オンライン
利用者個人/青色申告個人/白色申告法人
料金(税抜)初年度無料

次年度以降8,800円/年

永久無料初年度無料

※設立2年以内の法人は2年間無料

次年度以降27,800円/年

おすすめ度×
公式HPやよい青色申告オンライン公式HPやよい白色申告オンライン公式HP弥生会計オンライン公式HP

「やよい白色申告オンライン」は白色申告にしか対応していませんが、このやよい青色申告オンライン」は青色申告に対応しています。

また、法人向けには「弥生会計オンライン」という会計ソフトがあります。

どちらも、使い勝手は一緒で非常に使いやすく、お試し期間も1年間あります。

圧倒的に他の会計ソフトより無料期間が長いという点で「やよいオンライン」をランキング第1位としました。

👇 1年間無料で使える 👇

やよい青色申告オンライン公式

さらに、法人も1年間無料で利用することができるキャンペーンもあります

弥生会計オンライン(法人用)公式

~良い口コミ~

やよい会計のいいところは操作が簡単で、初心者でもわかりやすいところと、使っている人が多いのでわからないとこを調べると別のユーザーがそれに対して答えてくれるのでやよいにしてよかったです、あと最初の一年分は無料なので1年分の金額で2年使えるのが魅力ではじめました
あとは税理士さんに頼むより費用をグッと抑えられるのが一番の魅力です

初年度無料で全ての機能が使えて、税務相談まで付いている点です。

~悪い口コミ~

ある程度PCへ詳しくなければ使いこなすことが出来ない

まだ使い始めたばかりですが、スマホからレシート読み取りアプリとの連携をする時に必要な操作が分かりづらくQ&Aから直接飛べないので時間がかかりました。

メモ

※口コミは、弊社独自調査による。2022年3月実施。調査実施人数合計54人。

また、やよいオンラインについて詳しく解説している記事もありますので、よろしければご覧ください。

第2位:マネーフォワード(MoneyForward)~無料お試し期間1か月~

特徴

  • freeeと同様にとにかく簡単な仕訳入力がウリ。銀行口座/クレジットカードやPOSデータなどとの連携での自動仕訳機能などが充実
  • 取り込んだ日付、金額を変更することが可能
  • 会計以外の、「給与計算」、「請求書作成」、「経費精算」、「勤怠管理」、「マイナンバー管理」などが基本プランにセットになっているのがfreeeとの違いであり、特徴の一つ

クラウド型会計ソフト3種類の中でも、マネーフォワードの最大の特徴は、会計以外の、「給与計算」、「請求書作成」、「経費精算」、「勤怠管理」、「マイナンバー管理」などが基本プランにセットになっているという点になります。

請求書作成は意外に面倒ですし、従業員がいる場合は給与計算や勤怠管理なども面倒ですので、マネフォワードはおすすめの確定申告ソフトの一つです。

~良い口コミ~

簿記の知識を使用した詳細入力だけでなく、プルダウン型で直感的に入力出来る簡単入力機能があるところが良かった。

以下の点が良かった。

1:銀行口座の入出金明細やクレジットカードの利用明細が自動で同期されるところ
2:仕訳を進めていくうちに、事前に、ある程度自動で科目を判断しておいてくれるところ
3:どこからでもアクセスして作業ができるところ
4:パソコンだけではなくスマホでも作業ができるところ”

~悪い口コミ~

無料版でももっと多くのことが出来ればよいのだがそれが叶わない。結果、有料版へと移行になる点。無料版の性能がもっと上がると良い。

もう少し月額料金が安いと嬉しい

メモ

※口コミは、弊社独自調査による。2022年3月実施。調査実施人数合計54人。

👇今なら1カ月無料で使える!!👇

マネーフォワード(確定申告) 公式サイトへ

マネーフォワード(法人向け) 公式サイトへ

また、マネーフォワードについて詳しく解説している記事もありますので、よろしければご覧ください。

第3位:freee(フリー)~無料お試し期間1か月~

特徴

  • とにかく確定申告までの一連の経理を効率よくやりたい方におすすめ。
  • 初心者でも、家計簿のように簡単入力することで仕訳がきれる。
  • レシート撮影による領収書管理機能、銀行口座/クレジットカードとの連携での自動仕訳機能などが充実。
  • 取り込んだ日付、金額は原則変更できない。

freeeの無料お試し期間は1か月となっています。

クラウド型会計ソフト3種類の中でも、freeeの最大の特徴は、初心者でも仕訳をきりやすい工夫がなされているという点になります。

一度無料で使ってみて、お金を払ってでも使いたくなるようでしたら継続して使うという感じで一度導入してみることをお勧めします。

~良い口コミ~

とても便利で、ネットですべて完結できる。すぐ機能が改善し、どんどん使いやすくなる。

簿記の専門知識がいらない。

~悪い口コミ~

使用を開始してから何度かのバージョンアップがされたが、UIの質が落ちていることと、最も安いプランで使える機能が減ったにもかかわらず月額が上がってしまったこと。

時々動作が重くなる。

メモ

※口コミは、弊社独自調査による。2022年3月実施。調査実施人数合計54人。

↓今なら1カ月無料で使える!!↓

freee 公式サイトへ

また、freeeについて詳しく解説している記事もありますので、よろしければご覧ください。

人気が高いのは「やよいオンライン」

実際に2022年4月から2023年3月までの1年間の当サイト利用者の会計ソフト導入状況から見ると人気NO1は「やよいオンライン」となりました。

会計ソフトを導入する方は主に起業したての方になりますので、できる限り会計ソフトにはお金をかけたくない方が多いです。

その点、白色申告ソフトとしては完全無料、青色申告ソフト・企業向け会計ソフトとしても1年間は完全無料(条件を満たせば2年間完全無料)のやよいオンラインはずば抜けて人気が高くなっています。

会計ソフトの登録割合

当サイト利用者(弊社記事閲覧者)の実際の会計ソフトの登録割合を示したもの
調査期間:2022/4/1~2023/3/31
調査対象:会計ソフト(やよい、freee、マネフォ)に登録した1,860人(主に個人事業主)

無料の会計ソフトの注意点

完全永久無料の会計ソフトを利用するにあたっての注意点をここからは紹介していきます。

機能が制限されている

完全永久無料の会計ソフトは基本的に機能が制限されています。

これは、会計ソフト制作会社の立場にたてばわかることです。

会計ソフトは毎年の税制の変更に対応してシステムを変更したり、開発コストが多額にかかっています。

ですので、本当は有料にしないと採算はあいません。

とはいえ、会計ソフトが世の中に乱立している時代です。

「少しでもみんなに使ってもらって自社の会計ソフトの認知を高めたい」という思いから「無料」というセールストークでシステム導入をうながしているのです。

ですから、完全永久無料の会計ソフトは基本的に機能が制限されており、有料版で機能が全部使えるというパターンが多いのです。

無料期間が設定されている

永久完全無料であっても、ある時から無料で使えた機能が有料になることも多々あります。

また、そもそも無料お試し期間が設定されており、その期間が終わると課金が始まってしまうといったことも多いです。

無料期間が設定されていないかどうか、設定されているとしたら自動で課金が始まるようなことはないかなどしっかりと確認しておきましょう。

サポートがない

基本的に永久完全無料の会計ソフトはサポートはありません

サポートをしたりしてコストをかけると採算があわないからです。

会計ソフト選びのポイント

ここからは会計ソフト選びのポイントについて紹介していきます。

ちなみに、個人事業主54人に対して行った調査の結果では、会計ソフト選びの重要視されていたポイントの第1位が「使いやすさでした。

やはり安かろうがどんなにいい機能があろうが、使いにくかったら意味がないというのがユーザーの意見なのでしょう。

各ポイントの説明

・機能面・・・口座との連携機能や請求書発行機能などの付随機能の充実度

・使いやすさ・・・違和感なくスムーズに、直感的に使えるか

・費用面(値段)・・・安いかどうか

費用

会計ソフトは、無料であるにこしたことはないです。

ですが、実際に無料の会計ソフトは使いにくかったり、青色申告に対応していなかったりします。

ですので、有料だけど比較的安い会計ソフトを選択して使うべきというのが筆者の意見です。

今回紹介したような個人事業主(フリーランス)用の会計ソフトは1年間で1万円前後とそこまで高くはありません。

皆さんも、会計ソフトを色々と使っているうちに、「そんな高くないし、有料版の方が絶対良い」と思うときがきっとくるでしょう。

使いやすさ

使いやすさについては、個々人の感覚や経理知識の程度によって異なります。

ですので、実際に使ってみて判断するのが一番であることは間違いありません。

もっとも、一般的に使いやすいといわれるクラウド型会計ソフトfreee、マネーフォワード、弥生オンラインの3種類で比較すると、

freeeは、初心者が使いやすく、マネーフォワード、弥生オンラインはある程度経理知識がある人が使いやすいという評価をよく聞きます。

ちなみに、経理知識がある公認会計士・税理士の筆者は自分の確定申告や法人の会計ソフトでマネーフォワードを利用しています。

初心者経験者
freee
マネーフォワードクラウド会計
弥生会計オンライン

機能

使うユーザーの規模によって必要な機能が変わってきます。

個人事業主や中小企業などにおいては、実はこの機能はあまり重要視しなくても良いと思います。

規模重視すべき機能
個人事業主・売上や費用を極力手間をかけずに集計できるような機能(自動仕訳機能・明細自動取り込み機能)
中小企業・売上や費用を極力手間をかけずに集計できるような機能(自動仕訳機能・明細自動取り込み機能)

・消費税対応

・固定資産台帳機能、固定資産税対応

・給与計算システムなどとの連携

大企業・売上や費用を極力手間をかけずに集計できるような機能(自動仕訳機能・明細自動取り込み機能)

・仕訳のダブルチェック、承認機能

・連結会計対応

・部門、予算などを細かく設定できる機能(管理会計対応)

・給与計算システムなどとの連携

ちなみに、しいて一番重要な機能を上げるとすれば、売上や費用を極力手間をかけずに集計できるような機能(自動仕訳機能・明細自動取り込み機能)があるかどうかです。

いろんな会計ソフトを見てきた筆者からすれば、この機能以外の機能はなくてもなんとかなるので、この機能だけを重視すべきと言いたいところです。

無料の会計ソフトがおすすめの人とは

無料の会計ソフトを利用した方が良い人はどんな人なのでしょうか。

会計ソフトにお金をかけたくない人

会計ソフトにお金をかけたくない人はまずは無料の会計ソフトを利用してみるべきでしょう。

特にまだ利益がでていないような開業したての個人事業主は会計ソフトにはお金をかけたくないと考えていることでしょう。

会計ソフトを使ったことがない人

会計ソフトを使ったことがない人は、まず無料の会計ソフトを利用して会計ソフトはどんなものかを知るべきでしょう。

無料で使ってみた後は、他の会計ソフトがどうなのかなど様々な会計ソフトの比較を実際にしてみると良いと思います。

青色申告ではなく白色申告で良いと考えている個人事業主

青色申告ではなく白色申告を選ぶ人は本当に少ないと思いますし、おすすめはできません。

しかしながら、白色申告をどうしても選ぶという人がいるのであれば、わざわざ有料の会計ソフトを使うべきではないと思います。

今では必ずしもそうとは言えませんが、白色申告はあくまで簡単に確定申告ができるというのがウリです。

そんな簡単な確定申告に対して有料の会計ソフトを使うのはナンセンスと言えるでしょう。

個人事業主・中小企業はクラウド型一択

クラウド型は使いやすさの面でメリットが本当に大きく、個人事業主やフリーランスを中心に圧倒的に支持されています。

ちなみに弊社独自調査によると、今や個人事業主の93%がクラウド型会計ソフト(会計アプリ)を導入していることが判明しています。

クラウド型のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・クレジットカード・各種電子決済・銀行明細データなどと連携

・スマホ・アプリで仕訳をきったり帳簿を管理できる

・とにかく簡単に仕訳・決算・確定申告などがすませられる

・請求書・納品書・見積書などと連携できて便利

デメリット

・画面遷移が遅い時がある

クラウド型のメリット①:クレジットカード・各種電子決済・銀行明細データなどと連携

クラウド型は、クレジットカード・各種電子決済・銀行明細データと自動連携(API連携)することができます。

完全永久無料のクラウド型会計ソフトについて、やよいの白色申告オンライン以外ではこの機能はありません。

ですが、freee、やよいオンライン、マネーフォワードをはじめとする有料のクラウド型会計ソフトでは基本的にこの機能があります。

この機能は非常に便利で、Amazonや楽天での買い物、Suicaで電車にのったときなどもほぼ自動で仕訳まですませることができます

クラウド型のメリット②:スマホ・アプリで仕訳をきったり帳簿を管理できる

PCで会計ソフトをいじるという時代は終わりました。

クラウド型であれば、移動時間にスマホで気軽に経理や仕訳などをすることもできます。

また、領収書などはスマホで撮影すれば自動で仕訳をうつような機能もあります。

クラウド型のメリット③:とにかく簡単に仕訳・決算・確定申告などがすませられる

クラウド型の会計ソフトは、AI機能により自動仕訳や自動データ取り込みができるのみならず、決算や確定申告も手間をかけずに進めることができます。

これは、随時税制改正などの情報が会計ソフト上にアップデートされていたり、電子申告そのものもネット上で簡単にできるようにされていることが理由です。

クラウド型のメリット④:請求書・納品書・見積書などと連携できて便利

クラウド型会計ソフトは基本的に請求書・納品書・見積書などの作成機能も搭載されています。

この機能の便利なところは、それらを作成することで、自動で売上計上ができるところです。

クラウド型会計ソフトでは、様々な必要書類を作成できるようにすることで、その書類と連携させて会計の手間を極限まで減らすような工夫がなされているのです。

クラウド型のメリット⑤:電子帳簿保存法に対応しやすい

電子帳簿保存法は、ペーパーレス化を推進するために、領収書などの書類や帳簿を電子データとしてもっていたとしても、紙の書類や帳簿と同等であるものと認める法律です。

そのため、PDFファイルや写真などのデジタルデータとして保存すれば、紙の書類や帳簿は、不必要にということです。

クラウド型会計ソフトを利用しておけば、電子帳簿保存法に対応した形で電子データの保存ができるように設計されているところも大きなメリットになっています。

クラウド型のデメリット:画面遷移が遅い時がある

クラウド型の会計ソフトはクラウド上のサーバーにアクセスして会計ソフトを操作することになります。

そこで出てくる唯一の弱点が画面遷移速度が少し遅いという問題点です。

ですが、これはタブを複数利用して画面切り替えがスムーズにいくように工夫することで特段デメリットと感じなくなることでしょう。

大規模法人でもインストール型からクラウド型へシフト

クラウド型会計ソフトのその他のメリットとして複数人で同時に経理ができるというメリットもあります。

このメリットを最大限いかせるのが経理を複数人で行っている大規模法人です。

最近では大規模法人でもクラウド型会計ソフトの導入が進んでいるのです。

会計ソフトの分類

よく会計ソフトという呼び方以外に、確定申告ソフト、青色申告ソフト、白色申告ソフトなどと呼ばれることがあります。

基本的に、フリーランスや個人事業主の方が利用する会計ソフトというのは、青色申告ソフト、確定申告ソフトと同じととらえてもらってかまいません。

税理士に丸投げすれば会計ソフトも不要

会計ソフトを導入せずとも確定申告を簡単にすませる方法として、税理士に丸投げしてしまうという方法もあります。

一般的な税理士は、一見さんの個人事業主やフリーランス相手に確定申告代行を行っていません。

クライアントの役員の確定申告をサービスで安くおこなってあげるようなことをしているのが一般的なのです。

しかし、なんとか安く税理士に丸投げできないものかと考える人もいるでしょう。

そこで、個人事業主、フリーランスの方にできる限り安い税理士サービスを紹介できないかと選んできたサービスがこちらになります。

筆者が調べた限り、このサービスより安く確定申告を依頼できるところはありませんでした。

会計ソフトで悩んでいる方でまだ税理士をつけていない方は、少しくらい費用を払ってでもいいので税理士をつけることをおすすめします。

どれだけ自分で税金のことを勉強していても、多くの方が勘違いして、理解してしまっているという現状を筆者もよく見ています。

そういった勘違いを防ぐとともに、情報収集の手間を大幅に防げるのが税理士に依頼する最大のメリットなのです。

以下の税理士事務所は5万円~10万円で確定申告代行を依頼できる非常に格安な税理士事務所です。

みんなの会計事務所の確定申告代行

合計の収入が数百万円程度と低い方は、みんなの会計事務所の確定申告代行サービスを利用いただくと安くなる可能性が高いと思います。

ただし、仮想通貨の収入がある方で、海外の取引所を利用している方には対応していませんので注意してください。

みんなの会計事務所はこちらから

よろしければ、お見積りをとってみてください。

無料にこだわるなら「やよいオンライン(弥生会計オンライン)」で決まり

いかがでしたでしょうか。

個人事業主(フリーランス)が無料の会計ソフト選ぶ時の最善の選択は以下のとおりです。

永久無料であれば「やよい白色申告オンライン」を選ぶべきでしょう。

👇 完全永久無料 👇

やよい白色申告オンライン公式

できる限り長期間無料でお得に会計ソフトを使いたいという方は、「やよい青色申告オンライン」もしくは「弥生会計オンライン」を選んでおけば間違いないでしょう。

👇 1年間無料で使える 👇

やよい青色申告オンライン公式

さらに、法人も1年間無料で利用することができるキャンペーンもあります

👇 1年間無料で使える 👇

弥生会計オンライン(法人用)公式

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